山崎元氏のインデックス投資エッセンス
YOMIURI ONLINEに、インデックス投資について書かれた山崎元氏のコラムが掲載されています。
YOMIURI ONLINE 山崎流マネーここに注目
インデックス投資のメリットと注意点
昨年12月に発売された「超簡単 お金の運用術」(山崎元著)のエッセンスとも言える内容になっており、インデックス投資に興味があるかたなら一読の価値があるのではないでしょうか。
その内容には、ほぼ全面的に賛成です。
(関連記事) 2009/02/12 「超簡単 お金の運用術」(山崎元著)は金融危機下でも元気が出るインデックス投資本
ただ、注意点の「まとまったお金が必要な場合は、買値に関係なくファンドを解約できるようでありたい」というくだりだけは、個人的には反対です。
「買値に拘らない」のは良いことだと思いますが、まとまったお金が必要になった時に、ファンドを解約しなければならない程度の生活防衛資金しか持たずに本格的な投資を行うこと自体が、僕の考えとは少々合いません。
YOMIURI ONLINE 山崎流マネーここに注目
インデックス投資のメリットと注意点
昨年12月に発売された「超簡単 お金の運用術」(山崎元著)のエッセンスとも言える内容になっており、インデックス投資に興味があるかたなら一読の価値があるのではないでしょうか。
その内容には、ほぼ全面的に賛成です。
(関連記事) 2009/02/12 「超簡単 お金の運用術」(山崎元著)は金融危機下でも元気が出るインデックス投資本
ただ、注意点の「まとまったお金が必要な場合は、買値に関係なくファンドを解約できるようでありたい」というくだりだけは、個人的には反対です。
「買値に拘らない」のは良いことだと思いますが、まとまったお金が必要になった時に、ファンドを解約しなければならない程度の生活防衛資金しか持たずに本格的な投資を行うこと自体が、僕の考えとは少々合いません。
生活防衛資金はたっぷりと用意する。(自分の場合、生活費の2年分。更に増額中)
例えば、失業・入院のような非常事態が起こっても、ファンドに手をつけることがないようにしたいと思っています。
生活を守るという意味だけでなく、相場で精神的な安定を保つ意味でも、これは大切だと実感しています。
まあ、生活防衛資金についてはいろんな考え方があって然りだとは思いますので、あくまで個人的な考えですが。
それ以外は、非常に参考になるコラムだと思います。
ブックマークしておこうっと。
例えば、失業・入院のような非常事態が起こっても、ファンドに手をつけることがないようにしたいと思っています。
生活を守るという意味だけでなく、相場で精神的な安定を保つ意味でも、これは大切だと実感しています。
まあ、生活防衛資金についてはいろんな考え方があって然りだとは思いますので、あくまで個人的な考えですが。
それ以外は、非常に参考になるコラムだと思います。
ブックマークしておこうっと。
- [2009/05/29 22:28]
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コメント
山崎氏の場合
ある程度の潤沢な投資資金+リスク許容度を抑えることを前提にしている気がします。
例えば以下の条件。
・全金融資産が3600万円
・生活防衛資金として欲しいのは600万円
・投資として許容できる最大損は1500万円
この時に「600万円を生活防衛資金 + 3000万円を最大損が1500万円(-50%)で収まるように投資」が一つの解だと思います。
一方、山崎氏の場合は「3600万円全部を最大損が1500万円以内(-41.6666...%)に収まるように投資する」という解かと思います。
リスクの見積もりが正しければ、どちらの方法でも生活防衛資金の600万円の確保と最大許容損1500万円を守れます。
そして、「許容リスク-50%で3000万投資」と「許容リスク-41.666%で3600万投資」を考えた時、効率的フロンティアを考えた場合は、後者の山崎式の方が期待リターンが高い!?
経済的合理性を優先する山崎氏としては、生活防衛資金を確保できて最大許容損も守れて期待リターンも高い投資を推奨するのは分かる気がします。
ただ、個人投資家としてはそれでは不安なので、精神的安定の精神的効用のために生活防衛資金を確実に確保しておくのはありだと思います。(いくら理論では大丈夫と分かっていても心理的に不安になって、長期投資を断念したり、普段の生活に影響が出るようでは本末転倒ですから)
例えば以下の条件。
・全金融資産が3600万円
・生活防衛資金として欲しいのは600万円
・投資として許容できる最大損は1500万円
この時に「600万円を生活防衛資金 + 3000万円を最大損が1500万円(-50%)で収まるように投資」が一つの解だと思います。
一方、山崎氏の場合は「3600万円全部を最大損が1500万円以内(-41.6666...%)に収まるように投資する」という解かと思います。
リスクの見積もりが正しければ、どちらの方法でも生活防衛資金の600万円の確保と最大許容損1500万円を守れます。
そして、「許容リスク-50%で3000万投資」と「許容リスク-41.666%で3600万投資」を考えた時、効率的フロンティアを考えた場合は、後者の山崎式の方が期待リターンが高い!?
