アクティブ型ファンドのみを提供することが401k加入者にとって良いこと?

読者のかたから、勤務先の401kプランの運用商品にアクティブ投信しか提供されておらず(除く日本株式)、理由を聞いても理解に苦しむが、どう思うかというメールをいただきました。

【以下、メールより引用】
私の勤務先は401kを導入しております。が、委託先の東京海上日動は、日本株式を除き、アクティブ投信しか提供しておりません。
理由を伺ったところ、大変理解に苦しむ(401k加入者の利益は無視し、自社の利益だけを追求するか)と思われる回答を得ました。
水瀬さんはいかが思われますか伺いたくメールする次第です。

1.日本株式クラスのパッシブ型ファンドの信託報酬が、年金401k用商品にもかかわらず、市販の他社パッシブ型ファンドより高い
―>見直しの予定はない。
2.日本株式クラス以外は、アクティブ型ファンドしか提供しない理由。
―>継続して市場に勝てるとは言えないが、アクティブ型ファンドのみを提供することが加入者にとって良いことだと考えている。

ちなみに、全ての商品が継続して市場平均に負けており、当然ながら高い信託報酬を徴収しています。
私には、会社担当者が運用のど素人であること、401k制度を利用して”カモっている”としか思えません。
【引用おわり】

個人的な感想ですが、率直に申しあげてあまりうれしくない制度設計だと思います。

具体的商品名などが分からないので、東京海上日動のWEBサイトで401kプランを調べてみたところ、以下のラインナップが掲載されていました。

【元本保証型】
・利率保証型積立傷害保険「ねんきん博士」(保証期間5年)
・利率保証型積立傷害保険「ねんきん博士」(保証期間10年)

【リスク運用型】
・ダイワMMF
・東京海上セレクション・日本債券(アクティブファンド・信託報酬0.567%)
・東京海上セレクション・外国債券(アクティブファンド・信託報酬1.092%)
・東京海上セレクション・日本株TOPIX(インデックスファンド・信託報酬0.63%)
・東京海上セレクション・日本株式(アクティブファンド・信託報酬1.575%)
・東京海上セレクション・外国株式(アクティブファンド・信託報酬1.659%)
・東京海上セレクション・バランス30(各マザーファンドはアクティブファンド・信託報酬0.9975%)
・東京海上セレクション・バランス50(各マザーファンドはアクティブファンド・信託報酬1.197%)
・東京海上セレクション・バランス70(各マザーファンドはアクティブファンド・信託報酬1.3755%)
(カッコ内は水瀬追記)

これが読者さんの会社に当てはまるのか分かりませんが、当てはまるという前提で話を進めさせていただきます。
まず、1の「日本株式クラスのパッシブ型ファンドの信託報酬が、年金401k用商品にもかかわらず、市販の他社パッシブ型ファンドより高い」について。
「東京海上セレクション・日本株TOPIX」の信託報酬0.63%というのは、同じTOPIX連動型インデックスファンドで僕が投資している「インデックスファンドTSP」で信託報酬が0.546%ですから、あまり安いとは言えないと思います。

企業規模などにより違うので上を見ればきりがありませんが、例えば同じDC用TOPIX連動ファンドでは、「DIAM DC国内株式インデックスファンド」(信託報酬0.17%)とか「野村 DC国内株式インデックスF・TOPIX」(信託報酬0.19%)などが存在することを考えると、見直してほしいという読者さんのお考えも十分に正当なものだと思います。
(ファンドのデータはモーニングスターより)

担当者が見直すつもりはないという点については、何とも言えません。
見直したくても見直せない理由が他にあるのかもしれません。
ただ、社員として見直してほしいという要求は正当なものだと思われますので、もし自分だったら、機を見てリクエストを出し続けていくと思います。
(ただし、社内のお立場等いろいろあると思いますので、行動については自己責任でお願いします)

次に、 2の「日本株式クラス以外は、アクティブ型ファンドしか提供しない理由」について。
担当者の回答の、「継続して市場に勝てるとは言えないが、アクティブ型ファンドのみを提供することが加入者にとって良いことだと考えている」については、正直、理解不能です。

インデックス型・アクティブ型の両方があり社員が選べる状態が好ましいと個人的には思います。
インデックス型で固める人(僕ならそうしますが…笑)、アクティブ型に突っ込む人、コアをインデックス型で固めてアクティブ型をサテライトとしてアップショットを狙う人など、社員の考えによりいろいろな形が取れるのが理想的でしょう。

ただ、ファンドを自分で選べる社員はいいが、知識がなく選べない社員のためにラインナップを絞ったということはあるかもしれません。
それでも、絞るならコストが高いアクティブ型ではなく、コストが安いインデックス型に絞ったほうが親切だと思うのは僕だけでしょうか。

余談ですが、公的年金も「年金積立金の管理及び運用に関し遵守すべき事項」として、「運用手法については、パッシブ運用を中心とする」と明言しています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/tsumitate/keikaku/index.html

気になるのは、例えば「東京海上セレクション・外国株式」の場合、信託報酬1.659%のうち、委託会社に0.735%、受託会社に0.084%、販売会社に0.84%が分配される点です。
この場合、販売会社は読者さんの会社になると思われますので、委託会社よりも多い年間0.84%もの収入が会社に入るわけです。
会社が社員の年金から儲けようとしているのではないか?と思われてしまうことを邪推と言い切れるかどうか。
もしそうならひどい話です。そうではないことをお祈りいたします。
(追記)2009/04/29 19:20
読者のかたから、この場合の販売会社は勤務先ではないのではないかというご意見をいただきました。だとすれば、これは杞憂ですね(^^ゞ


