上場高配当低ボラが12月1日上場。日興アセットマネジメントから

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日興アセットマネジメントは、高配当で低ボラティリティなETFを、2015年12月1日に上場すると発表しました。

日興アセットマネジメント
2015/11/11 “高配当”で“価格変動性が低い”スマートベータ型日本株ETF が登場

気になる商品概要は以下のとおり。

上場インデックスファンド MSCI 日本株高配当低ボラティリティ(1399)
・MSCI ジャパン IMI カスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数連動
・信託報酬 年率0.35%(税抜)

「MSCI ジャパン IMI カスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数」という耳慣れないベンチマークですが、高配当と低ボラティリティを目指した日本株式クラスのスマートベータのようです。

MSCI指数パンフレット(P.20)に、同指数のことが掲載されているので、世の中に公開されている指数のようです。

高配当であることに加え、「構成銘柄の指数内での最大ウェイトが1%」という制限があるとのことなので、ファーストリテイリングに10%近く投資する日経平均や、トヨタに5%近く投資するTOPIXよりも、等配分(イコールウェイト)に近くなる感じでしょうか。

個人的に、これにすこし投資してみてもおもしろいかなと思っています。昔から保有していたアクティブファンドのDKA……じゃなかったMHAM株式オープンに見切りをつけて、しばらくサテライト運用部分が配分ゼロになっていますので。

スマートベータに連動するインデックスファンド・ETFも多数出てきていて、鳴かず飛ばずのものもありますが、なかには成果をあげているものが出てきているように思います。(もちろん、投資するとしても、市場価格と基準価額の乖離のチェックは欠かせませんが)

投資家の選択肢が広がることは良いことだと思います。日興アセットマネジメントさんグッジョブ!

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