全世界株式ETFの信託報酬が0.22%へ!バンガードETF(VSS・VT・VWO)の信託報酬値下げ

バンガード・インベストメンツ・ジャパンの発表によると、バンガードETF(VSS・VT・VWO)のエクスペンスレシオ(信託報酬)が値下げになります。

対象銘柄は、人気の全世界株式ETFのVTや、新興国株式ETFのVWOを含む、以下のとおり。

・バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS)
 信託報酬 年率0.33% → 0.28%
・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
 信託報酬 年率0.25% → 0.22%
・バンガード・MSCI・エマージング・マーケットETF(VWO)
 信託報酬 年率0.22% → 0.20%

なんなんでしょう、この“超”低コストは!
今や、たった年率0.22%で全世界株式(大型・中型・小型)に投資できる世の中になりました。
もともと低コストだったバンガードETFも、ついにここまで来たかという感じです。


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「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」2月分の投資を実行

「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」2月分の投資を、本日2月28日に行ないました。
<ご参考>ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法とは?

今月は、月初から国内外の株価がずっと上昇していましたので、買いにくかったですね。
昨日、一息ついたみたいだったので、この辺で投資しました。
しかし、月内では高値圏のいまいちな買い物でした。1ヶ月の中でさえ投資のタイミングを図るのは難しい…。

積み立て商品は、以下の4本です。

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バンガードが考える「投資の世界で最も一貫性のある現象」

先週末、「バンガード・ニュースレター 第31号」が届きました。

そこに興味深いことが書いてありました。
バンガード曰く、「投資の世界で最も一貫性のある現象」についてです。

【バンガード・ニュースレター 第31号より引用】
●ここ10年間市場のパフォーマンスは以前の平均以下ですが、それでもまだ「投資をし続ける」ことがよいアドバイスだと思いますか?

ご質問の答えは「Yes」です。実際、株式に対するポジティブなリターンがこの先あと10年ないとしても、私自身は可能な限り株式市場に投資し続けるつもりです。それは、これまでの歴史を振り返ると、私たちは大きな上げ相場に乗り遅れる傾向があるからです。

投資の世界で最も一貫性のある現象のひとつは、数学者が「平均回帰性」と呼んでいるものです。市場低迷期の直後にしばしば非常に強い反発が起こるのは、これでだいたい説明できます。2009年初頭、市場が「底を打った」後で株式投資家が経験したリターンを思い出して下さい。S&P 500インデックスやダウ平均は米国株式のパフォーマンスを計る良い指標ですが、この2つのインデックスはその年の4月から12月までには30%以上上昇しました。
【引用おわり】

なるほど。
投資の世界で最も一貫性のある現象のひとつとして、「平均回帰性」があげられています。そんなに一貫性があるの?そもそも、平均回帰性とは何でしょう?それは……

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日経新聞でETFが大きく取り上げられる。認知度向上にまた一歩

2012年2月22日の日経新聞朝刊に、ETFの紹介記事が大きく掲載されていました。

日本経済新聞2012年2月23日朝刊19面

ETF(正確には国内ETF)の概要についてとてもよくまとまっていたので、本当はすぐにでもブログで紹介したかったのですが、記事が全体にわたってETF概要だったので、ほとんど全文掲載になってしまいそうでした。
さすがにそれではいかんだろうと、どうまとめようか悩んでいるうちに週末になってしまいました(汗)

すると本日、日経電子版にこの記事が掲載されているのを発見しました。
それを見ていただくのが、いちばんよいと思いますので、どうぞ。

日経電子版 > マネー > 資産力UP > 投資の知恵袋 Money&Investment
2012/2/25 ETF、広く手堅く分散 商品充実、株感覚で売買
(大人の事情で記事に直接リンクできません。お手数ですが上記リンクから辿ってください)

記事の内容は、上記記事をご覧いただければと思います。
そもそもETFとは何か、市場規模、ETFと投資信託の違い、コスト、ラインナップ、最近の動向、取引時の注意点など、全般的なETF概要になっています。
商品概要としては、過不足なく、とてもよくまとまっていると思いました。