経済的合理性を優先する山崎氏としては、生活防衛資金を確保できて最大許容損も守れて期待リターンも高い投資を推奨するのは分かる気がします。
ただ、個人投資家としてはそれでは不安なので、精神的安定の精神的効用のために生活防衛資金を確実に確保しておくのはありだと思います。(いくら理論では大丈夫と分かっていても心理的に不安になって、長期投資を断念したり、普段の生活に影響が出るようでは本末転倒ですから)
私も山崎さんの本は読みましたが、きちんと楽天証券の人間であることやギャンブルもやるwと仰っています。好感持てる点も多かったのですが「時間分散」を否定されていましたね。でも割安の目安も紹介されています。捕らえ方でしょうか。
複利効果は薄れますが時間分散は必要と思いますが、山崎さんの本には残念ながら根拠には触れられておりませんね。
生活防衛資金は考え方じゃないんですかね?2年で十分と思う人、10年でも不安な人。「防衛」って言葉が・・・ですけど。体調不良の防衛なら会社によっては「長期収入保障プラン」みたいなものがありますし、独身の人はリストラされても会社都合の退職金と失業保険が出ますので即収入がなくなるわけじゃないですし、いざというときは確かに
投資資金からおろすのもありかと(どうせお金は使うためにあるわけですしねw)一番 考えないといけないのは子供のいる家庭でしょうね。
生活防衛資金というならば「子供が成人するまでの資金全額」と「私は」考えてしまいます。子供の分だけですよw
まあ、あとはリスク資産のアセットアロケーションの内容にもよりますかね。
防衛要素としては「仕事に自信があるかないか」じゃないんですかね?会社ともいえますけど^^;
私はリスク資産に個人向け国債も入れています。これは必要に応じて解約してもいいと考えています(しないに越したことはないですけど)
株式や外貨や金の買う金額とそこからリスク許容度を考えて国債を投入していく方法で全体のリスクを抑えようとしています。
一定の知識があれば あとは「性格」と「生活環境」で決まってくるでしょうから「投資に1つの正解はない」わけでしょうし。。。「単なる副業か趣味」と割り切るべきでしょうかね。
ちなみに知り合いが1年以上入院したのですが株式はそのままで値下がりで半分になってしまったようです。入院するくらいになるならば「リスク資産なんか持たないでいい」というのも正解かもしれません。
長文失礼しました。
複利効果は薄れますが時間分散は必要と思いますが、山崎さんの本には残念ながら根拠には触れられておりませんね。
生活防衛資金は考え方じゃないんですかね?2年で十分と思う人、10年でも不安な人。「防衛」って言葉が・・・ですけど。体調不良の防衛なら会社によっては「長期収入保障プラン」みたいなものがありますし、独身の人はリストラされても会社都合の退職金と失業保険が出ますので即収入がなくなるわけじゃないですし、いざというときは確かに
投資資金からおろすのもありかと(どうせお金は使うためにあるわけですしねw)一番 考えないといけないのは子供のいる家庭でしょうね。
生活防衛資金というならば「子供が成人するまでの資金全額」と「私は」考えてしまいます。子供の分だけですよw
まあ、あとはリスク資産のアセットアロケーションの内容にもよりますかね。
防衛要素としては「仕事に自信があるかないか」じゃないんですかね?会社ともいえますけど^^;
私はリスク資産に個人向け国債も入れています。これは必要に応じて解約してもいいと考えています(しないに越したことはないですけど)
株式や外貨や金の買う金額とそこからリスク許容度を考えて国債を投入していく方法で全体のリスクを抑えようとしています。
一定の知識があれば あとは「性格」と「生活環境」で決まってくるでしょうから「投資に1つの正解はない」わけでしょうし。。。「単なる副業か趣味」と割り切るべきでしょうかね。
ちなみに知り合いが1年以上入院したのですが株式はそのままで値下がりで半分になってしまったようです。入院するくらいになるならば「リスク資産なんか持たないでいい」というのも正解かもしれません。
長文失礼しました。
リスク資産に向かないお金
これは、山崎 元さんの「超簡単 お金の運用術」のP44の「リスクを取ることに気が進まないお金」の運用にMRF、個人向け国債を挙げています。
ですから、生活防衛資金を潤沢に持ちたい場合はこう言った商品の利用も可能だと思います。