以上、読者さんのご質問に、個人的感想を書かせていただきました。
日本でも401kが浸透してきていますが、その商品ラインナップには会社によってバラツキが大きいようです。
自分の勤務先はまだ確定給付年金ですが、もし401kに移行するようなことがあれば、商品ラインナップについては厳しくチェックしていきたいと思います。


※本記事はあくまでいち個人投資家の個人的見解です。情報不足による誤解釈や見当違い等があるかもしれません。投資判断・本記事を読んでの行動については自己責任でお願いいたします。
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コメント

これは加入者にとってあまり好ましい状況ではないですよね(汗)
http://kaeru.orio.jp/blog/2009/04/post_689.html
で、書いたのですが、投信の取扱が色々がややこしい事もあるようです。

だからと言ってさすがにこれは良くないですよね。
これならなんか元本保証型にしてしまいそうです・・・。

401Kが導入される前に闘うのが最善かと

奇遇ですがとよぴーさんのところで(↓)、会社で401K導入の噂話を耳にしたら、この資料を持って事務所に急行したほうが・・・(↓)、と話していたところです。

http://toyop129.blog48.fc2.com/blog-entry-688.html#comment

http://nakatatarou.blog110.fc2.com/blog-entry-445.html

読者(相談者)様はお気の毒としか申し上げられません。企業型401Kより不利と言われていた個人型ですらここ数年で、0.2~0.3%台のインデックスファンド(及びそのバランスファンド)が利用できる状況にあります。上記、URLの一覧表参照。(超巨大)企業型の場合、運が良ければ0.1%台のファンドが使える有利な面もあるのですが、弱点は会社(福利厚生担当の総務部門)が決めた金融機関と嫌でも末長いお付き合いになってまう、会社を辞めるか転職しない限り。

とよぴーさんにも”策”を授けましたが、
1.勤務先で企業型401K導入の噂を耳にする。
2.総務の担当者へ上記、URLの一覧表を持って直行!
3.個人型401Kでも0.2~0.3%台のファンドがゴロゴロ入っているんだから、企業型も当然と一覧表を金融機関のセールスマンに渡すように伝える。総務の担当者が無知な場合、金融機関に丸め込まれる可能性があるので、Werder Bremenが住銀の支店長をなぎ倒したように強かに闘えと指示する、ゴホゴホゴホ(汗)。

やはり企業型401Kが導入される前が勝負どころでしょう。一旦、金融機関が決まってしまうと、覆すのは難しいかと。あの一覧表を見せれば、

「こっちはお見通しだよ。ガラクタは持って来ないでね。」

の無言の圧力になります。先制攻撃、威嚇射撃が肝要かと。

>企業規模などにより違うので上を見ればきりがありませんが・・・

ハッキリ言ってこれも重要でしょうね。加入者が多ければ、低信託報酬手数料でも金融機関は元が取れますから。小生、元勤務先の企業型401Kは国内外株&債券、4本とも0.2%台、インデックス型バランスファンドでも0.2%台でした。従業員数は子会社、関連会社を含めて1万人弱程度。海外工場の外人従業員は日本の401Kに加入できないでしょうからこれは除きます。因みに、大企業だと総務?の要望も聞き入れ、外債は野村のインデックスファンド、日本株は大和、外国株は中央三井とかバラバラ、同じ金融機関系列に拘りなく有利なものが選定されるのでしょう。オーダーメードの紳士服という感じ。これに対して、憶測ですが、中小企業の場合、不利なファンドを押し付けられる例として・・・(↓)。パッケージ商品が押し付けられているのではないかと・・・。読者(相談者)様のケース、日本株だけインデックスファンドで、その他のアセットクラスは全部、ガラクタ・アクティブファンドというところが似通っています。

http://www.shonai.co.jp/company/unyou/401k/index.htm

http://www.shonai.co.jp/company/unyou/401k/DC_plan.pdf

特に地方の中小企業の場合、運転資金を地方銀行、信用金庫等々から借り入れて金融機関に首を抑えられている。提示されたプランを断れず・・・、好むと好まざるとに拘らず。付き合いのある生損保、証券の場合も同じかと・・・。会社の規模や、事業会社と金融機関の力関係等々で決まると想像されます。まさか総務の人間が金融機関の担当者から賄賂を・・・。これは知るすべもないし、防ぎようがありませんね(汗)。

>この場合、販売会社は読者さんの会社になると思われますので・・・

これは違うでしょ。上記の場合だと、販売会社は荘内銀行。受託と委託が損保ジャパン(と子会社の損保ジャパンアセットマネジメント)。勤務先は従業員の掛金、口座管理手数料を払うだけのはずです。

私の会社の確定拠出年金では

インデックスファンドが結構あり信託報酬は下記位です。

TOPIXファンド 0.3%
外国株ファンド   0.3%
外債ファンド    0.25%
バランスファンド  0.25%

抜け目無く信託報酬の安いファンドを揃えてくれてます。
(2008年の暴落で運用成績はマイナスですが)
信託報酬1%後半のアクティブもあります。
大事な年金なのでインデックスファンドのみでもいい位ですね。