国内ETFには、「市場価格と基準価額の乖離」等、まだ課題があると思っていますが、まずは投資家の認知度向上からです。今は一歩一歩前進していくフェーズでしょう。
まだまだマイナーな国内ETFについて、基本的な内容が全国紙に大きく取り上げられるのは、よいことだと思います。

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周りからの評価が豹変

ブログ運営について、Twitterでゆるーくつぶやいたツイートが、けっこうリツイートされていたので、ブログにも掲載しておきます。

photo_20120223_2.jpg

相場上昇時→「ほったらかしで儲かるなんてインデックス投資最高ですね!」
相場下落時→「無批判なインデックス妄信情報のせいで損失を被った。自重しろ!」
相場上昇時→「やっぱり楽ちんが一番ですよね!」←イマココらへん?
相場下落時→「インデックス厨氏ね!!」
(以下無限ループ)

photo_20120223_1.jpg

こちらは同じ投資法を愚直に継続しているだけだけど、相場次第で周りからの評価が「豹変」する。その落差ったらすごい。もう慣れましたが。

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日銀総裁が日本のブレーク・イーブン・インフレ率にダメ出し!5年後は1%のインフレ?

「ブレーク・イーブン・インフレ率 = 10年債利回り - 10年物価連動債利回り」

という単純な公式で、10年後の予想インフレ率が導き出せると言われています。
先月、「日本は10年後もデフレだと市場が推測している!?」というブログ記事で、紹介しました。
それによると、10年後も日本は期待インフレ率がマイナス、つまりデフレだという悲しい市場予測が導きだされていました。

ブレイク・イーブン・インフレ率
日本相互証券WEBサイトより引用)

そして、今日の報道です。
日銀総裁が、ブレーク・イーブン・インフレ率にダメ出しをしてきました!?

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ポートフォリオのプラ転前後で考えておくべき重要なこと

最近の株価上昇で、ポートフォリオの損益がプラ転したというインデックス投資家さんの話を、ブログやツイッターで散見するようになりました。
おめでとうございます!

でも、中にはそわそわと落ち着かない気分になっているかたもおられるようです。
それどころか、この株価上昇局面の序盤で早々に、いわゆる「やれやれ売り」(株式を高値でつかんでいた人が相場の上昇によって売却すること)をしてしまい、後悔しているかたもおられるようです。

どういうタイミングでファンドを売買しても個人の自由です。
しかし、もし「バイ&ホールド」という戦略を採用したのであれば、上昇局面で利益確定したくなる気持ちを抑えることも、安値で売却してしまわないこと以上に大切なことだと思います。

さて、バイ&ホールド戦略のインデックス投資家にとって、こんな時は、ひたすら我慢してじっとしているしかないのでしょうか?
実は、ひとつだけあることをするベストタイミングでもあります。
それは……

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「サラリーマンで雑所得20万円以下なら確定申告しなくていい」の落とし穴

確定申告のシーズンですね。私も先日、確定申告書を提出しました。

税金については、人によって環境の違いが大きく、一般化した話がしづらいのであまり突っ込んだ記事は書けません。
一点だけ、勘違いしているかた多い注意点を。

「サラリーマンで雑所得20万円以下は確定申告しなくていい」ということが有名ですが、それは半分正しくて、半分間違っています。

「サラリーマンで雑所得20万円以下は確定申告しなくていい」というのは、国税庁が管轄する「所得税」の話。
総務省が管轄する「地方税」には申告義務があります。
何故かあまり知られておらず、ブロガーさんでも勘違いしているかたがおられるようです。

アフィリエイト広告等でちょっとした収入があったかたは、「知らないうちに脱税していた」なんてことにならないよう適正に申告した方がいいと思います。

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日銀保有ETFのちゃっかり含み益から学べること

日銀が金融緩和策の一環で行なっていたETF購入ですが、含み損が解消されたようです。

【日経新聞 2012年2月18日朝刊3面より引用】
日銀保有ETF、含み損消える
株式相場の上昇で、日銀が買い入れて保有してきた株価指数連動型上場投資信託(ETF)の損益状況が改善している。日銀によるETFの平均買いコストは、日経平均株価の水準でみて推定9200円前後。追加金融緩和をきっかけに日経平均が9400円近くまで回復し、結果的に含み損は解消したようだ。
【引用おわり】

日銀のETF購入といえば、市場では「1%ルール」とまことしやかに言われています。
何かと言えば、日経平均が1%以上下落すると日銀のETF買いが入るという経験則のようなもののようです。
本当にそんなルールがあるのかどうか知りませんが、実際に、過去の日銀のETF購入のニュースを見ていると、日経平均がある程度下落したタイミングで、すかさず買いを入れているように見えます。

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「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」の隠れコストは?STAMやeMAXISと比較すると?

