「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」11月分の投資を実行

「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」11月分の投資を、本日11月30日に行ないました。
<ご参考>ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法とは?

今月は、月の中ではまあまあいいところで投資できたと思います。
また、先月10月は、ダイヤモンドオンラインからのシリーズ記事転載のアップ期間真っ最中で、投資報告を忘れていましたが、あわせてやったことをご報告します。

積み立て投資信託は、以下の4本です。

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日米の機関投資家によるETF利用状況

モーニングスターに、日米の機関投資家によるETF利用の状況が掲載されていました。

モーニングスター [ 特集 ]
プロが明かす機関投資家のETF投資最新トレンド、QE2や日銀のETF購入で「変化」

米資産運用大手ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSgA)による、機関投資家向けのETFセミナーの様子をまとめたレポートのようです。
2ページにわたる文字びっしりのレポートで読み応えがあります。
個人的に気になったポイントと所感を書いておきます。


・日米の金融政策が機関投資家によるETFの売買動向に大きな影響を与えた
・金融法人は08年の金融危機以降に株式の投資比率を引き下げたところが多かったが、QE2でインフレ懸念が高まったことからポートフォリオの分散を図るためにETFを利用したいとの問い合わせが増えた

(水瀬コメント)
米国はETF天国です。
世界金融危機の最中は、米国市場の売買代金の6割をETFが占めたりしていましたからね。
機関投資家も活用しているようです。


・機関投資家がETFを利用するうえで日銀のETF購入が心理的な安心感につながっているほか、ETFの認知度向上に貢献している
・銀行や損害保険会社が先行していたが、昨年末から今年にかけて生命保険会社や地方銀行も積極的に外国ETFを利用するようになった

(水瀬コメント)
日本の機関投資家も、ETFを利用するようになってきたとのこと。
ただし、「海外ETF」(外国市場に上場されているETF)のようですが。


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ポートフォリオの要!日本債券インデックスのリスクが拡大中!?

STAMインデックスシリーズやeMAXISシリーズの日本債券インデックスに採用されている「NOMURA-BPI 総合」のデュレーションが長くなってきているというレポートです。

ニッセイ基礎研究所 ニッセイ年金ストラテジー
2011年11月号(vol.185) 拡大する債券ベンチマークのリスク~NOMURA-BPI 総合のデュレーションは7年に~

詳しくは上記レポートをご覧いただきたいのですが、1985年には4年だったデュレーションは、機関投資家のニーズを踏まえる形で超長期(20年・30年・40 年)国債が大量発行されるようになり、遂に7年を超えたとのこと。
その結果、日本債券クラスのリスクが実際には拡大しているのではないかというのです。

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梅屋敷インデックス飲み会で「インデックス投資のいちばんのメリット・いちばんのデメリットは?」

先日、我が町梅屋敷にインデックス投資家さん等をお招きして飲み会をやりました。

集まったメンバーは相互リンクブロガーさんを中心に以下のとおり。

・深田晶恵さん (お金のおけいこ。
・じゅん@さん (投信で手堅くlay-up!
・とよぴ~さん (カウンターゲーム
・ゆうきさん (ホンネの資産運用セミナー
・吊られた男さん (吊られた男の投資ブログ
・じろらもさん (とあるサーファーのインデックスWAVE
・kenzさん (インデックス投資日記@川崎
・水瀬ケンイチ(幹事) (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
計8名

「梅屋敷インデックス飲み会」は相互リンクブロガーの方々にお声がけして始めた集まりですが、回を重ねるごとに人数が増えすぎてきたため、また、新しいかたもお招きしたいため、回数を分けて人数を絞っての開催にしています。
今回はゲストとして、FPで生活設計塾クルー取締役の深田晶恵さんにもお越しいただき、8名でじっくり話しました。

投資やブログについてだけでなく、社会情勢から結婚(!)のお話までいろいろな話が飛び出しました。
ああいう場では、プライベートな話や「ここだけの話」も多く出てくるので、そのすべてを公開することは憚られます。
でも、それだと後日のブログ記事が「楽しかったです」というような感想だけになり、ブログ読者の方々からすると何も面白くないということになりがちです。

そこで、参加者の皆さんには事前に、公開前提の「共通テーマ」として「インデックス投資のいちばんのメリット、いちばんのデメリットは何だと思うか?」という質問について答えを考えてきてもらい、発表してもらいました。それを公開します。

インデックス投資の実践者たちは、どんなことにメリットを感じ、どんなことにデメリットを感じているのでしょうか?

