【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較 2016年12月末
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2016年12月末で比較しました。
※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。
新興国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」です。
「配当込み」インデックス連動では、「野村インデックスファンド・新興国株式」のコストが低く、インデックスとの差異も小さく、相対的に高評価です。
「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」も信託報酬が低く良いのですが、1年リターンと3年リターンがライバルファンドと比べてガクンと低いです。運用報告書によると、ベンチマークである現物株のリターンと株式先物のリターンの差異が要因とのことで、純資産が少ないゆえの先物運用が厳しい結果を招いたと言えそうです。
「たわらノーロード 新興国株式」は、設定からまだ1年未満のため「参考」扱いです。信託報酬が安いので今後に期待です。
「配当除く」インデックス連動では、「eMAXIS 新興国株式インデックス」をはじめ、全般的にリターンで健闘していますが、どのファンドもインデックスとの差異が1%以上乖離しており、インデックスファンドという意味ではイマイチです。
なお、「iFree 新興国株式インデックス」は、ベンチマークが「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」ではなく、「FTSE RAFIエマージングインデックス」であり、他のファンドと異なります。いわゆるスマートベータであり、比較対象に入れるかどうか迷うところですが、「参考」扱いとして入れました。
新興国株式クラスは、ずば抜けて低コストなインデックスファンドがなく混戦模様です。
そういう意味では、投信ではありませんが、東証上場の国内ETF「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」(銘柄コード:1681)も、信託報酬がわずか年率 0.25%(税抜)と低コストであり、検討の余地があるかもしれません。
他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
<ご参考>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
新興国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」です。
「配当込み」インデックス連動では、「野村インデックスファンド・新興国株式」のコストが低く、インデックスとの差異も小さく、相対的に高評価です。
「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」も信託報酬が低く良いのですが、1年リターンと3年リターンがライバルファンドと比べてガクンと低いです。運用報告書によると、ベンチマークである現物株のリターンと株式先物のリターンの差異が要因とのことで、純資産が少ないゆえの先物運用が厳しい結果を招いたと言えそうです。
「たわらノーロード 新興国株式」は、設定からまだ1年未満のため「参考」扱いです。信託報酬が安いので今後に期待です。
「配当除く」インデックス連動では、「eMAXIS 新興国株式インデックス」をはじめ、全般的にリターンで健闘していますが、どのファンドもインデックスとの差異が1%以上乖離しており、インデックスファンドという意味ではイマイチです。
なお、「iFree 新興国株式インデックス」は、ベンチマークが「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」ではなく、「FTSE RAFIエマージングインデックス」であり、他のファンドと異なります。いわゆるスマートベータであり、比較対象に入れるかどうか迷うところですが、「参考」扱いとして入れました。
新興国株式クラスは、ずば抜けて低コストなインデックスファンドがなく混戦模様です。
そういう意味では、投信ではありませんが、東証上場の国内ETF「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」(銘柄コード:1681)も、信託報酬がわずか年率 0.25%(税抜)と低コストであり、検討の余地があるかもしれません。
他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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