昨日の記事、『「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」が信託報酬値下げ!クラス最安値の年率0.5775%へ (追記あり)』で取り上げたとおり、「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」の信託報酬が値下げされて、クラス最安値になりました。

今日は、信託報酬だけでなく、信託報酬以外のいわゆる「隠れコスト」も加味した「実質コスト」を見てみようと思います。
幸い、「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」は既に何期も決算を迎えており、運用報告書が出ていますので、データは揃っています。

日興アセットマネジメント
「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」運用報告書 第4期(2011年11月16日決算)

最新の上記運用報告書の6ページに、費用明細が出ています。

信託報酬 72円
売買委託手数料 5円
有価証券取引税 1円
保管費用等 23円
――――――――――――
合計 101円

つまり、信託報酬が72円、その他費用(隠れコスト)が29円です。
信託報酬72円が当時0.8295%ですから、その他費用(隠れコスト)29円は約0.3341%になります。
合計した概算実質コストは、約1.1636%でした。

今回、信託報酬部分が0.5775%に値下げされたので、その他費用(隠れコスト)約0.3341%と合計すると、概算実質コストは約0.9116%となります。
※あくまで、簡易的に計算した概算値です。

おお、新興国株式クラスなのに、1%を切っているではないですか!
これを、競合ファンドのSTAM・eMAXISの新興国株式インデックスファンドと比較すると……

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「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」が信託報酬値下げ!クラス最安値の年率0.5775%へ (追記あり)

ツイッターを見ていたら、ビッグニュースが流れていました。

日興アセットマネジメントが、「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」の信託報酬を年率0.8295%から0.5775%に値下げしたようです。
信託報酬0.5775%というのは、「eMAXIS 新興国株式インデックス」の0.63%を下回り、一般販売されている新興国株式インデックスファンドで、クラス最安値に踊り出たことになります。

2012年2月16日21:45現在、私がググった限りどこにもお知らせとしては出ていませんが、日興アセットマネジメントのWEBサイトのファンド情報だけがひっそりと変更されています。

http://www.nikkoam.com/products/detail/940984/memo

日興アセットマネジメントさん、グッジョブ!(゚∀゚)b

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北海道ルスツでスノーボード(動画あり)

先日、北海道ルスツへスノーボード旅行に行ってきました。

(投資とは関係のない雑談です。ご興味があるかただけご覧下さい)

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ダイヤモンド・オンラインの山崎元氏のコラムにうちのブログ記事のことが

ダイヤモンド・オンラインの山崎元氏のコラム「山崎元のマネー経済の歩き方」に、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーのブログ記事のことが掲載されていました。

ダイヤモンド・オンライン 山崎元のマネー経済の歩き方
【第213回】 2012年2月13日 運用からどのように降りるといいのか

ということは、今週号の週刊ダイヤモンドの方にも掲載されているのかも??(ここ数日雪山でスノーボードだったので未確認)

それはさておき、その内容ですが、うちのブログの「出口戦略」の議論についてでした。
該当記事は、
2012/01/22 「出口戦略」という魔法の言葉の罠
2012/01/24 【シンプルに解説】 「出口戦略」という魔法の言葉の罠
あたりだと思います。
私が言いたかったことは、2本目のブログ記事にシンプルにまとめてありますが、要するに、

・「出口戦略」でできることは、リスク許容度の低下にあわせて、アセットアロケーションの債券比率を増やしていく、あるいは、投資金額自体を小さくしていくことくらい
(補足:リタイア時にリターン状況がどうなっているかは運の要素もありコントロールできないと腹をくくるべし)