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コントロールできることとコントロールできないことを知る

将来のことが確実に分かる人は、この世の中のどこにもいません。

投資においてもそれは同じことです。将来のことは誰にも分かりません。
こういっては元も子もないですが、運任せの部分が多々ある分野だと思います。
だから、何も考えずに適当に投資しても、非合理的な投資をしても、儲かることがあります。

ただ、将来のことは分からなくても、投資成果に関して自分でコントロールできる部分とコントロールできない部分があると思います。
インデックス投資の場合は、コントロールできる部分として、ファンドの信託報酬等のコストやアセットアロケーションによるリスクなどがあると思います(リスクに関しては「ある程度」ですが)。

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【あと5日】 運用会社に投信ブロガーの意思を伝えるチャンス!

個人投資家の手作りアワード、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」の投票があと5日で締め切られます。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」 公式WEBサイト

私は投票開始早々に投票しました(該当記事)が、投信のことをブログで取り扱っているブロガーさんで、まだ投票されていないかたはいらっしゃいませんか?

普段ブログの中で「このファンドがいい」「こんなファンドはだめだ」というご意見を書かれることもあるかと思います。
販売側の都合(手数料が儲かるからとかとか系列の運用会社だからとか)に惑わされず、個人投資家がよいと思うファンドを直接表彰することも、自分たちでよりよい投資環境を作り出していくひとつの方法だと思います。

投票期限まであと5日です。
ぜひ投票して、自分たちの意思を金融業界に伝えましょう!

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貸株人気が意味するものは深い

ネット証券の貸株サービスが人気を集めているそうです。

【日経新聞2011年11月23日朝刊14面より引用】
貸株人気が意味するもの
個人投資家が株式をネット証券に貸す取引が人気を集めている。貸株代として比較的高い金利が付くためで「長期保有の銘柄を貸株に回す個人が多い」(SBI証券)。
カブドットコム証券で年率1%以上の金利が付く銘柄は9月で20だったが、足元では25まで増え過去最高を更新中。SBI証券も24日から対象銘柄を増やす。
【引用おわり】

貸株サービスがどのようなものかは、ネット証券各社のWEBサイトをご覧ください(例えばSBI証券はこちら
インデックス投資家でも、例えばTOPIXに連動するETFなどを保有する際に、貸株サービスを利用して金利を得ることができます(対象銘柄は証券会社によります)。

ちなみに、私は個人的判断により貸株サービスは利用していません。
市場リスクに加えて、余計な信用リスクを背負いたくないからです。
それは横に置いておいて、上記記事ではっとさせられたのは、引用部分に続く以下の点でした。

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え~?楽天証券でMMF新規買付停止

楽天証券から残念なお知らせです。

楽天証券 お知らせ
2011/11/22 MMF(マネー・マネージメント・ファンド)新規買付の停止について

2011年12月24日をもって、MMFの新規買付を停止するそうです。
理由は金利低下に伴う取引量および残高の減少とのことです。

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あのウォーレン・バフェット氏が初来日、しかも福島に

まさかこのような写真を見る日が来ようとは!

ウォーレン・バフェット氏初来日!
ロイター2011/11/21より)

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「失われた20年」なのに、日米の実質GDP成長率は同じ!?