企業年金未導入の零細企業に勤めているので、2年ほど前に勤務先に交渉して個人型を導入させました。当然ながら運用機関は選び放題でした。導入にあたっては会社側に確定拠出年金担当を願い出ました。あまり考えずに岡三証券を選びましたが、そろそろ鹿児島銀行にスイッチしようかと思っています。
今回の相談者の場合、勤務先に粘り強く運用商品や運用機関の改善を要望するか、または元本保証商品を買うしかないんじゃないでしょうか。
割安な信託報酬と税制がメリットの確定拠出年金ですが、こんな落とし穴があるとは思いませんでした。

運営管理機関によって左右されるのはつらいところですね。
今後確定拠出型年金を取り扱っている会社の取引先金融機関等を
チェックしておく必要が生じるのかもしれません。

ちなみに運営管理機関は以下のようなものがあります
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/kyoshutsu/un-eikanri.html

銀行等は証券会社・保険会社に運用委託をしている所が多いですね。
特に多いのが
・損保ジャパン
・東京海上日動
・DCPS(運用商品チェックできない)
・NRK(銀行により取扱い商品が異なる⇒鹿児島銀行・百五銀行等該当)
ですね。

個人的に思ったのはNRKが銀行毎により取扱い商品が異なるので
今後より良いファンドが出てくるとしたらここをチェックするのが
いいのかもしれませんね。
※私が思った事なので上記URLを参照の上判断することをオススメ
 します



布教活動しないと・・・。

うーむ。
とりあえず駄目もとで総務福利厚生担当の人に文句を言っておくしかないんでしょうな。このプランはいらないから別のにするか、廃止にしてちょびっと給料アップしてちょうだいと。

説得するにも企業型だと一人の意見だけじゃどうにもならないので、草の根運動で徐々に賛同者を増やしていくしかないかもしれませんな。
ある意味、投資教育の一環としてインデックス投資を布教(笑)

まぁ、会社にはメインバンクとかの繋がりもあるかと思うので、無理にごり押しはしないほうがいいかもしれませんな。
担当者はただの担当だけであって決裁者が別な場合だと担当者がかわいそう(´ヘ`;)


このプランだと、元本保証のと日本株TOPIXだけでいつかプランが変わる日を夢見て運用していくしかないかも・・・。

追加:労働組合を使う手も・・・

三井三池炭鉱争議や安保闘争をやっていたころの力は”労組”には最早ありませんが、企業型確定拠出年金導入前に使える”策”はまだあります(↓)。右サイドバー、STEP3、「年金規約の作成と承認」をポチット押して下さい。

http://www.sjdc.co.jp/401k/intro/kiyaku.html

労使間で合意が必要です、法律で?御用組合、弱体化したとはいえ、”条件闘争”くらいはできるでしょう。あのURL、一覧表を使って。従業員数、云わば、たった一人の、不利な個人型401Kですら0.2~0.3%台のファンド使えるんだから、最低でもこのくらいの条件じゃなきゃ企業型401K導入反対!と社内労組に頑張って貰うという作戦もありです。

とにかく、やるなら”導入される前!”(←ここ重要!)。

>かえるさん

401kの準備に費用がかかるのは仕方がないとしても、企業間の格差があまりにもあるようです。


>Werder Bremenさん

昔はろくな商品がなかった個人型も、ずいぶん改善してきていますね。
それだけに企業型で記事のようなラインナップだと余計見劣りがしてしまいます。

販売会社の件、ご指摘ありがとうございました。
記事に追記をさせていただきました。


>ぷれでたさん

うらやましい低コストラインナップですね。
長期で大きな差が出てくると思います。


>えんどうさん

厳しいラインナップですよね。
自分なら会社に煙たがられない程度には、改善要望を出すと思います。


>ポッキーさん

運営管理機関登録業者一覧を見ました。
これだけあると調べるのもひと苦労ですね(^^;;


>会津のさむさん

>>まぁ、会社にはメインバンクとかの繋がりもあるかと思うので、無理にごり押しはしないほうがいいかもしれませんな

会社は金融機関とのしがらみがありますからね。
かといって、年金は社員の人生を左右する重要な問題でもあります。
この辺が難しいところですよね。



>コメントをくれた皆さまへ

最後になりますが、先ほど、ご相談をいただいた読者さんから、コメントをくれた皆さまにお礼のメールが届いたことをご報告いたします。
読者さんにかわりましてお礼申しあげます。
ありがとうございました。

>この場合の販売会社は勤務先ではないのではないか

会社の担当者が運用委託先からキックバック貰ってないのか、担当者に命令を下せる上司が貰ってないか、経営者が貰ってないか、というか資本関係から経営者が断れないんじゃないか

といったあたりは疑って当然です。

相談者の方と同じ東京海上日動・・・

やはり同じ悩みを抱えられている方がいらっしゃるのですね。

コストは大事ですが、仕方ないとして
アセットアロケーションを大事に考えています。

それくらいしか検討できないし・・・、ぐすん。

こんにちは。販売会社は勤続会社ではありませんよ。商品によって販売会社が決まってます。たとえば私がしてるDPCC個人型の販売会社は大和証券で、商品導入時に運営管理機関と大和証券が単体で交渉してるそうです。東京海上の401Kのうりは、運用商品を買わなくても年金博士だけで大丈夫なことです。(10年運用で利率1%ぐらいです。途中解約はペナルティあり)そのため企業規模が小さい会社が多く利用しており、セットプランのなっとく401kにはインデックスファンドしか用意されてませんね。考えれることは、401Kを提案した営業マンがアクティブファンドが大好きだっただけか東京海上にだまされたかです。会社担当者が無知なことが一因です。今後商品追加は随時可能ですから401K担当者に申し出ることです。商品は30アイテムぐらいまで可能だそうですよ。DPCCの企業型は信託報酬安くていいですよ。
ちなみにNRKは記録関連機関で運営管理機関は銀行、証券、損保会社などです。記録関連はJIS&TとNRKぐらいです。役割が違いますね。