で、「まとまったお金が必要な場合は、買値に関係なくファンドを解約できるようでありたい」と言う部分は個人に任せて良いのではないかと思います。
いろんな意見があっても良いと思いますが、生活防衛資金は人によってどれだけ持つべきかは難しい問題です。
運用に「万人に共通する正解は無し」と言われるので、山崎 元の意見も参考にやっていけば良いと思います。
ただし、絶対にやってはいけない事はどんな事があっても借金だけはしてはいけないので、その為に「まとまったお金が必要な場合は、買値に関係なくファンドを解約できるようでありたい」と言うのであれば賛同します。
なぜならば、株式のリターンよりも借金の金利の方が絶対確実に高いからです。
ですから、生活防衛資金を潤沢に持ちたい場合はこう言った商品の利用も可能だと思います。
で、「まとまったお金が必要な場合は、買値に関係なくファンドを解約できるようでありたい」と言う部分は個人に任せて良いのではないかと思います。
いろんな意見があっても良いと思いますが、生活防衛資金は人によってどれだけ持つべきかは難しい問題です。
運用に「万人に共通する正解は無し」と言われるので、山崎 元の意見も参考にやっていけば良いと思います。
ただし、絶対にやってはいけない事はどんな事があっても借金だけはしてはいけないので、その為に「まとまったお金が必要な場合は、買値に関係なくファンドを解約できるようでありたい」と言うのであれば賛同します。
なぜならば、株式のリターンよりも借金の金利の方が絶対確実に高いからです。
こんにちは。
生活防衛資金はたっぷりのご意見に全面的に賛成です。
長い間投資をしていると想定外の出来事が日常的に経験できます。日経平均が1日で3800円も下がったり、数十%の暴落がたびたび起きたりします。
また日常でも想定外の出費がたびたびあります。
投資資金と生活資金は全く別にしたほうがいいと考えます。
こう考えてみますと全く個人的な考えですが、長期投資は10年単位でみるとバートン・マルキールセミナーレポート3のコメントで述べさせていただきましたが、生活資金も10年分用意して初めて完成形だと思います。
生活防衛資金はたっぷりのご意見に全面的に賛成です。
長い間投資をしていると想定外の出来事が日常的に経験できます。日経平均が1日で3800円も下がったり、数十%の暴落がたびたび起きたりします。
また日常でも想定外の出費がたびたびあります。
投資資金と生活資金は全く別にしたほうがいいと考えます。
こう考えてみますと全く個人的な考えですが、長期投資は10年単位でみるとバートン・マルキールセミナーレポート3のコメントで述べさせていただきましたが、生活資金も10年分用意して初めて完成形だと思います。
行動ファイナンス
この議論は大変参考になります^^
私も以前は買値が気になって執拗に(失礼!)生活防衛資金と叫んでましたが、行動ファイナンスが最近ようやく理解できてきました。
自分の持っている投資対象が値下がりすると、値上がりしたときの嬉しさに比べて2倍の苦しみを味合う。
投資資金が仮に2000万なら、1000:1000が標準として、リスク許容度+相場観により変化させていけばいいのかなあ〜と・・・
借金のある人はまずは返済優先というのは、当然でしょうね!(これで評論家の良心がわかる)
私も以前は買値が気になって執拗に(失礼!)生活防衛資金と叫んでましたが、行動ファイナンスが最近ようやく理解できてきました。
自分の持っている投資対象が値下がりすると、値上がりしたときの嬉しさに比べて2倍の苦しみを味合う。
投資資金が仮に2000万なら、1000:1000が標準として、リスク許容度+相場観により変化させていけばいいのかなあ〜と・・・
借金のある人はまずは返済優先というのは、当然でしょうね!(これで評論家の良心がわかる)
山崎氏は生活防衛資金を持つ事を否定しているわけではないですよね?ポイントは買値にこだわらない事であって、限られた紙面で一番伝わりやすい表現を選んだのだろうと思います。
過去の山崎氏の発言や著書を見ていればそういう解釈になると思うのですが、今回の記事内容に限定しての話と言う事なのかな。
過去の山崎氏の発言や著書を見ていればそういう解釈になると思うのですが、今回の記事内容に限定しての話と言う事なのかな。
買値に拘らないというのは
安く買おうとしても一般の人には難しいので仮にそういう投資をすると
値下がりしたときに右往左往して逆に安値で投げてしまうということを
