日本政府、タックスヘイブンを使った脱税を阻止へ

水瀬ケンイチ

日本政府も、タックスヘイブン(租税回避地)を通じた脱税阻止に乗り出すそうです。

【日経新聞 2009/04/15朝刊より引用】
銀行機密情報 租税回避地に開示要請
脱税防止へ条約に規定 政府、まずスイスに

 政府はタックスヘイブン(租税回避地)を通じた脱税阻止に乗り出す。銀行顧客の機密情報を交換できる規定を各国と結ぶほか、税務調査でも連携する。20カ国・地域(G20)が規制強化で合意したのを受け、スイスと租税条約の改正交渉に入った。香港、シンガポール、モナコなどとの条約締結・改正も検討する。
【引用おわり】

何年か前に、タックスヘイブンの海外口座を開設する事が流行したことがあったように思います。
関連書籍もけっこう出ていたような。
僕も昔、「小富豪のためのタックスヘイヴン入門」(海外投資を楽しむ会著)とか「個人投資の楽園 オフショア入門完全マニュアル」(オーレン・ ロース、大楽 祐二著)とかを面白がって読んだ記憶があります。



ネットの情報ですが、日本の非居住者になる予定のあるかたが、現地非課税等の特典を活用するために、タックスヘイブンに口座開設していたようです。(日本居住者なら現地非課税でも日本で課税されますので)
また、口座の秘匿性に期待して口座開設されたかたもいたと思われます。

そういう方々は、今回の措置にソワソワしていることでしょう。
先日のG20首脳会合でも参加国は租税回避地への監視強化で一致しており、これは世界的な流れになってきているようなので、そろそろ潮時かもしれませんね。

誰だって無駄な税金など1円も払いたくないものですが、資産運用はべつに悪い事をしているわけではありません。
個人的には、必要な税金は胸を張って払いたいと思います。こんちくしょー。

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Posted by水瀬ケンイチ