景気後退の終わりのはじまり?

水瀬ケンイチ

金融危機の中、世界中で企業の決算発表が行なわれていますが、ぼちぼち明るいニュースが出てきたようです。

日本では、全産業の連結経常損益が黒字に転換したそうです。ほー。

NIKKEI NET 2009/08/02より引用】
上場企業、黒字に転換 4~6月経常損益、日経集計
 上場企業の収益が改善に向かっている。日本経済新聞社が2009年4~6月期決算を集計したところ、世界的な不況で1~3月期に赤字に陥った全産業の連結経常損益は黒字に転換した。売上高の減少傾向が続くなか、自動車や電機を中心に合理化が進展。新興国需要も下支えして製造業の赤字が縮小した。前年同期比の全産業の連結経常利益は78%減と低水準だが、企業業績は1~3月期を底に最悪期を脱したとの見方も出てきた。
【引用おわり】



米国でも似たようなニュースが。

NIKKEI NET 2009/08/02より引用】
米主要500社、最終減益率29%に改善 4~6月見通し
 米企業業績の急速な悪化ペースに歯止めがかかってきた。米調査会社トムソン・ロイターの7月31日時点の集計によれば主要500社の2009年4~6月の最終減益率は前年同期比で29.5%と、決算発表が本格化する前の7月1日時点に比べて6ポイント改善した。金融やハイテクなど幅広い業種で予想を上回る決算が相次いでいる。ただ人員削減などリストラ効果が支えとなっており、景気低迷が続くなか増益に転じるのにはまだ時間がかかりそうだ。
【引用おわり】

まだまだ予断を許さない状況だとは思いますが、悲観一辺倒だったマスコミ報道に、ここのところ明るい兆しが混ざり始めたように思います。
先日、オバマ大統領は「我々は景気後退の終わりの始まりを目撃しているのかもしれない」と語ったそうです。

果たしてこれは、各国政府の大規模財政出動というカンフル剤の一時的効果なのか、それとも本格的回復のはじまりなのか。
それは後になってみないとわかりません。
また、企業業績が回復したからといって、それが即株価上昇に繋がるかといえば、必ずしもそうではない場合もあるようです(好景気下の株安・不景気下の株高もある)。

個人的には、世界情勢をのんびりと眺めながらも、短期的なマーケット動向は予測不能と割り切って、淡々とインデックスファンドでドルコスト投資を続けたいと思います。
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Posted by水瀬ケンイチ