危惧してあえて「買値にはあまり拘ることない」って言ってくれている
と思います。
逆に買い目に拘りをもつ著書は日経の高値から投資をしたら・・・という論法です。
どちらも先のことは正直わからんということで積立かリスクを抑えてリバランスか
「先の分からない買い目」に時間をかけるのは辞めてもっと違うことに有効に時間
をつかいましょう!ということが一番の趣旨かなと思っています。
私はインデックスは積立で個別株は買い目に拘ってやってきていますので両方です
から 両者の意見もよくわかります。
値下がりしたときに右往左往して逆に安値で投げてしまうということを
危惧してあえて「買値にはあまり拘ることない」って言ってくれている
と思います。
逆に買い目に拘りをもつ著書は日経の高値から投資をしたら・・・という論法です。
どちらも先のことは正直わからんということで積立かリスクを抑えてリバランスか
「先の分からない買い目」に時間をかけるのは辞めてもっと違うことに有効に時間
をつかいましょう!ということが一番の趣旨かなと思っています。
私はインデックスは積立で個別株は買い目に拘ってやってきていますので両方です
から 両者の意見もよくわかります。
生活防衛資金など
管理者さま、皆様
山崎元です。拙文をお読み頂き、ご意見まで頂戴して恐縮です。
「生活防衛資金」(概念自体は説明不要でしょう)的なものは必要だと思うのですが、具体的に幾らが最適なのかという点については、案外定説らしきものがありません。
木村剛さんの「投資戦略の発想法」では確か年収2年分とありましたが、最初に目にしたときに、正直なところ(特に若い人には)これは「重いなあ」と思った覚えがあります。
たぶんこの部分について木村さんが参考にされたのは(つまりタネ本の一つは)ハロルド・エバンスキーの「ウェルス・マネジメント」だろうと思うのですが、これは、富裕層向けのマネーマネジメントを説いた本なので、年収2年分(あるいは生活費2年分)の生活防衛資金をMMF(アメリカの話です)のようなものに入れておくことが、顧客にとってそれほど大きな制約になりません。
現在の私の考え方としては、たとえば数ヶ月分の生活費くらいを生活防衛資金として確保しておけば、あとは投資に回しても大丈夫だと思っています(この範囲で最大限の投資が、その人にとって「最適」な投資とは限りませんが)。それは、ETFでも公募の投信でも、掛かっても数日で換金できるからです。
大きな出費とは、家や自動車のような大きな買い物、病気や事故などに伴う出費、何らかのトラブルの解決金(手切れ金とか)といったものだろうと思いますが、何れの場合も、部分的に支払いが可能であれば、即日即金でなくとも数日程度の猶予はあるのではないかと思います。
それなら、買値にこだわらずに換金できれば、日頃、運用効率がいいと信ずる場所になるべく多くの資金を置いておいても大丈夫ではないか、と考えるわけです。それに、お金を運用するのは必要なときに使うためですから、投資したお金をことさらに使用から遠ざける必要はないのではないでしょうか。
もちろん、手元の流動資金を小さくしすぎて借金をするようなことになってはマズイのですが、インデックス・ファンドを貯金箱代わりにするというのはアリかと思います。
生活防衛資金については、たぶん、皆様のご意見は、ニュアンスや特に心配するケースのちがいなどによって異なるように見えますが、大本のところでは、そう大きくちがわないのではないかとの印象を持ちますが、いかがでしょうか。
●
投資タイミングの「時間分散」について私がこれをプラスに評価しないのは、機会費用、手間、手数料など広義の費用面で損だからです。
たとえば3百万円分インデックス・ファンドを買うのが適当だと思う人がいた場合、一気に3百万円買うのに比べて、1百万円ずつ3ヶ月に分けて買うと、期待収益を損しますし、手数料(海外ETFの手数料がもっと下がるといいですね!)と手間も余計に掛かる公算が大きい。
これに対して、平均的な買値が一気に買うのに比べて高いかどうかはほぼ五分五分ですあり(厳密には、期待リターンを考えると「やや損」ですが)、メリットは「(最)高値で買ってしまう可能性をなくすることができる」という精神的なものにとどまります(注;同時に最安値でも買えなくなります)。
また、3ヶ月以降は両者は同じポジションになりますが、投資期間全体を考えると、これから後に取るリスクこそが「リスクの本番」(その分、超過リターンの源泉でもあります)です。