Google Labs - Public Dataで遊んでいたら、ちょっと意外なことに気づきました。

世界銀行のいろいろなデータを簡単にグラフ化できるツールなんですが、まずこれを見てください。
1961年から2010年までの日本、米国、中国の「GDP」(国内総生産)推移です。

GDP推移
GDP推移(1961~2010年)
(Google Labs - Public Dataより。USドルでの名目GDPで、物価変動の影響は考慮されていません)

よく見かけるグラフですね。
米国がぶっちぎりの1位ですが、最近、日本が中国に追い抜かれ、中国が世界第2位の経済大国になったというお話は、もはや食傷気味かもしれません。
日本の直近のGDPは、1995年頃と同じくらい。
「失われた20年」などと言われ、もうダメだなぁというイメージが刷り込まれているかもしれません。

ところが、視点を変えて、「実質GDP成長率」の推移を表示してみたところ……

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「絶対収益を目指す」ということ

最近、「絶対収益」という言葉をちらほら見かけるようになりました。

相場低迷時に「絶対収益」という言葉に注目が集まるのは、いつものことですし、投資家心理として無理からぬことだと思います。

絶対収益が実現すると信じているかたは、ヘッジファンドを買っているようです。
Yomiuri Onlineの「ランキングで読み解く投信」によると、10月の投資対象による分類別資金増減額ランキングの第2位にヘッジファンド型が入っているとのこと。

上記コラムには、「収益のうちの20%などを運用の成功報酬として信託報酬に加算する一方、損失が出た場合には運用が失敗したというペナルティはない、投資家にとって非対称の報酬システムを採用しているものもあります」とあります。
相場低迷時だけでなく相場上昇時にも、高コストに見合う収益を継続して上げられるのかを、厳しく見ていく必要があると思います。

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日経ウーマンオンラインに掲載されました

日経ウーマンオンラインに、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーと水瀬が掲載されました。

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第4回インデックス投資ナイトのチケット販売開始!

「第4回インデックス投資ナイト」のチケット販売が今年も始まったようです。

第4回インデックス投資ナイト


インデックス投資ナイトは、個人投資家有志による手作りイベントで、毎年1月に開催されています。
以下、イベント公式サイトプレスリリースより抜粋。

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続・名刺になんて書こうか

小難しい話が続いたので雑談です。ご興味があるかただけご覧ください。

最近ごぶさただった、個人投資家の集まりにまた顔を出すことが増えてきたので、個人名刺が一気になくなりました。
今回、名刺を作成するにあたって、まず何者と名乗るか、つまり肩書き部分を変えてみようと思います。

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「国際のETF VIX中期先物指数」が上場。これは暴落に備えたお守りになる?

国際投信が、S&P VIX中期先物指数連動ETFを12月1日に大証へ上場するとのことです。

モーニングスター ニュース
2011/11/11 国際投信がS&PVIX中期先物指数連動ETF「国際のETF VIX中期先物指数」を大証上場へ

商品概要は以下のとおり。

国際のETF VIX中期先物指数
 S&P VIX中期先物指数連動(円換算)・信託報酬年率0.378%以内

既に、同様の指数に連動するETF「iPath® VIX中期先物指数連動」(2029)が出ていますが、信託報酬は年率0.89%です。「国際のETF VIX中期先物指数」の信託報酬は年率0.378%以内なので、こちらの方が低コストです。
また、同じ国際投信から、VIX短期先物指数に連動するETF「国際のETF VIX短期先物指数」(1552)が出ていますが、これの中期先物版ということになります。


ただ、モーニングスターの記事に書いてあることは、ちょっと注意が必要です。

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非合理な自分を逆手にとって投資を続ける「仕掛け」を作る

投資を続けるための工夫についての、面白いコラムがありました。

楽天証券 山崎俊輔「『なんとなく』から卒業!実践・資産形成術」
2011/11/09 第9回 老後資金準備を減らさない工夫をさらに考える

詳しくは上記コラムをご覧いただきたいのですが、無理やりまとめると……

老後資産形成は取り崩さないことも重要だが、根性論ではうまくいかない。
(1)証券口座×投信で運用すると解約に日数がかかり面倒くさくなる
(2)確定拠出年金、国民年金基金等の原則解約できないところで運用する
(3)老後資金準備のための積立額は無理のない範囲で設定、残りの金額でしっかり生活を行えるよう家計管理に注意
など、合理的ではない自分を逆手にとって資産形成を行えるような「仕掛け」を作るといい。