ということでした。
これに対して、山崎氏のコラムでは、

『ブログ管理者の水瀬ケンイチ氏は、「出口戦略」という言葉に対して、投資家が満足しながら投資を引き揚げる一般的方法があるような過剰期待を持たないほうがいいと注意しているが、筆者もこの意見に同意する』

とのコメントをいただきました。
ありがたいことです。
しかしそれより、その後に続く山崎氏が考える「出口戦略」とは何か?が面白いので、要注目です。

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積み立て投資家の貢献もちょっとは認めてよね

株式投信が15年ぶりの販売不振とのことです。

株式投信15年ぶり販売不振…欧州危機など背景 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

私たちインデックス投資家は、インデックスファンドをドルコスト平均法で積み立て投資する人が多いです。
でも、ドルコスト平均法は損でも得でもないと言われています。

証券会社から見ても、ノーロードで信託報酬が安いインデックスファンドを月数千円から数万円積み立てするだけの投資家よりも、販売手数料や信託報酬がたっぷり取れる流行の投信を数百万円レベルで売買してくれる投資家の方が、 ありがたいのでしょう。

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国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」をチェック(2012年1月末時点)

上場以来、個人投資家の期待を集めながらも、ETFの基準価額と市場価格の乖離の大きさが課題と言われてきた国内ETF。
「上場MSCIコクサイ株」(1680)・「上場MSCIエマージング株」(1681)・「MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信」(1550)の乖離率を2012年1月末時点でチェックしてみます。

以下が、「国内ETFの基準価額と市場価格の乖離率」の推移を表したグラフです。

主要国内ETFの基準価額と市場価格の乖離率
(モーニングスターのデータを使い水瀬が作成)

おおっ!?
1680・1681・1550いずれも、2012年1月は、いちおう乖離率が0%付近に収まっています。
コツンときたか?

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日本のETF市場が最悪期を脱しつつある!?

ロイターによると、日本のETF市場が最悪期を脱しつつあるそうです。

ロイター 2012/02/10より引用】
焦点:最悪期脱しつつある日本のETF市場、拡大には課題も
日本の上場投資信託(ETF)市場が最悪期を脱しつつある。取引所主導で上場銘柄を増やしてきた効果が出始めており、売買代金や資産残高が徐々に増加してきた。証券各社間で商品設定の競争が高まっており、コモディティや新興国株など投資対象を多彩に組み込んだ海外商品を販売することで投資家のすそ野が広がっている。

ただ、さらに流動性を高め市場をさらに拡大するためには国内機関投資家の本格的な参加が不可欠だ。
【引用おわり】

記事によると、2011年のETF市場は、資産残高の対前年比が、

世界全体 3.0%増
米国 5.5%増
欧州 6.2%減 ※減ですよ
日本 8.6%増

であったとのこと。
日本のETF市場は、対前年伸び率が、欧米や世界平均よりも高かったんですね。
2010年の発射台が低いことを割り引いても、これは良い結果だと思います。

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ステート・ストリートが考えるETF評価方法を、勝手に噛み砕いてみた

昨年の情報ですが、ステート・ストリートが、「上場投資信託(ETF)の評価に関する考察」というレポートを出しています。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ プレスリリース
上場投資信託(ETF)の評価に関する考察

ステート・ストリートとは、正式にはステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSgA)のことで、世界最大のETFで東証にも重複上場している「SPDR S&P500」(ティッカーSPY・証券コード1557)の運用会社です。
他にも金ETFの「SPDRゴールド・シェア」(ティッカーGLD・証券コード1326)でお世話になっているかたもいらっしゃると思います。
また、古参の投信投資家のかたは、外国株式インデックスファンドの「ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン」の印象が強いかもしれません。

さて、そのステート・ストリートが考えるETFの評価方法については、上記レポートをご覧頂きたいのですが、まとめると以下の6点のようです。

1. 商品の構造: 現物ETF vs シンセティックETFか
2. 指数の構成: ウェーティング手法
3. 証券貸出: 目的およびプロセス
4. トータルコスト: 流動性、買値/売値のスプレッド、NAVに対するプレミアム/ディスカウント
5. トラッキングエラー: ファンドのNAVと指数のトータルリターンは何を意味するか
6. ETFのプロバイダー: どのように評価するか

なんのこっちゃ?という部分もあるかもしれないので、水瀬の私見も交えて少し噛み砕いてみたいと思います。

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いま、「為替ヘッジあり」の外債ファンドが儲かる!?

