狂言で笑ってリフレッシュ!「咲嘩(さっか)」「舟渡聟(ふなわたしむこ)」

水瀬ケンイチ

(投資とは無関係の雑談です。ご興味があるかただけご覧ください)

昨日、万作の会「狂言の夕べ」を観てきました。



万作の会の狂言は何回か観ていますが、今回の演目は、「咲嘩(さっか)」「舟渡聟(ふなわたしむこ)」。(詳しくはこちら

咲嘩(さっか)とは、詐欺師の名前。
主人が連歌の審査員を都在住の伯父に頼もうと、太郎冠者に伯父を連れてくるように言いつけるが、太郎冠者は伯父のことを聞かないまま出発してしまったので、伯父がどこに住んでいる誰なのか分からない。テキトーに声をかけて探すが、詐欺師の咲嘩が「おれが伯父だ」と言い張り、太郎冠者はそいつを連れ帰ってしまう。詐欺師の正体に気づいた主人は咲嘩を穏便に追い返すように言いつけるが、太郎冠者の勘違いで状況はどんどんトンチンカンな方向に…というお話。

主人に自分の間違いを指摘されて逆切れして、主人の言うことをオウム返ししまくるという荒技で事態をややこしくする太郎冠者のアホさ加減が笑えます。

「舟渡聟(ふなわたしむこ)」は、お婿さんがお舅さんに結婚後の挨拶に行く道中、船に乗ったところ、酒好きの船頭が、お婿さんの手土産のお酒をあの手この手で無心する。断られると、船を激しく揺らしたり漕ぐのをやめたりして強引に無心する。結局お酒をガブガブ飲みまくってしまう。お婿さんは「こんちくしょー」と思いながら、お舅さんに会いに行くと、そこにいたのはさっきの酒飲み船頭。

「なんですとおおお!?これはもう歌うしかない!ラララ~♪」
みたいなアホノリ全開の笑い話です。人間国宝野村万作とその息子の野村萬斎の芸が光ります。生で見る野村萬斎、陰陽師などの映画で見るよりも、かなりカッコいいです。

日本の古典芸能というと敷居が高いと思われるかもしれませんが、狂言は、観客からも笑い声が絶えないお気楽なお笑いコントです。
日本人なら、食わず嫌いはしないで一度はご覧いただけたらと思います。きっと狂言に対するイメージが変わると思います。

欧米伝来のインデックス投資もいいですが、たまには日本古来の古典芸能も悪くないですよ。


P.S
そういえば、8月30日のセゾン投信セミナーの打ち上げにお邪魔した際、バンガードの加藤社長も先日狂言を観て楽しかったと仰っていました。
数字と理論だけじゃない、粋なかただなと思いました。
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Posted by水瀬ケンイチ