深い闇をつらつらと箇条書きしてみると・・・

1.かえるさんのコメントによるとファンド1本、確定拠出年金に設定、追加するにも”カネ”が掛る?10~1000万円?金額も”闇”っぽいが、問題は誰が何処に払うのか?勤務先の会社?金融機関?それとも加入者(労働者、従業員)?こうなると、1万人の従業員で払うか、100人の従業員で負担するか。金融機関が自腹で払うとしても、従業員数1万人の加入者のために払うとなればあとあと、”元が取れる”と感じるか。従業員(加入者)、100人のために払う気になるか・・・で状況が異なるはず。この点に関しては、「規模」の論理が成り立つ。

2.いくつかのコメントにもあった勤務先企業側の担当者の”無知”、或いは日本固有の商慣習(袖の下、魚心あれば水心、馴合い)、或いは金融機関側の自社への利益誘導。東京海上日動のケース、小生、引用した損保ジャパンのケースでは明らかに”自社商品”が多い。

因みに会社員でも個人型401Kに加入できるケースがある。基本的に、この場合は、個人で自由に金融機関を選択できるはずだが・・・(↓)。2008/08/07、08の記事。自由に選べるはずの個人型401Kですら”選択権”が無い?まさに”日本固有の商慣習”?まして企業型401Kなら、なおさら取引関係にある金融機関と・・・orz。推して知るべし(悲)。
http://blog.haru-setsuyaku.com/?cid=31188

3.企業型401K導入に伴う、投資教育、規約作成、システム構築・プログラミングに掛るコスト。インデックスブロガーやその読者だったら、山崎氏や内藤氏や竹中氏の本でも読んで自分で投資判断するから大丈夫。ところが、世の中、まだまだそんな人達は少数派。社員(加入者)に”投資教育”を施さなければいけないという決まり(法律?)がある。定期的に?小生の場合も住信のオバちゃん行員が来て、2時間ほど説明会があった。でも一番、カネが掛りそうなのは”システム構築・プログラミング”?小生の元勤務先(住友系)の場合、窓口金融機関は住信だったが、日本株は大和、外国株はDIAM、外債は野村、定期預金は三菱、保険は三井住友海上・・・バラバラ、自社商品に拘らず。ところが同じ住友系でも違う事業会社が企業型401Kを導入する場合、日本株はDIAM、外国株は日興、外債は中央三井、定期預金はりそな、保険はあいおい・・・とか、各社ごとにシステム・プログラミングが違うはず。これに掛るコストはどれくらいかは判らない。従業員数が少ない会社(50人、100人)ごとに異なるシステム・プログラミング構築して、割が合うかどうか。この場合も、「規模」の論理が成り立つ。恐らく東京海上日動や損保ジャパンのケースで、北海道の食品会社でも、九州の電子部品製造会社でも、全国、同一の”パッケージ商品”を使わせて、個々の会社ごとにプログラミング・システム構築をせずに済むようにしているものと推察できる。

ここで読者(相談者)様の究極のご要望、「個人型DCでも0.2~0.3%台のインデックスファンド使えるんだから、企業型DCでも国内外株&債券、4本とも新たに導入してよ!」。読者様が北海道の食品会社に勤務し東京海上日動の企業型プラン(パッケージ商品)を利用していると仮定。ところが中部地方の自動車部品製造会社も、関西地方の医療機関も・・・全国、数十、数百社が同じプラン(パッケージ商品)を利用している。読者様の勤務先だけに新たに4本の投信を加えることが出来るか否か?規約の書き換え、労使の合意、プログラムの修正・・・これを同じプランを使っている全国、数十社、数百社と交渉、同意を取り付ける・・・。

同一のパッケージ商品を数十、数百社で使っている場合は”壁”があるかも。個々の企業ごとに、オーダーメードで作った企業型401Kなら、他社の企業型401Kと

”互換性”(←これ結構大きいかも)

の問題は生じない。

4.一縷の望みもあります。東京海上日動、企業型プランに”「総合型401k」とは、当社が日本で初めて開発した画期的な確定拠出年金規約です。複数の企業を1つの年金規約で運営し、かつ個別企業の事情にあった制度設計が可能なプランです。”と書いてある(↓)。
http://401k.tokiomarine-nichido.co.jp/manager/support/su-index.html
”かつ個別企業の事情にあった制度設計が可能なプランです。”この文言を、「インデックスファンドの追加設定」が出来るとも解釈できますね。後は金融機関の良心に期待したいところ。例えば、個人型401Kで鹿児島銀行のケース。ここ2、3年のうちに投信の追加設定がなされ、信託報酬手数料の低減が実現した。例の”一覧表”参照。当然、金融機関側の”儲け”が減る訳ですが、それを承知の上でやってくれる金融機関も少ないけど、あるにはあるわけです。因みにユウキさんがご指摘のように、30商品(元本確保型、投信含めて)程度は可能という話(↓)。個人型401Kでスルガ銀行、31アイテム(商品)、日興で30アイテムも組み込まれています。制度上、問題ないでしょう。投信4本くらい追加設定してもキャパの問題無し。
http://www.benefit401k.com/Morningstar/401k-PortabilityGuide/doc/select_03b.html

