IMFが2010年の世界経済予測を上方修正。でも日本は…

水瀬ケンイチ

国際通貨基金(IMF)は、2010年の世界経済の実質成長率予測を、2.5%から2.9%に引き上げたそうです。

【NIKKEI NET 2009/09/05より引用】
10年の世界経済、実質2.9%成長に IMFが予測上方修正
 【ロンドン=大隅隆】国際通貨基金(IMF)は、2010年の世界経済の実質成長率予測を7月時点の2.5%から2.9%に引き上げた。ロイター通信が伝えた。09年もマイナス1.4%からマイナス1.3%に上方修正した。
【引用おわり】

実質成長率予測を上方修正とはいいニュースです。
予想どおり、来年はいい年になるといいですね。

しかし、世界経済は上方修正しているのに、日本は据え置き。う~む…。


金融危機が起きた当初、「日本は直接の影響は少ない」などと言われていましたが、実際には、欧米よりも株価の下落率は大きかったです。
ちなみに、2008年の株価下落率は、日本42.1%、米国33.8%、英国31.3%でした。(出典:asahi.com
その上、回復局面(かどうか今は分かりませんが)でも、経済成長率の上方修正に乗り遅れています。
日本経済、何がいけないんでしょうね。

もっとも、ロイターの元記事によると、ドイツなんかは上方修正しても0.1%のマイナス成長。日本はプラス1.7%で据え置きなので、経済成長している分だけまだマシか。
ガンバレ、ニッポン!

ところで、インデックス投資家としては、こういう経済成長率予測のニュースを見て、どう行動するのがいいのでしょうか。
成長率予測の高い国を買い増して、マイナス成長予測の国を売るのがいい?
あるいは逆バリで、マイナス成長予測の国を買い増すのがいい?
それもいいかもしれません。

でも個人的には、「ああ、あのどうしようもない金融危機の後も、世界は経済成長に向けて頑張っているんだなぁ」と世界経済全体の長期的成長への確信を深め、ニンマリするだけです。
あとは、世界中に分散投資したアセットアロケーションを保ちながら、投資を継続する。
要するに、何も変わりません。
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Posted by水瀬ケンイチ