日経電子版のコラムに、「円高でも為替リスクなしで海外高金利」の謎というのが出ていました。

日経電子版 いつかは経済自由人!
2012/2/7 「円高でも為替リスクなしで海外高金利」の謎

詳しくは上記コラムをご覧いただきたいのですが、無理やりまとめると、高金利の外債を為替ヘッジするとヘッジコストで日本債券との金利差が相殺されてしまい、金利差を狙いに投資する場合には意味がないと一般的に思われてきたが、最近は日米の金利差がほぼゼロなので為替ヘッジしても金利差が残る、とのことです。

掲載されていた図が分かりやすかったので、引用しておきます。

為替ヘッジをすると金利差がなくなる一般的な状況
為替ヘッジをしても金利差が残る最近の状況
(上記日経電子版 いつかは経済自由人! 2012/2/7より引用)

つまり、上記の図のように、最近は「為替ヘッジあり」の外債ファンドで金利差狙いができるということのようです。

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香港証取上場廃止のリクソーETFが、シンガポール証取への移管で取引継続へ

昨年12月、香港証取上場の海外ETF「リクソーETF」が全銘柄上場廃止になるとの記事を書きました。

<関連記事>
2011/12/10 香港取引所上場リクソーETF全銘柄の上場廃止へ。投資家は冷静に

その香港証取上場廃止のリクソーETFを、シンガポール証取へ移管することで取引継続できるようにすると、今日楽天証券が発表しました。

楽天証券 プレスリリース
2012/02/06 香港証取、上場廃止予定ETFのシンガポール証取への 移管・取引継続について

正確には、香港証取で上場廃止になる11銘柄のうち、シンガポール証取に重複上場している9銘柄のみが対象です。
プレスリリースに出ていませんが、私がシンガポール証取上場のリクソーETFを調べたところ、移管できるのは以下の9銘柄が対象だと思われます。

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大半の投資家はインデックスファンド利用を-エール大スウェンセン氏

米エール大学の寄付基金のデービッド・スウェンセン最高投資責任者(CIO)は、大半の投資家はインデックスファンドを利用すべきだと指摘しています。

Bloomberg.co.jp 2012/01/31より引用】
大半の投資家はインデックスファンド利用を-エール大スウェンセン氏

1月31日(ブルームバーグ):米エール大学の寄付基金のデービッド・スウェンセン最高投資責任者(CIO)は、一流の資産運用者と接点がない投資家はインデックスファンドを利用すべきだと指摘した。同CEOは、プライベートエクイティ(PE、未公開株)や不動産といった代替資産を活用する投資スタイルの先駆者。

 スウェンセン氏は31日、ブルームバーグ・リンクが主催した会合で、「投資への賢明なアプローチは2つある。100%アクティブ、100%パッシブのいずれかだ」と述べた。

 また、投資家は「極めて有能な専門家」と接点がない限り、「100%パッシブとなるべきだ」と言明。こうした投資家には「ほぼすべての個人投資家と大半の機関投資家が含まれる」と述べた。
【引用おわり】

興味深い記事ですが、ポイントは2つあると思います。

ポイントの1つ目は、「なぜインデックスファンドを利用すべきなのか?」という点です。
これは、記事の続きに明確に書かれています。
「アクティブ運用の大半の投資信託は投資家のリターンを押し上げることよりも手数料の確保に関心がある」
ごもっとも。

このブログでは今更インデックスファンドの優位性を書くまでもないとは思いますが、上記記事のデービッド・スウェンセン氏は、数年前に「イェール大学CFOに学ぶ投資哲学」という本の中で、米国のアクティブファンドをこれでもかというほど叩きのめして、インデックスファンドを勧めています。

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楽天証券、中国ETF4銘柄・米国ETF6銘柄追加

楽天証券は、2012年2月3日(金)より香港証券取引所に上場するdb x トラッカーズETF4銘柄、2月6日(月)よりニューヨーク証券取引所に上場するヴァン・エック・グローバルETF6銘柄の取扱いを開始すると発表しました。