5.まだ企業型401Kが導入されていない、これから企業型401Kが導入される会社に勤務している場合の「対策!」(笑)。1~4のように、様々な”闇”、”ハードル”、”障害物”、”壁”が有りそうですが、諸々の方々のコメントから察するに、

イ.金融機関と交渉窓口となる総務担当者に”悪知恵?”を授ける、例の一覧表を見せて。
ロ.企業型401K導入に際して、法律で労使間の合意が必要。労働組合にも総務担当者と同様に”悪知恵?”を授ける。

総務&労組、タッグを組んで金融機関に立向う。勿論、読者皆様、個々人の判断でお願いしますよ!会社に煙たがられて”首”が飛んでも小生、責任持ちませんよ。自己責任でお願いします。

とにかく、繰り返しになりますが、闘いどきは企業型401Kが

”導入される前!”

長々と書き失礼しました。ホナ。

>まひわりさん

うーむ。ありえそうなところがこわい。


>kanpokkuriさん

同じお悩みでしたか。。。
アセットアロケーションは大事ですから、そこだけでもしっかり考えたいですね。


>ユウキさん

>>商品追加は随時可能ですから401K担当者に申し出ることです。商品は30アイテムぐらいまで可能だそうですよ

これは朗報ですね。
可能なら読者さんも勇気づけられることでしょう。


>Werder Bremenさん

長文コメント、ありがとうございます。
有用なヒントがいくつもあったと思います。
ご利用は自己責任で(^^)

何度もレスして申し訳ありませんが・・・

頭の中で想像していた、企業型401Kの”闇”、”疑惑”が”確信”に至ったのでコメントさせて貰います。
1.横浜銀行(↓)
http://www.boy.co.jp/kojin/sonaeru/nenkin/hojin01.html
2.千葉銀行(↓)
http://www.chibabank.co.jp/m/n_0.html

http://210.239.47.176/news/world/politics_kiji.php?i=seikei07030610094501

企業型401Kの例として挙げた荘内銀行は”損保ジャパンDC”の玉、一発しかなかったので確信が持てなかったのですが。ところが千葉銀行、横浜銀行の例を調べてみると、企業型401Kプランとして、それぞれ3発、4発、保有している模様です。横浜銀行の場合で説明します。上記、横浜銀行、URLの一覧表に(プラン名)、(設立形態)と記載があり「はまぎん企業型401K(単独型)、はまぎん明治安田&第一生命&ニッセイ(いずれも総合型)」があります。千葉銀行の場合も同様の記述があります。問題は

”単独型”か”総合型”

かということです。小生、前回のコメント欄で”オーダーメイドの紳士服”と表現したやつがこの”単独型”に相当します。はまぎん企業型401Kのボタンを押してください。重要な文言が書いてあります。以下、抜粋。

「単独型」ならではの特長
1.運用商品ラインアップの独自選定が可能
2.資産管理機関の独自選定が可能
3.プラン名称に社名の利用が可能(○○○企業型年金規約)

抜粋、終わり。項目No.1がまさに”オーダーメイドの紳士服”に相当します。しかるに、例えば、はまぎん第一生命(PDF)の資料p3/4、2運用商品の表の下に、小さな字で書かれた重要な文言を発見しました。以下、抜粋

運用商品は第一生命DCスマートプラン(運用商品パッケージIV型)共通のものとなり、第一生命が選定します。したがって、企業様ごとに選定することはできません。

抜粋、おわり。はまぎん・明治安田(PDF)、p1/2、「特徴3:商品ラインアップ」の表の下にも小さな文字で同様の記載があります。これが小生、前回のコメントで指摘した、

>読者様の勤務先だけに新たに4本の投信を加えることが出来るか否か?

残念ながら、酷な言い方になりますが、私は出来るだけ”正直に物申す”を身上としていますので、失礼ながら、敢えて言わせて頂きます。

「総合型(パッケージプラン)では上記のような文言が入っており、これを会社の総務、労組が受け入れた以上は・・・」

残念ながら、横浜銀行の表にある「企業規模の目安(正社員数)」。横浜銀行の基準では「300人以上か、以下か」が”単独型”か”総合型”かの運命の分かれ道としか申し上げようが・・・。

加入者(社員、労働者)側から見れば、「信託報酬手数料」のコストに目が行くのですが、勤務先企業の立場で言うと企業型401Kの導入、システムの維持に”コスト”が掛るようです。はまぎん・明治安田(PDF)、p2/2、「特徴2:低コストで制度運営」に記載の文言は小生、前回のコメント欄、項目No.3に該当します。千葉銀行に関する2個目の記事にも同様のことが書いてあります。

霧が晴れて、漸く見通しがついたかと思ったら、目の前に203高地の日本兵の死体の夥しい山を見たような残酷な光景です。

まだ企業型401Kが導入されていない、これから導入される可能性がある企業にお勤めの読者の皆様にWerder Bremenなりの率直な考え、修正案を述べさせて頂くと、