こんな感じでしょうか。

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個人投資家の交流会のすすめ

ここ最近ごぶさただった、個人投資家の集まりにまた顔を出すことが増えてきました。

私が投資を始めた頃(10年くらい前)は、孤独でした。
個人投資家同士のネットワークを持っていませんでしたし、そういう場も見つけられませんでした。
そこで、個人的にお会いしたいと思っていたブロガーの方々にお声がけをして、梅屋敷で交流会を開いてきました。
ブロガーのかたなら、相手がどのような人物かわかります。
逆に、何の情報もなければ相手を認識しようがありません。まさにブログが履歴書代わりになるといったところでしょうか。

現在は、自ら履歴書を携えて必死に投資家を探しに行かなくても、自然に投資家が集まる「場」ができ始めています。

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【第8回】 最後に教えます!金融のプロは教えてくれない「インデックス投資を続けるコツ」

金融のプロに騙されない等身大の資産作り

 インデックス投資は、最初に積み立ての設定をしてしまえば、毎月の作業が自動化できます。つまり投資家としては資産をただ持っているだけで、「何もしない」時間がほとんどになります(年に1回のリバランスは必要ですが)。

 何もしないということは、本来簡単なことのはずです。

 でも、この情報化社会では、TV・新聞・PC・スマートフォン等から、次々と情報が流れ込んできます。いざ相場下落の情報が流れてくると、どうしても自分の保有資産の損失額が気になりだします。

 特に、2008年のリーマン・ショックに端を発した世界金融危機の時や、本コラム執筆時点(2011年10月8日)では、新聞は連日「世界同時株安」「最安値更新」などと、まるでこの世の終わりのようなトーンの報道ばかりしています。

 いっそ保有ファンドを全部売ってしまい、損失を食い止めたいという衝動に駆られることもあるでしょう。

 実は、そんな不安な気持ちに打ち勝ち、インデックス投資を長く続けるためのマインド面の「コツ」があります。

 これは金融機関では教えてくれないことです。なぜなら、投資家の不安心理こそが、金融機関の商売の種でもあるからです。

 投資家の不安心理につけこみ、「損失が出ているファンドは売却して、今後有望なこちらの新しいファンドに乗り換えて取り戻しましょう」などと言って、金融商品の売買を促進することで、金融機関は手数料収入を得られるわけです。


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【第7回】 「ネット証券、積み立て、ほったらかし」で楽ちんインデックス投資生活を始めよう!

金融のプロに騙されない等身大の資産作り

 インデックス投資の下準備がいろいろ整ったところで、いよいよインデックス投資の実践です。

「どこ」で投資すればいいのか!?

 インターネットで取引をおこなう「ネット証券」です。では、どこのネット証券がいいのか?

 証券会社や銀行など、投資信託を買える金融機関は山ほどありますが、実は、第6回のコラムでご紹介したおすすめインデックスファンド(CMAMインデックスファンドeシリーズ、eMAXISシリーズ)がすべて購入できる証券会社はたった3社に限られています。

 具体的には、SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券の3社です(2011年9月29日現在)。

 上記ネット証券のうちどこを選ぶかですが、既に私たちは購入する商品やその割合を自分で決められるので、実は証券会社の役割はそれほど重要ではありません。ネット証券が力を入れている情報配信や投資信託選択ツール、トレーディングツールなどは、インデックス投資の場合、ほとんど使いません。お目当てのインデックスファンドが購入できさえすればいいのです。

 しいて言えば、ご自分のメインバンク(給与振込口座等)からの「即時入金サービス」に対応しているかどうかです。

「即時入金サービス」というのは、銀行から証券会社へ、無料かつ即時に入金できるサービスのことです。長い運用期間中、これができるととても快適です。

 細かく言えば、ポイントサービスやモバイル対応等いろいろ違いはあるのですが、これはもう趣味の問題かもしれません。調べてみてお好きなところを選んでください。ちなみに、私自身は楽天証券をメイン証券として使っています。

「いつ」投資すればいいのか!?

