公的年金、新興国株に投資へ。新興国株についての個人的考え

公的年金が新興国株に投資する検討に入ったそうです。

NIKKEI NET 2009/08/07より引用】
公的年金、新興国株に投資へ 10年度にも、利回り向上狙う
 公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2010年度にも新興国・地域の株式に投資する検討に入った。中国やインドなど先進国より高い経済成長を期待できる国に投資対象を広げ、運用利回りの向上を目指す。09年度中に新たな運用資産の構成を決める。国内債券に偏った資産構成を見直し、新興国株式を債券運用などを補完する投資の中核と位置づける狙いだ。

 GPIFは約150兆円の公的年金積立金のうち約92兆円(3月末)を市場で運用している。資産構成は国内債券が67%を占め、国内株式12%、外国債券11%、外国株式10%と続く。ただ外国株式はこれまで原則として先進22カ国のみに限定していた。 (09:00)
【引用おわり】

たまたまですが、自分も今年に入って、マイポートフォリオにおける新興国株式クラスの比率を上げました。
(関連記事) 2009/03/22 臨時投資資金の使いみち

もともと新興国の株式市場をあまり信用していなかったこともあり、新興国株式投資はここ数年おそるおそるという感じでした。
しかし、金融危機後のG20での協調体制、世界経済の枠組みに組み込まれている様子などを見ていると、「そろそろ少し信用してもいいかな?」と思えるようになりました。
この決断が吉と出るか凶と出るかは、後になれば結果で証明されることでしょう。
まったく自信はありませんが。

日経新聞本紙の同記事では、
「新興国は米国や欧州各国に比べ市場規模が小さく、換金したい時に株式を売れないリスクがある」
と指摘しています。
ごもっともだと思いますし、日本の公的年金が新興国株式市場に定期的に巨額の資金を投入すると、市場に与える悪影響が心配になります。

また、最近は新興国株式市場は好調と言っても良さそうな上昇を見せていますが、今好調な市場が、将来も継続して好調だという保証はどこにもありません。
現に、金融危機初期の頃、新興国株式はあっという間に奈落の底まで下落しました。
歴史的に見て、新興国株式のリスク数値が高いということは、上にも下にも跳ね回る「暴れ馬」であることを示しています。

新興国株式クラスの投資比率を増やすということは、相当の覚悟が必要な決断だと思います。
自分の場合は、リスクが低い日本債券クラスの比率増加とセットでやりました。
マイポートフォリオにおける新興国株式については、腰を据えて長い目で見ていこうと思います。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いしますね。

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コメント

将来的には良さそう・・・

今の日本のGDP成長率を見るととてもではないですが、長期トレンドで株価が上がるとは思えません。
新興国はGDP成長率が高い国が有るので、一部だけでもポートフォリオに加えてみたいです。

ただ、GPIFのポートフォリオでは現状では期待収益率は恐らく年3%を下回るのではないかな(・・・と勝手に思っている)??
少なくともマイポートフォリオは長期ではGPIFに十分に勝てるような運用をしたいです(自信は無いですが・・・)。

>「新興国は米国や欧州各国に比べ市場規模が小さく、換金したい時に株式を売れないリスクがある」

この欠点がGPIFの参入によって緩和されるかもしれないですね。あとGPIFは機械的リバランスをしますから下落時に買い支えになってくれるような気もします。

1つ分からないのが

新興国インデックスの国が先進国に入ったときには当然指数の
変更があるんでしょうかね?近いか遠いかわかりませんが、
中国のようなインパクトの大きな国が先進国入りしたときに
指数へ与える影響や 新興国インデックスはどんどん劣化して
しまうのか・・・そこが分からないんですよね。

>タカちゃんさん

新興国に多少投資したとしても、GPIFは保守的な運用ですよね。
僕も年金の運用は参考にしつつも、自分の運用はもう少し積極的にいきたいと思っています。


>Tansney Gohnさん

良い面、悪い面の両方があるということですね。


>龍王さん

カンさんのブログによると、MSCIは年2回、指数全体の構成国再評価があるそうです。
http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-687.html
毎年のことなんですね。

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