A)中小企業、企業規模が小さい場合。総合型(パッケージプラン)を受け入れざるを得ない場合も想定し、それでも、より”マシ”な総合型を選択するように、総務&労組に働きかける。このブログネタに登場した、東京海上日動、損保ジャパンの総合型の場合、日本株以外のアセットクラスにインデックスファンドが組み込まれていない。然るに、はまぎん・明治安田&第一生命&ニッセイのような場合、STAMインデックスシリーズより信託報酬手数料が高いとは言え、曲がりなりにもインデックスファンドが入っている。ダメならばダメなりに、少しでもマシなほうを選択できるように働きかける。

B)企業規模が大きい場合。オーダーメードの”単独型”だから安心?横浜銀行のHPに

>現行の適格年金は、平成24年3月までに他の制度に移行(もしくは廃止)
>する必要があります。401kは適格年金の受け皿として有効な手段です。

まだ企業型401Kに移行していない会社がワンサカ、有るようです。”総合型”のパンフに、「”単独型”より短期間で導入できるメリットがあります。」なんて記述もあります。そりゃ、そうでしょう。規約の作成、商品選定も済んで出来あいの”パッケージ商品”なんです、”総合型”は。尻に火がついてから、小学生の夏休みの宿題みたいに慌てて駆け込もうとすると時間がなくて、渋々、”総合型”に・・・orz。

以上、闇の中を漁りまくって得た情報、私見を述べさせて貰いました。最後になりますが、勿論、読者の皆様、個々人で判断、行動して下さいね。会社に煙たがられて”首”が飛んでも責任は負いかねます。

終わり、ホナ。

ご参考まで

某損保系証券会社が運営管理機関の場合のラインナップ。
・傷害保険
・ライフサイクル型バランスファンド5種類(アクティブ):信託報酬1.701%~0.987%※
・TOPIXインデックスファンド:信託報酬0.651%
・日本株アクティブファンド(成長性テーマ):信託報酬1.6065%
・日本株アクティブファンド(環境テーマ):信託報酬1.575%※
・外国株アクティブファンド(為替ヘッジ有):信託報酬1.995%※
・外国株アクティブファンド(為替ヘッジ無):信託報酬1.995%※
・日本債券アクティブファンド:信託報酬0.6825%※
・外国債券アクティブファンド:信託報酬1.2075%
※は損保系運用会社の商品

総合型401Kが繁殖していった理由が・・・

下記、URLに載っていました。やはり企業型401Kを維持するための勤務先企業側のコスト負担が大きな理由のようです(↓)。
http://archive.mag2.com/0000277264/20090115085000000.html?start=20
これを最初にやったのが”東京海上”で不幸の始まりだった?因みに横浜銀行の「従業員数300人」が”単独型”と”総合型”の分岐点という根拠についても述べていますね。100~300人だと金融機関に見積もりを持って来させて比べてみないと判らないとか、300名以上だと概ね単独型が有利とか述べています。読者の皆様の勤務先が将来、401Kを導入する際”単独型”か”総合型”か判りませんが、不幸にも総合型となった場合でも東京海上、損保ジャパンより、各アセットクラス、及びバランスファンドまで含めてパッシブファンドが組み込まれている意味だけですが、それでも多少は”マシ”なものもあるようです(↓)。とても”ベスト”ではありませんがあくまで、ご参考まで。一例として。
http://www.tokyo-cci.or.jp/kyosai/080115tosho401k.pdf
元になっている”鋳型”は”三井住友海上JIP総合型401k”で地銀とも提携して扱っているところもあるようです。
http://www.ms-ins.com/401k/corporate/service/service_005.html
その他、参考資料(↓)
http://allabout.co.jp/finance/401k/closeup/CU20050117A/index.htm

少しマシな”総合型”?

岡三証券・個人型401Kと全く同じ商品ラインナップが総合型(企業型401K)として利用できるようです。各アセットクラス(特に外債は0.2625%)、バランスファンド(各0.3%前後)ともパッシブファンドが利用できます。ガラクタ・アクティブファンド、テンコ盛・プランよりはかなり”マシ”です。すみしんDCマイセレクションシリーズはマニアなファンもいるようです。参考まで。
http://invest.okasan.co.jp/401k/index2/sougodc.htm
まだ、調査不足で不明なところもありますが、個人型確定拠出年金で大ブレークした鹿児島銀行ですが、総合型(企業型)401Kはこともあろうか東京海上と・・・orz(↓)。
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/pdf/040830.pdf

”Worst"よりも "Worse"の選択肢?(I)

いろいろ検索して気付いたことは、東京海上・総合型401Kの勢力が半端じゃない。かなりの地銀と提携。ブラックバスのように繁殖、増殖。東京海上・総合型401Kが繁殖していった歴史が生々しくかかれています(↓)。勤務先企業にとってはコストダウンできて有りがたい話でも、加入者(社員、運用者)からすればゾッとするような”惨劇”です。このブログ、401Kに纏わる裏話、都銀、生保、損保、信託銀、地銀の思惑等々が赤裸々に描写されていて最初から読んでみると興味深い。
http://fpsr-i.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-21d7.html
ところで、前々回、”従業員数300人”が”単独型”か”総合型”かの分かれ目、基準かの話。実例が出てきました(↓)。
http://www.gunmabank.co.jp/info/news/201225d.html
群馬銀行も東京海上の総合型を採用しているようです。書店と警備会社。書店のほうが”単独型”で警備会社のほうが”総合型”のようです。3つ前のコメントで紹介した、横浜銀行の”単独型”ならではの特徴で