■香港証券取引所上場 db x トラッカーズ ETF4銘柄

db xトラッカーズMSCIインドネシア・トータルリターン・ネット・インデックスETF(03099)
 信託報酬年率0.65%・MSCIインドネシア・トータル・リターン・インデックス連動
db xトラッカーズMSCIマレーシア トータルリターン・ネット・インデックスETF(03082)
 信託報酬年率0.50%・MSCIマレーシア・トータル・リターン・インデックス連動
db xトラッカーズMSCIタイ トータルリターン・ネット・インデックスETF(03092)
 信託報酬年率0.50%・MSCIタイランド・トータル・リターン・インデックス連動
db xトラッカーズII オーストラリアドル・キャッシュETF(03026)
 信託報酬年率0.20%・オーストラリア・オーバーナイト・マネー・マーケット・トータル・リターン・インデックス連動

■ニューヨーク証券取引所上場 ヴァン・エック・グローバルETF6銘柄

マーケット・ベクトル アフリカ・インデックスETF(AFK)
 信託報酬年率0.78%・Dow Jones Africa Titans 50 Index連動
マーケット・ベクトル  インドネシア・インデックスETF(IDX)
 信託報酬年率0.60%・Market Vectors Indonesia Index連動
マーケット・ベクトル 石炭株ETF(KOL)
 信託報酬年率0.59%・Stowe Coal Index連動
マーケット・ベクトル レアアース/戦略的金属ETF(REMX)
 信託報酬年率0.57%・Market Vectors Rare Earth/Strategic Metals Index連動
マーケット・ベクトル ベトナムETF(VNM)
 信託報酬年率0.76%・Market Vectors Vietnam Index連動
マーケット・ベクトル 新興国債券(現地通貨建て)ETF(EMLC)
 信託報酬年率0.49%・J.P. Morgan GBI-EMG Core Index連動

今回追加された、中国ETFのdb x トラッカーズETF4の方は、主に新興国株式の個別国ETFです。
米国ETFのヴァン・エック・グローバルETFの方は、アフリカ株式(!)、レアアース、新興国債券など、バラエティに富んでいます。

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マネックス証券、海外ETFの特定口座対応キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

マネックス証券が、中国株取引システムをリニューアルし、2012年3月19日(月)より特定口座に対応するとのこと。

マネックス証券 最新情報
1月26日 2012年3月、中国株取引システムをリニューアル!

おそらく、中国市場に上場する海外ETFも、特定口座に入れられるようになるはずです。
そうなると、確定申告の必要がなくなるだけでなく、国内の株式・投資信託と中国ETFを、損益通算できるようにもなります。なんて便利なんでしょう。
海外ETFの特定口座対応は、ネット証券初ですね!

ただ、今回は米国に上場する米国ETFは非対応のようです。
引き続き、米国ETFの特定口座対応にも期待したいと思います。

なにはともあれ、マネックス証券さん、グッジョブ!!(゚∀゚)b

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東証、レバレッジ型・インバース型ETF上場へ。ちょっと注意点も

東証にレバレッジ型・インバース型ETFが誕生するかもしれません。

Bloomberg.co.jp 2012/01/31より引用】
東証:レバレッジ型などETF活性化へ上場制度整備、3月上旬実施
1月31日(ブルームバーグ):東京証券取引所は31日、伝統的な指標にとどまらない新しい指標に連動する上場投資信託(ETF)が海外で上場、活発に取引されていることを踏まえ、国際競争力の維持、向上の観点からレバレッジ型・インバース型指数への連動を目的とするETFの上場を可能にする制度整備を行う、と発表した。レバレッジ型・インバース型指標は、ある指標の騰落に一定の掛け目を乗じることなどで、原指標の騰落を増幅あるいは反転させた指標を指す。
【引用おわり】

報道によると、レバレッジ型・インバース型のETFの上場を可能にする制度整備を行うそうです。
インデックスに対して2倍、3倍のレバレッジを利かせたレバレッジ型ETFや、インデックスが下がると逆に儲かるインバース型ETFは、今まで国内市場にはありませんでした。

こういう商品は、長期保有には向きませんが、特にインバース型ETFはピンポイントで使いたいという投資家のニーズはあると思います。

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