内外の文献や金融機関のセールス資料などを見ると、何とかして「顧客を積み立て投資に誘導しよう」という売り手側の意図を感じますが(一度誘導できると売り手は楽に儲かります)、コスト(最大のものは機会費用でしょうが)を厳密に考えると、どうも合理的ではありません。
サラリーマンにとって積み立て(天引きの)が良い貯蓄の習慣であり実現方法であることは間違いないのですが、ドルコスト平均法や時間分散自体は業界が言うようには有利でないという認識を持っている方がいいように思います。
銀行の投信窓販のための研修でこういうことを言うと、銀行の偉い人が嫌な顔をするらしいのですが(私は呼んで貰えませんが、友人が時々やることがあります)、投資の損得をドライに考えると、どうもこうなります。
分散投資(これは本当のリスク低減効果がある)と時間分散を共に有効な手法であるかのように並立させて入門書を書く人が多くいるように思うのですが、後者は、少なくとも手放しで肯定できるようなものではないと思います。
つい長いコメントになってしまいました。失礼しました。
山崎元です。拙文をお読み頂き、ご意見まで頂戴して恐縮です。
「生活防衛資金」(概念自体は説明不要でしょう)的なものは必要だと思うのですが、具体的に幾らが最適なのかという点については、案外定説らしきものがありません。
木村剛さんの「投資戦略の発想法」では確か年収2年分とありましたが、最初に目にしたときに、正直なところ(特に若い人には)これは「重いなあ」と思った覚えがあります。
たぶんこの部分について木村さんが参考にされたのは(つまりタネ本の一つは)ハロルド・エバンスキーの「ウェルス・マネジメント」だろうと思うのですが、これは、富裕層向けのマネーマネジメントを説いた本なので、年収2年分(あるいは生活費2年分)の生活防衛資金をMMF(アメリカの話です)のようなものに入れておくことが、顧客にとってそれほど大きな制約になりません。
現在の私の考え方としては、たとえば数ヶ月分の生活費くらいを生活防衛資金として確保しておけば、あとは投資に回しても大丈夫だと思っています(この範囲で最大限の投資が、その人にとって「最適」な投資とは限りませんが)。それは、ETFでも公募の投信でも、掛かっても数日で換金できるからです。
大きな出費とは、家や自動車のような大きな買い物、病気や事故などに伴う出費、何らかのトラブルの解決金(手切れ金とか)といったものだろうと思いますが、何れの場合も、部分的に支払いが可能であれば、即日即金でなくとも数日程度の猶予はあるのではないかと思います。
それなら、買値にこだわらずに換金できれば、日頃、運用効率がいいと信ずる場所になるべく多くの資金を置いておいても大丈夫ではないか、と考えるわけです。それに、お金を運用するのは必要なときに使うためですから、投資したお金をことさらに使用から遠ざける必要はないのではないでしょうか。
もちろん、手元の流動資金を小さくしすぎて借金をするようなことになってはマズイのですが、インデックス・ファンドを貯金箱代わりにするというのはアリかと思います。
生活防衛資金については、たぶん、皆様のご意見は、ニュアンスや特に心配するケースのちがいなどによって異なるように見えますが、大本のところでは、そう大きくちがわないのではないかとの印象を持ちますが、いかがでしょうか。
●
投資タイミングの「時間分散」について私がこれをプラスに評価しないのは、機会費用、手間、手数料など広義の費用面で損だからです。
たとえば3百万円分インデックス・ファンドを買うのが適当だと思う人がいた場合、一気に3百万円買うのに比べて、1百万円ずつ3ヶ月に分けて買うと、期待収益を損しますし、手数料(海外ETFの手数料がもっと下がるといいですね!)と手間も余計に掛かる公算が大きい。
これに対して、平均的な買値が一気に買うのに比べて高いかどうかはほぼ五分五分ですあり(厳密には、期待リターンを考えると「やや損」ですが)、メリットは「(最)高値で買ってしまう可能性をなくすることができる」という精神的なものにとどまります(注;同時に最安値でも買えなくなります)。
また、3ヶ月以降は両者は同じポジションになりますが、投資期間全体を考えると、これから後に取るリスクこそが「リスクの本番」(その分、超過リターンの源泉でもあります)です。