>3.プラン名称に社名の利用が可能(○○○企業型年金規約)

書店の名前が入っています。小生の以前の勤務先、企業型401K(単独型)でもそうでした。□×△〇工業企業型年金。書店は270人でセーフ!警備会社は350人でアウト!何が理由か知る由もありません。総務、労組の無知か、地銀、損保に騙されたのか、取引先メーンバンクとの力関係に屈したのか。もっとゾッとする事例も出てきました(↓)。600名でも”総合型”・・・orz。
http://www.juroku.co.jp/16bank/release/200810_12/20081208_1.shtml

如何にも避けがたい”運命”なのか、”Worst"よりも "Worse"の選択肢は無いのか?

一縷の望み、希望の光は無いのか・・・

続く

”Worst"よりも "Worse"の選択肢?(II)

続き

確定拠出年金の所轄官庁は厚生労働省です。関係者からのヒアリング、連絡会議も開かれているようです(↓)。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/07/s0710-1f.html
URLのアドレス、coではなくgo。会社、企業ではなくガバメント(政府機関)。中小企業が加盟している各地の商工会議所、傘下の会員に”総合型”を用意している模様です。そこの会議では札幌商工会議所、大阪商工会議所の話が出ています。そこの図の中に、「会議所会員以外の加入も可能」と書かれています。札商の場合、近隣の小樽、苫小牧の中小企業とか、大商の場合、隣県の兵庫、奈良とかの中小企業でも・・・?札幌商工会議所の商品内容は判りませんが2つも用意するので選択権もある?前々回、紹介した少しはマシな総合型401K、”三井住友海上JIP総合型401k”を採用したのは東京商工会議所。大阪商工会議所の商品プランは(↓)、
http://www.osaka.cci.or.jp/Jigyou/401k/index.html
石川県中央会の事例(PDFのp12)、
http://www.icnet.or.jp/jyoho/kaiho/2008.no1.pdf
その他、埼玉のケースでは、りそなと提携して2種類、用意している、商品内容は不明ですが。大商のケースもりそなを採用しているので参考になるかもしれません。
http://www.resona-gr.co.jp/saitamaresona/hojin/service/keiei/kigyonenkin/index.html
因みにりそなの”総合型”商品内容の参考になりそうな”雛型”(↓)。A型、B型、2種類、弾を保有している模様。
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/151204_1a.pdf

続く

”Worst"よりも "Worse"の選択肢?(最終回)

続き

地銀が提供する”総合型”401Kが全て、劣悪かというとそうとも限らないようです(↓)。
http://www.ncbank.co.jp/nr/images/050614.pdf
http://www.114bank.co.jp/401k/product/index02.html
曲がりなりにも4資産とバランスファンドともにパッシブファンドが用意されています。STAMインデックスシリーズよりは割高かもしれませんが・・・。

さて、企業型401K(総合型)の”闇”もほぼ、出尽くした感があります。総務、労組の無知か、地銀、損保に騙されたのか、取引先金融機関との力関係か様々、有るでしょうが、一旦、導入されてしまうと金融機関を覆すのは困難でしょう。さて、対策を纏めると、
1.一番、理想は”単独型”で信託報酬手数料0.2~0.3%のパッシブファンドを導入する。
2.とは言っても、現実は理想とかけ離れている。”総合型”を受け入れざるを得ない。東京海上、損保ジャパンの”Worst"よりも"Worse"の選択をする。
a)最寄りの商工会議所の”総合型”をあたってみる。会員加盟していなくても、隣県でも加入のチャンスが有る?
b)三井住友海上、りそな、岡三証券に”総合型”で直接交渉。
c)稀なケースとして、地銀の提案する”総合型”でも”マシ”なものがある?西日本シティ銀行、百十四銀行の事例。
d)これも極めて稀なケースかもしれませんが、親会社の関連企業、子会社?大企業に合併され資本関係にあるが別会社のケースとか?この事例ではヤマトの傘下、クロネコヤマトグループ企業ならばヤマトの”単独型”に加入できる?路線バス、乗合バスに席が空いていたら相乗りさせて貰う。商品プランを見たら、涎が出そう(汗)。まあ、年金制度で加入できるか否か、社労士じゃないと判らんね。

http://www.yamato-nenkin.or.jp/indexH.html

http://www.yamato-nenkin.or.jp/main/categoryC/pdf04/pdf-03_unnyou01.pdf

http://www.yamato-nenkin.or.jp/main/categoryC/pdf04/pdf-04_unnyou02.pdf

これらの”知恵”を総務、労組に付けてやれば”最悪の事態”だけでも避けられると思います。

以上、情報、意見に正確性は保証できません。ご自身の判断でお願いします。また、行動も自己判断、自己責任でお願いしますよ。勤務先の会社に煙たがられて”首”が飛んでも責任は持てません。

ではでは

>Werder Bremenさん

たくさんの有用な情報、ありがとうございます。
情報の海から、関連情報を調べるだけでも大変だったのではないでしょうか。

せっかくのコメント投稿群ですから、Werder Bremenさんのコメントをまとめて、ひとつの記事にしたら他の読者様にとっても有用だと思うのですが、よろしいでしょうか?

