インデックス投資環境、三つ巴の戦い

水瀬ケンイチ

先日、STAMシリーズよりも信託報酬が安いeMAXISシリーズの発表がありました。
(関連記事)2009/10/09 三菱UFJ、低コスト投信シリーズ

競争によって、インデックスファンドのコストが下がってきました。
とても良いことだと思います。

ブログのコメントで「コストはどこまで下がるのか?」という主旨のご質問をいただきました。
個人的には、ETFと同レベルまで下がるのではないかと考えています。
なぜなら、ETF先進国の米国において、かつてETFとインデックスファンドのコスト競争が起きて、両者とも同レベルまでコストが下がった歴史があるからです。
時間はかかるでしょうが、同じ道をたどるのではないかと予想しています。

ところで、時間の経過とともに期待できるインデックス投資環境改善には、ざっくりいって3つの道があるように思います。

(1)インデックスファンドのコストがETFレベルまで下がる ⇒インデックスファンド中心で運用
(2)国内市場に資産運用のコアになるようなETFが上場される ⇒国内ETF中心で運用
(3)海外ETFがネット証券で特定口座対応される ⇒海外ETF中心で運用

どれも期待したいところですが、どれが先に来るかという点で見ると…


個人的には、(3)の海外ETFのネット証券での特定口座対応なのではないかと思っています。
なぜなら、野村など大手証券会社では既に実現していることだからです。
なので、(3)を期待しつつ、いまのところ最も低コストを享受できる、海外ETF中心に運用をしています。

もちろん、インデックス商品(インデックスファンド・国内ETF・海外ETF)には一長一短ありますし、一種類に限らずいろいろ組み合わせて運用するという手もありますので、人様に押し付けるつもりはありません。あくまで自分の場合は、ということです。

むしろ、この三つ巴の戦い、どれが先に来てもインデックス投資家としては大歓迎です。
その時々でより有利な商品を賢く選択して(手間との兼ね合いも考えつつ)、淡々と運用していきたいと思っています。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。

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Posted by水瀬ケンイチ