セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」参加報告 (その1)

水瀬ケンイチ

8月30日、セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」(関連記事)に参加してきました。

埼玉の浦和開催だったので、遠かった…(^^;
そんなことはどうでもいいとして、セミナーの様子を、水瀬の独断と偏見でまとめてみます。
なにぶん、個人の記憶とメモを頼りに書いているので、内容が間違っていたらゴメンナサイ。

さて、第一部は、中桐啓貴氏(ガイア株式会社代表取締役)と加藤隆氏(バンガード・インベストメンツ・ジャパン代表取締役)の講演でした。

中桐氏の講演は、「投資の処方箋」と題して、国際分散投資における今後の新興国投資についての話でした。
要点としては、

・不況下で株価は底を打つ
⇒実体経済は遅れて回復する。株価の底で投資をやめないように
・新興国→先進国
⇒1900年36カ国の新興国のうち15カ国はいまだに新興国。将来先進国になるような国に投資
・資源より試練
⇒資源に頼って経済成長率が高くても、その国が発展し続けるわけではない
・セクター分散投資
⇒国の分散だけでなくセクターの分散を。生活必需品は金融危機でもディフェンシブ

という感じでした。
中桐氏は思ったよりもずっと新興国に積極的でした。
質疑応答で、僕が「ポートフォリオにおける新興国比率の目安はありますか?」と質問したところ、「リスク許容度によるが年配のかたは10%程度、30代で30年くらい投資期間があれば40%くらいあってもいい」とのお答えでした。
びっくり!(*_*)



加藤隆氏の講演は、「バンガードのトリビア」と題して、バンガード・グループについて、意外と知られていない驚きの誕生ストーリーの話でした。
要点としては、

・ジョン・ボーグルの卒業論文
⇒全てはここから始まった
・スピンアウト
⇒ジョン・ボーグルは一度運用会社を解雇されていた
・企業構造の革新
⇒ファンド投資家がバンガードの株主になる形を作った
・インデックスファンドの創設
⇒当初は「ボーグルの愚行」と言われた
・直販への移行
⇒低コスト追求で運用・販売を自社で行なうように
・401kとともに成長
⇒企業における投資教育の内容がバンガードの理念と一致
・社名のトリビア
⇒“Vanguard”=(仏)“Avant-Garde”「アバンギャルド」=「前衛」

という感じでした。
バンガードのトリビアは、「インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流」(ジョン・C・ボーグル著)に書いてあったことが中心でしたが、社名のトリビアなど新たな発見もあり、なにより、バンガードの社内のかたによる解説が、リアリティがあってよかったです。


第二部は、中桐啓貴氏(同上)、加藤隆氏(同上)、田村正之氏(日本経済新聞社 生活経済部編集委員)、中野晴啓氏(セゾン投信社長)の4名による、パネルディスカッションでした。

今日はもう遅いので、続きはまた次回に。

(次回に続く)
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Posted by水瀬ケンイチ