 それは「毎月」です。
 インデックスファンドの購入方法については、当コラムでは「積み立て投資」をおすすめします。

 思い出してください。第2回のコラムで、インデックス投資をする前に「生活防衛資金」を生活費の2年分以上確保することがとても重要であるというお話をしました。生活費は人によって違うので金額はまちまちでしょうが、少なくとも何百万円くらいにはなるはずです。

 それを別途確保した後、手元に投資資金として大金を自由にできるかたはそうそういないでしょうから、給料など毎月の収入の中から、投資資金を捻出する「積み立て投資」が現実的だと思います。

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【第6回】 インデックス投資に必要な投資信託は3000本以上ある中のたった4本、ズバリこれ!

金融のプロに騙されない等身大の資産作り

 アセットアロケーション(資産配分)が決まったら、いよいよ商品選びになります。

 インデックス投資をするための金融商品には、大きく分けて「インデックスファンド」「国内ETF」「海外ETF」の3種類があります。どれを使ってもインデックス投資はできるのですが、本連載が想定している読者は、投資に興味はあるけれど未経験、もしくは投資の初心者です(と編集K氏にきつく言われています…汗)。

 私は、インデックス投資初心者のかたには、ズバリ、「インデックスファンド」をおすすめします。なぜなら、利便性が高く手間がかからない、言い換えれば、いちばん楽ちんなインデックス商品だからです。


インデックスファンドってどんな商品?そもそも投資信託って何!?

 そもそも、投資信託とは、多くの投資家から集めた小さな資金をひとつの大きな資金にまとめて、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。株と比較すると、小額から投資可能なうえに、さまざまな銘柄に分散投資できるというメリットがあります(分散投資の効果は第3回参照)。

 この投資信託が、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の二つに分類されます。

 市場平均に連動することのみを目指して運用されるのが「インデックスファンド」、それに対して、より大きな投資収益(市場平均を上回る投資収益率)を目指して運用される「アクティブファンド」です。

 この説明だけだとイメージ的に、「なんだ、インデックスファンドは儲からなさそうだな」という感じがするかもしれません。

 ですが、連載第1回でもご説明したとおり、ウォール街の金融のプロでも市場平均(インデックス)にはなかなか勝てません。アクティブファンドのおよそ7割はインデックスに負けているというのが、知る人ぞ知る金融業界の常識です。

 このことは、できれば利幅が大きい(=投資家からしたらコストが高い)アクティブファンドを売りたい金融業界にとって非常に不都合なので、インデックスファンドは意図的に個人投資家の目にあまり触れないような奥深い場所に置かれています。

 それを本コラムでは、ぐいぐいと引っ張りあげてきます。


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【第5回】 保有資産の値動きの9割を決める資産配分の「肝」は意外にも日本債券だった!

金融のプロに騙されない等身大の資産作り

 前回の連載(第4回 保有資産の値動きの9割がこれで決まる!? アセットアロケーション(資産配分)を簡単に計算する)の内容が、とても重要だったので簡単に振り返ります。

 アセットアロケーション(資産配分)で保有資産の値動きがほとんどが決まってしまうこと、自分のリスク許容度(耐えられる最大損失金額)の範囲内でアセットアロケーションを作ること、そして、保有資産の期待リターンとリスクを自動計算してくれる超便利ツール(しかも無料!)を使った、株式クラスのおすすめアロケーション2つについて、お話ししました。