内外の文献や金融機関のセールス資料などを見ると、何とかして「顧客を積み立て投資に誘導しよう」という売り手側の意図を感じますが(一度誘導できると売り手は楽に儲かります)、コスト(最大のものは機会費用でしょうが)を厳密に考えると、どうも合理的ではありません。
サラリーマンにとって積み立て(天引きの)が良い貯蓄の習慣であり実現方法であることは間違いないのですが、ドルコスト平均法や時間分散自体は業界が言うようには有利でないという認識を持っている方がいいように思います。
銀行の投信窓販のための研修でこういうことを言うと、銀行の偉い人が嫌な顔をするらしいのですが(私は呼んで貰えませんが、友人が時々やることがあります)、投資の損得をドライに考えると、どうもこうなります。
分散投資(これは本当のリスク低減効果がある)と時間分散を共に有効な手法であるかのように並立させて入門書を書く人が多くいるように思うのですが、後者は、少なくとも手放しで肯定できるようなものではないと思います。
つい長いコメントになってしまいました。失礼しました。
>吊られた男さん
ある程度の潤沢な投資資金が前提であれば、同意です。
あとは、理論と実際の生活の感覚をどう折り合いをつけるかということになると思います。
>龍王さん
ですから、「生活防衛資金についてはいろんな考え方があって然りだとは思いますので、あくまで個人的な考え」と記事に書いております。
この考えを他人に押し付けるつもりはありませんし、人それぞれでいいと思います。
>タカちゃんさん
>>生活防衛資金は人によってどれだけ持つべきかは難しい問題です
本当にそう思います。
本人の性格に依る部分も大きいのでしょうね。
>江戸の隠居さん
生活資金10年分あれば磐石ですね。
そうありたいものですが、あとは運用に回せる資金との兼ね合いですか。
>預金王さん
生活防衛資金の適正金額に対する考え方は、行動ファイナンスのような皆に当てはまる共通的傾向というよりは、個々の投資家の環境的・性格的な違いが強く影響してるのだと思います。
だからこそ意見が割れるのだと思います。
>緩熊さん
>>山崎氏は生活防衛資金を持つ事を否定しているわけではないですよね?
もちろんそのとおりですし、自分も山崎氏が生活防衛資金を持つことを否定しているなどとは言っておりません。
まとまったお金が必要になった時にファンドを解約しなければならない程度の生活防衛資金しか持たないのは、生活防衛資金不足では?との考えを述べているだけです。
>山崎元さん
紹介記事執筆者ご本人からのコメント、ありがとうございます。
>> ニュアンスや特に心配するケースのちがいなどによって異なるように見えますが、
>> 大本のところでは、そう大きくちがわないのではないか
そのとおりだと思います。
生活防衛資金が不要だと考えている人はいないようであり、あとは程度問題であり、僕が「生活防衛資金不足では?」と思うのも、山崎さんが「年収2年分だと重いなあ」と思われるのも、感覚的な部分が大きいと思います。
生活防衛資金の適正金額は、投資家個人の環境と性格などにも依るところが大きく、なかなか一般化することは難しいようです。
自分の意見にしつこいくらいに「個人的には」とつけているのもそのためです。
せいぜい、私自身は「多め」を志向し、一方で「少なめ」を志向する人も世の中にはたくさんいる、そういうことではないかと理解しました。
ある程度の潤沢な投資資金が前提であれば、同意です。
あとは、理論と実際の生活の感覚をどう折り合いをつけるかということになると思います。
>龍王さん
ですから、「生活防衛資金についてはいろんな考え方があって然りだとは思いますので、あくまで個人的な考え」と記事に書いております。
この考えを他人に押し付けるつもりはありませんし、人それぞれでいいと思います。
>タカちゃんさん
>>生活防衛資金は人によってどれだけ持つべきかは難しい問題です
本当にそう思います。
本人の性格に依る部分も大きいのでしょうね。
>江戸の隠居さん
生活資金10年分あれば磐石ですね。
そうありたいものですが、あとは運用に回せる資金との兼ね合いですか。
>預金王さん
生活防衛資金の適正金額に対する考え方は、行動ファイナンスのような皆に当てはまる共通的傾向というよりは、個々の投資家の環境的・性格的な違いが強く影響してるのだと思います。
だからこそ意見が割れるのだと思います。
>緩熊さん
>>山崎氏は生活防衛資金を持つ事を否定しているわけではないですよね?
