EDIT YOUR COMMENT ここで言う「効率的」とは「効率的市場仮説」の効率的を指す物とします。 「偉くない市場」「情けない人間」と言うのはある意味言えると思います。 ジョージ・ソロスの言う「市場は常に間違っている」って言うのもこれに近いかも知れません。 実際にバブルが起きると必ずと言っても良いほど、市場関係者の相場に対する考え方が偏ってきて、各経済指標や過去のデータからでは想像も付かないような異常値が出るのは今でも同じです。 ただ、効率的市場仮説が間違っていると言ってしまうと、米国株式市場以上に効率的なマーケットとして外国為替(長期の場合は)が有りますが、これについては山崎氏は2通貨間で金利差が生じてもプロ同士が参加してるマーケットではっきりと差がつくのは不自然では!と言っています。 実際に世界一高金利を提供しているジンバブエドルが急落しているのを見れば効率的(我々のレベルで言う効率的市場仮説は正しい)と考えて差し支えないでしょう。 外国為替がプロ同士で、米国株式市場がドングリの背比べって言う所が???です。 ここで、行動ファイナンス的な(ちょっと嘘っぽいですが・・・)言い方をすると、立川市にあるXXXXセンターの人は「株主優待は有利です」とか、ちょっと前にあった円キャリーをやった事がある人は「高金利通貨は有利です」とか、転換社債型新株予約権付き社債(以下CB)は発行体の倒産が無ければ株式よりも安全で有利ですとか・・・ これって、おまけが有ると得した気分になるのが人間の性ですが、効率的なマーケットでは相場に織り込まれて、有利不利とは一概には言えない水準に価格が決まってくる筈です。 この辺りを山崎氏が「偉くない市場」「情けない人間」的な感じで本を出してくれて、解説してくれると面白いと思います。 Secret SEND DELETE