VTI 年0.04%、VOO 年0.04%、BND 年0.05%!バンガードのETFとインデックスファンド、さらに19銘柄の経費率改定
バンガードより、「2017年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定」のお知らせが出ています。
今年2月に引き続き、日本のインデックス投資家に人気の VTI や VOO や BND を含む19銘柄のETFとインデックスファンドの経費率が改定されています。もちろん、“超”低コストです!
・VXF バンガード®・米国エクステンデッド・マーケットETF
経費率 年0.09% → 0.08% (2017年4月27日付)
・VUG バンガード・米国グロースETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VV バンガード・米国ラージキャップETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VO バンガード・米国ミッドキャップETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VOT バンガード・米国ミッドキャップ・グロースETF
経費率 年0.08% → 0.07% (2017年4月27日付)
・VOE バンガード・米国ミッドキャップ・バリューETF
経費率 年0.08% → 0.07% (2017年4月27日付)
・VOO バンガード・S&P500ETF
経費率 年0.05% → 0.04% (2017年4月27日付)
・VB バンガード・スモールキャップETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VBK バンガード・米国スモールキャップ・グロースETF
経費率 年0.08% → 0.07% (2017年4月27日付)
・NAESX バンガード・スモール・キャップ・インデックス・ファンド
経費率 年0.20% → 0.18% (2017年4月27日付)
・VBR バンガード・米国スモールキャップ・バリューETF
経費率 年0.05% → 0.07% (2017年4月27日付)
・VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
経費率 年0.05% → 0.04% (2017年4月27日付)
・VTSMX バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド
経費率 年0.16% → 0.15% (2017年4月27日付)
・VTV バンガード・米国バリューETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VEA バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BIV バンガード・米国中期債券ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BLV バンガード・米国長期債券ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BSV バンガード・米国短期債券ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BND バンガード・米国トータル債券市場ETF
経費率 年0.06% → 0.05% (2017年4月26日付)
(出典:バンガードWEBサイト)
ただでさえ低いETFの経費率が、さらに低くなっています。ETFは年0.1%以下です。また、ETFではなくインデックスファンドである VTSMX や NAESX の経費率も下がっています。合計18銘柄の経費率が下がっています。
一方で、今回1銘柄(VBR)は経費率が上がっています。バンガードではあらかじめ明記されているとおり、経費率は毎年更新され、その銘柄の運用残高が増えればが低下し、残高が減少した場合は上昇する可能性があります。
実際に、バンガードでも経費率が上昇する銘柄もぼちぼち出てきています。米国では手数料競争は「ひと段落」ということでしょう。
とはいっても、日本の商品と比べると、“超”低コストな水準であることには変わらないと思います。海外ETFであるバンガードETFに投資することで、米国の投資家による純資産拡大の恩恵を、日本にいながら受けることができます。
さらに、確定申告を行なうことで、分配金に対して米国と日本で二重課税された分を一部取り返すこと(外国税額控除)ができます。これは国内籍のインデックスファンドではできないことです。
先日も、確定申告によりかなりの金額を取り戻すことができました。(ただし、二重課税分をどれだけ取り戻せるかは置かれた環境により異なります。詳しくは、お近くの税務署か税理士にご確認ください)
日本の証券会社においてバンガードETFは、売買や税務処理が「米国株式扱い」になります。国内ETFや投資信託とは違い、少々割高な売買手数料と手間がかかります。WEBや書籍等の情報も少ないです。ある程度知識と経験がある方向けの商品だと思っています。
そのうえで、バンガードETFを活用すれば、このうえなく低コストなインデックス投資を行なうことができます。私も活用させていただいています。
バンガードさん、ありがとうございます!
<ご参考>
バンガードの海外ETFは、以下から口座開設できます(無料)
・楽天証券
・SBI証券
・マネックス証券
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・VUG バンガード・米国グロースETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VV バンガード・米国ラージキャップETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VO バンガード・米国ミッドキャップETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VOT バンガード・米国ミッドキャップ・グロースETF
経費率 年0.08% → 0.07% (2017年4月27日付)
・VOE バンガード・米国ミッドキャップ・バリューETF
経費率 年0.08% → 0.07% (2017年4月27日付)
・VOO バンガード・S&P500ETF
経費率 年0.05% → 0.04% (2017年4月27日付)
・VB バンガード・スモールキャップETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VBK バンガード・米国スモールキャップ・グロースETF
経費率 年0.08% → 0.07% (2017年4月27日付)
・NAESX バンガード・スモール・キャップ・インデックス・ファンド
経費率 年0.20% → 0.18% (2017年4月27日付)
・VBR バンガード・米国スモールキャップ・バリューETF
経費率 年0.05% → 0.07% (2017年4月27日付)
・VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
経費率 年0.05% → 0.04% (2017年4月27日付)
・VTSMX バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド
経費率 年0.16% → 0.15% (2017年4月27日付)
・VTV バンガード・米国バリューETF
経費率 年0.08% → 0.06% (2017年4月27日付)
・VEA バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BIV バンガード・米国中期債券ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BLV バンガード・米国長期債券ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BSV バンガード・米国短期債券ETF
経費率 年0.09% → 0.07% (2017年4月26日付)
・BND バンガード・米国トータル債券市場ETF
経費率 年0.06% → 0.05% (2017年4月26日付)
(出典:バンガードWEBサイト)
ただでさえ低いETFの経費率が、さらに低くなっています。ETFは年0.1%以下です。また、ETFではなくインデックスファンドである VTSMX や NAESX の経費率も下がっています。合計18銘柄の経費率が下がっています。
一方で、今回1銘柄(VBR)は経費率が上がっています。バンガードではあらかじめ明記されているとおり、経費率は毎年更新され、その銘柄の運用残高が増えればが低下し、残高が減少した場合は上昇する可能性があります。
実際に、バンガードでも経費率が上昇する銘柄もぼちぼち出てきています。米国では手数料競争は「ひと段落」ということでしょう。
とはいっても、日本の商品と比べると、“超”低コストな水準であることには変わらないと思います。海外ETFであるバンガードETFに投資することで、米国の投資家による純資産拡大の恩恵を、日本にいながら受けることができます。
さらに、確定申告を行なうことで、分配金に対して米国と日本で二重課税された分を一部取り返すこと(外国税額控除)ができます。これは国内籍のインデックスファンドではできないことです。
先日も、確定申告によりかなりの金額を取り戻すことができました。(ただし、二重課税分をどれだけ取り戻せるかは置かれた環境により異なります。詳しくは、お近くの税務署か税理士にご確認ください)
日本の証券会社においてバンガードETFは、売買や税務処理が「米国株式扱い」になります。国内ETFや投資信託とは違い、少々割高な売買手数料と手間がかかります。WEBや書籍等の情報も少ないです。ある程度知識と経験がある方向けの商品だと思っています。
そのうえで、バンガードETFを活用すれば、このうえなく低コストなインデックス投資を行なうことができます。私も活用させていただいています。
バンガードさん、ありがとうございます!
<ご参考>
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・楽天証券
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