値動きの派手な株式に目が行きがちだが、実は重要だった日本債券の組み入れ比率

 さて、今回はアセットアロケーションの決定の「肝」をお話したいと思います。それは、ズバリ「日本債券」です。

「なんだ、肝とか言う割には地味だな…」とお思いになるかたもいらっしゃるかもしれません。なぜなら、債券は株式に比べると期待リターンが低く、特に日本では長期間にわたって低金利が続いているからです。

 インデックス投資ブログでも、議論が華やかなのは主に株式クラスの中身についてです。例えば、世界の株式時価総額比率(世界市場ポートフォリオ)がよいとか、それより世界のGDP比率がよいとか、いや将来の新興国の成長を織り込んで新興国株式中心がよいとか、喧々諤々の議論が行なわれています。もちろん、それはそれで有意義なことではあります。

 しかしながら、投資が趣味でも仕事でもない普通の個人投資家にとっては、株式クラスの中身を細かく検討することよりも、日本債券をどの程度組み込むかを検討することの方が、実は、はるかに影響が大きいのです。


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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」に投票しました

個人投資家の手作りアワード、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」の募集が本日より始まりました。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」 公式WEBサイト

このアワードは、証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というものです。

毎年この季節になると投票が始まり、来年1月に結果が発表されます。
今回はもう5回目になります。
詳しい投票ルールは、上記公式WEBサイトをご覧ください。

さっそく、私も投票しました(^^)/

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【第4回】 保有資産の値動きの9割がこれで決まる!?アセットアロケーション(資産配分)を簡単に計算する

金融のプロに騙されない等身大の資産作り

 ここに、衝撃のデータがあります。

『国内追加型公募投信の資産分配型ファンドにおけるポリシー・アセットアロケーションの説明力は、(1)リターンの時系列変動に関しては約90%、(2)ファンド間のリターン格差に関しては約70%、(3)ファンド間のリスク格差に関しては約95%、(4)リターン水準に関しては約95%である』(「ポリシー・アセットアロケーションの説明力」小松原宰氏)

 急に難しい言葉が出てきてなんのこっちゃ?と思われたかもしれませんが、投資家の資産運用において、とても重要なことが書かれています。

 要するに、『投資成果はアセットアロケーション(資産配分)でほとんど決まってしまう』ということです。もっと簡単にいうと、投資資金を大まかな資産の種類(国内外の株・債券など)にどれぐらいの割合で投資するのかによって保有資産の値動きがほぼ決まってしまうということです(正確には「ほぼ説明できる」ですが)。


銘柄選びや売買タイミングよりも、どの資産にどんな割合で投資するかが重要だ!

 実は、金融のプロの間では、このことは半ば常識になっています。「え?そんな話聞いたことないよ。銘柄選択とか売買タイミングが重要じゃないの?」というかた、いらっしゃるのではないでしょうか。

 証券会社やマネー誌の発信する情報は、「次に騰がる銘柄はズバリこれ!」とか「投信分配金利回りランキングベスト10!」とかそんな情報ばかりで、アセットアロケーションの重要性についての情報など私たちの耳にはほとんど入ってきません。これは、いったいどういうことでしょう?

 それは、金融機関が売りたい商品と、投資家が必要な商品が違うからです。金融機関は、投資家のアセットアロケーションがどうなっていようがお構いなしです。自社の利益となる商品、利幅が大きな商品を勧めるだけです。むしろ、投資家がアセットアロケーションの重要性に気づいてしまうと、売りたいものが売れなくなるので困るかもしれません。

 一方、投資家が必要な商品は、本来、金融機関のおすすめ商品とは関係がありません。個々人が目指すアセットアロケーションを作るために、必要なアセットクラスの商品を自分で選んでいくのが本来の形です。

「アセットアロケーションとやら重要なのは分かったが、実際にどうやって決めればいいの?」という疑問が当然出てくると思います。

 インデックス投資の観点で、アセットアロケーションを丹念に研究してきた結果、アセットアロケーションの決定方法には、「ひとつの大前提」と、大まかに「2通りの方法」があるようだということが分かってきました。

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