もちろんそのとおりですし、自分も山崎氏が生活防衛資金を持つことを否定しているなどとは言っておりません。
まとまったお金が必要になった時にファンドを解約しなければならない程度の生活防衛資金しか持たないのは、生活防衛資金不足では?との考えを述べているだけです。
>山崎元さん
紹介記事執筆者ご本人からのコメント、ありがとうございます。
>> ニュアンスや特に心配するケースのちがいなどによって異なるように見えますが、
>> 大本のところでは、そう大きくちがわないのではないか
そのとおりだと思います。
生活防衛資金が不要だと考えている人はいないようであり、あとは程度問題であり、僕が「生活防衛資金不足では?」と思うのも、山崎さんが「年収2年分だと重いなあ」と思われるのも、感覚的な部分が大きいと思います。
生活防衛資金の適正金額は、投資家個人の環境と性格などにも依るところが大きく、なかなか一般化することは難しいようです。
自分の意見にしつこいくらいに「個人的には」とつけているのもそのためです。
せいぜい、私自身は「多め」を志向し、一方で「少なめ」を志向する人も世の中にはたくさんいる、そういうことではないかと理解しました。
山崎さん、「時間分散」について質問があります。
今のサブプライム・ショック後の荒れた相場に退職金をつぎ込むような場合ですが、このときも分割しないで一回で買った方がよいと思われますか?
今のサブプライム・ショック後の荒れた相場に退職金をつぎ込むような場合ですが、このときも分割しないで一回で買った方がよいと思われますか?
そうですね、私も投資は余剰資金で!と思ってるので、いざとなっても大丈夫なくらいの預金は持ってたいなと思ってます。
ただ、今は買い時&そこまで収入も多くないのでけっこー突っ込んでますが。
目安として半年間は無職でも今の生活レベルを保てるくらいの預金を持ってようと思ってます。
ただ、今は買い時&そこまで収入も多くないのでけっこー突っ込んでますが。
目安として半年間は無職でも今の生活レベルを保てるくらいの預金を持ってようと思ってます。
水瀬さんって木を見て森を見ない癖がないですか。局所的に反応して極論気味の展開になることが多いような。。
結局投資に1つだけの答えは無いでしょうから
(性格・生活環境・バックボーンなどなど)。
みんなで一番いい投資方法を個々で見つけることなんでしょうね。
勉強でも同じ参考書や先生から教えてもらっても上手くいく人
いかない人 ちょっとしたきっかけや他の先生で伸びる人。
なんか似てると思います。
なるべく早く自分のリスク許容度・ライフスタイル・収入の得方etc
を確立することでしょうかね。そのために一定の知識を得るための
勉強や交流も大事になると思います。
私には私にとっての正解(といまは思ってること)がありますし、
水瀬さんには水瀬さんの。他の方には他のと。
言い方を変えるとそうじゃなければ「市場は成り立たない」とも
いえますしw
山崎さんも仰っていますがベストはないもベターで ってのも的を
得てると思っています。
(性格・生活環境・バックボーンなどなど)。
みんなで一番いい投資方法を個々で見つけることなんでしょうね。
勉強でも同じ参考書や先生から教えてもらっても上手くいく人
いかない人 ちょっとしたきっかけや他の先生で伸びる人。
なんか似てると思います。
なるべく早く自分のリスク許容度・ライフスタイル・収入の得方etc
を確立することでしょうかね。そのために一定の知識を得るための
勉強や交流も大事になると思います。
私には私にとっての正解(といまは思ってること)がありますし、
水瀬さんには水瀬さんの。他の方には他のと。
言い方を変えるとそうじゃなければ「市場は成り立たない」とも
いえますしw
山崎さんも仰っていますがベストはないもベターで ってのも的を
得てると思っています。
>たまさん
ご自分なりの目安をしっかりと持っておられてよいのではないでしょうか。
>うーんさん
ご指摘ありがとうございます。
視野が狭くてごめんなさい。
>龍王さん
生活防衛資金の適正金額については、皆にそれぞれ思い入れがあり、なかなか難しいテーマでした。
うまくまとめていただきありがとうございます。
ご自分なりの目安をしっかりと持っておられてよいのではないでしょうか。
>うーんさん
ご指摘ありがとうございます。
視野が狭くてごめんなさい。
>龍王さん
生活防衛資金の適正金額については、皆にそれぞれ思い入れがあり、なかなか難しいテーマでした。
うまくまとめていただきありがとうございます。
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一時的にみれば、リーマンショックのときのように一斉に下がるときはあるのは仕方ない。
少なくとも過去実しゅうん相関係数の誤解>けんさん
例えば、上記タカちゃんさんご紹介のリンク先にあるGPIF資料の相関係数のことです。
>岡本和久さん
複数の相関係数をつかいこなしておられるのです水瀬 ケンイチ相関係数の誤解細かいことです。
ザッジさんの書かれていることはちょっと補足が必要ですね。
計測期間ではなく、計測単位を長期でとった場合の相関係数が1ということですね。仮に190吊られた男相関係数の誤解岡本さんの意見に補足?(続き)(続き)さて本題。”相関係数も変動”しますから、それに基づいて”効率的フロンティア曲線”を描くと・・・(↓)。
http://guide.fund-no-umi.com/tools/aa.html
最も教科Werder Bremen相関係数の誤解岡本さんの意見に補足?恐らく、水瀬さんの今回のブログネタ、ここら辺が起点になっていますね(↓)。
http://kaeru.orio.jp/blog/2009/11/post_765.html
今まではプロの金融機関しか扱えないよWerder Bremen相関係数の誤解相関係数の変動相関係数はリターンの変動に比べればずっと安定していますが、長期に見るとかなり変動します。私は長期で見た相関係数の平均、高めの係数、低めの係数の三つを使って最適化岡本和久相関係数の誤解「よく引用される公的年金の相関係数がずっと続くという思い込み」
とはどういう意味ですか?