(あとひとつだけ…前にも申しあげたことがありましたが、いろいろな読者様がおられるのでできましたら戦争の例え話はお控えいただけたらと思います。申し訳ありません)

いや~、ついつい・・・

>戦争の例え話はお控え・・・
年のせいか、申し訳ありません。

話を元に戻して。もう一つ、詰めが甘い、最後の可能性は”鹿児島銀行個人型401K”がそのまま、総合型(企業型)401Kとして使えないかということです。岡三証券のケースでは個人型と総合型(企業型)全く同一。そして、実は三井住友海上の個人型(↓)と東京商工会議所の総合型(企業型)も全く同一。
http://www.ms-ins.com/401k/personal/service/service_002.html
その他、百十四銀行の個人型401Kの場合、全く同一ではなくても一部にかなりの類似性が見られるんですよ。
http://www.114bank.co.jp/401k/product/index.html

これは、総合型(企業型)⇔個人型へ互換性がある?。同じプラット・フォーム(ネットワーク、システム、プログラム)を使っている?コンピューター(ハード)だけじゃなく、制度上(規約とかのソフト)も共用できるということ?

鹿児島銀行のケースでは、東京海上と”総合型”で提携の記事を発見したので、まあ無理かと思ったのですが、地銀でも横浜銀行、千葉銀行とも3、4発持っていたケースもあります。但し、千葉と横浜は首都圏で人口密集地帯にある地銀ですからね。人口希薄地域では、荘内銀行のように1発しか保有していない可能性が高いかな?

まあ、それと仮に鹿児島銀行があの個人型401Kを総合型に放出するとしても、北海道、東北、関東甲信越の東日本の中小企業が、西日本の際果ての地銀と、取り引き関係も全くない、縁もゆかりもないところと取り引き。一寸、現実的ではナイかもしれません。個人だったら何処とでも取引できますが。隣県の宮崎、熊本、せいぜい福岡くらいまで?九州島内限定ですかね。

それと最後に、”単独型”ですがこれも、絶対にバラ色とは言えないケースもあります(↓)。外国株式に0.2%台のファンドが入っているから”単独型”と思われますが・・・。
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/?q=%B3%CE%C4%EA%B5%F2%BD%D0%C7%AF%B6%E2#entry261
その他のアセットクラスは一般販売並みと述べています。勤務先企業の規模に起因するのか、総務、労組の無知か、金融機関との力関係か。まあ、金融機関としては”儲けたい”と思うのが人情ですから、全部、0.2%台とか0.1%台とかは・・・。上記で挙げた、クロネコヤマトグループ企業年金だったら、子会社、関連企業まで含めて○万人規模でしょうからね~。

まあ、どうぞ、纏めて、適当に記事にしてみて下さい。

ホナ。

企業型ではなく個人型401Kを敢えて推奨?

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/s0324-10c.html

厚生労働省の公聴会、ヒアリングの議事録。専門用語、年金制度が絡んでいて読んでもチンプンカンプン。社会保険労務士だったら理解できるはず?JR東日本なら従業員数○万人で企業型(単独型)401Kを導入しても有利と思われるが・・・。

意図的に企業型401Kを導入せず!

個人型を導入したほうが良い?企業側にメリットがあるのか、社員(加入者、労働者)側にメリットがあるからなのか?こんな選択肢もある?でも、これなら自分に合った金融機関を選択する権利があるから、嫌な総合型を押し付けられるより良いかも?

これはオマケ?参考程度?

社会保険労務士、FP事務所、人事管理のアウトソーシング会社等々が総合型401Kの母体となって、それに”ぶら下がる”パターンも有るみたいです。あくまで参考程度に。

1.株式会社ブレインコンサルティングオフィス・総合事務所ブレイン
http://www.e-brain.ne.jp/
http://www.pronavi.net/brain/index.html
商品内容が全く不明だが、運営管理機関が”ベネフィットシステムズ”。これはSBI個人型401Kが一枚、噛んでいるところで中身が判かれば面白そうだが。それと従業員数(看護師)、たった6人でも加入しているところが特筆に値する?
http://www.pronavi.net/brain/interview3.html

2.株式会社ヒューマン・プライム
http://www.humanprime.co.jp/hpf06/
http://www.humanprime.co.jp/contents/hoka/401k.pdf
まあ取り敢えず一般販売程度のパッシブファンド4本あるのと、バランスファンドがクロネコヤマト企業年金でも使っている「みずほマイブレンド」があるのが強みかな。

URL超過につき、次回へ続く

続き

3.銀泉年金倶楽部
http://www.nenkin-club.com/#
SMBC総合型401kとだけ書いてあり中身は不明。参考までにSMBC個人型401kの中身は
http://watakouwatakou.blog94.fc2.com/blog-entry-82.html

終わり

>Werder Bremenさん

コメントを以下の記事にまとめさせていただきました。
たくさんの情報、ありがとうございました。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1065.html

これは凄いですね。
長年の謎だった「何故東京海上日動が多くの地銀と結びついているのか」
が解けました。
WerderBremenさんありがとうございます。

私の勤務先は企業型が導入されていないので個人型で
事業所登録をしてもらいました。
個人型だと自分で運用機関を選択できるのでメリットが大きいと
かなりプッシュした覚えがあります(笑)
小さな零細企業なので良かったのかもしれませんね。

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