そもそも公的年金の相関係数とは何ですか?
公的年金の利回り、なら分かりけん相関係数の誤解>蓄財王さん
相関係数は意外と動いてますよね。
REIT・米株式の相関係数なら、同書P.265に推移のグラフが出ています。
だいたい、0から+0.8の間で推移しているよう水瀬 ケンイチ投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね>タカちゃんさん
「グレーターフールセオリー」って初めて聞いたので調べてみたら、よりバカ理論のことなんですね。
流行に乗るのはこわいです。
>虫とり小僧さ水瀬 ケンイチ相関係数の誤解補足です2005年〜2009年までのデータでは日経平均株価と日本国債10年物の相関係数は-0.6ぐらい、GPIFが発表している1973年〜2007年(35年間)の国内株式と国内債券の相関タカちゃん相関係数の誤解ザッジさん
>> 株式と債券の相関係数は長期的には必ず「1」です。
>> だって、長期的には両方とも上昇するのですから。(笑)
この時点であなたのコメたけ相関係数の誤解逆の動きをすると言い切っている物を見たことがないのですが、具体的にはどこに書かれていたのでしょうか?質問相関係数の誤解期間次第期間によります。
1年、3年、5年、10年で違うのは当然だと思います。
タカちゃんさんのおっしゃっている、
>株式と債券の相関係数が長期的にはマイナスにはなるとザッジ相関係数の誤解とんでも指数少々脱線です
株価と相関の高い指標を探し出して株価予想に使うというのが昔からあります
相関が高ければ何でも良いので大抵とんでもないものが指標に選ばれます
・スカhino666相関係数の誤解相関係数だけでやって失敗しやすい事少し前までは、商品ETFを組み込んでリスク分散を図る(相関係数が時としてマイナスになるから)と言う事が言われていました。
しかし、商品は期待リターンが消費者物価指タカちゃん相関係数の誤解驚き米国の株式と債券の相関係数が、これほどプラスの期間が長く、時には0.6を超えているなんて驚きでした。
「米ゼロクーポン債と海外ETFでリスク分散したポートフォリオを構蓄財王ついに国内市場に、NYダウ連動ETFが上場へ取引価格ETFの取引価格について、龍王さんのコメントにもあります通り、上海やブラジルのETFの値動きを見ていると、本土とは必ずしも一致しないことが多く、個人的には別物と考えたkazusaya投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね先月のETN1325なんかは裁定取引やり放題でした。
流行り廃りもまた良しです。くりっく365は問題再発防止で信頼回復を>くりっく利用者さん
結果的には、自分達に責任がないとも言えなかったわけですが(^^;
>ぷれでたさん
為替で儲け続けるのは至難のワザですかね。
>Rhei水瀬 ケンイチ投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね長期でブラジルファンドを持ってる私からすると、流行だと思われるのも・・・
将来を見据えてコツコツ投資してけば良いですが、こんな記事を書かれて人が増えたり減ったりにっしー投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね本当に仰る通りだと思います。
株、債券以外にも、不動産や金等にも市場が加熱し、儲かりそうと思い一気に資金を注ぎ込む様な行動が多々見受けられますね。
一歩引いて冷ふるぴょん投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね現在ツイッター中毒の自分が言うのもなんですが、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を考えると、やっぱりインデックス投資以外にあり得ないっす(あくまでも個人的見解ですが虫とり小僧投資信託でブラジルが存在感。流行り廃りが忙しいですね再び高金利通貨へマネーが向かっている最近はドルキャリーが盛んでドルの下落要因になっています。
いわゆるドル→高金利通貨(例えばブラジルレアル)って言う流れです。
悪く言えば、グレーターフールセオリタカちゃん