「くりっく365」の南アランド取引で問題発生。TFXの処理の問題?マイナー通貨の一時的異常事態?

「くりっく365」の南アランド取引で、問題が起こったようです。

ロイター 2009/11/02より引用】
〔外為マーケットアイ〕「くりっく365」利用の個人が南アランドで損失の可能性、8円台の取引は短時間か

 南アランド/円で市場実勢と異なるレートを提示したTFXの「くりっく365」取扱会社の間で動揺が広がっている。「くりっく」を取り扱う証拠金各社はTFX提示のレートに準拠するため、実勢より低くてもそれが公式レートとなり、口座を保有する顧客が強制的に損失確定の決済を発動するストップロスの対象となったためだ。「くりっく」に参加する証拠金会社関係者は「複数の顧客に対して損失確定の決済を行わざるを得なくなった。現在TFXに見解を求めており回答待ちの段階だが、現実問題として後になってから損失を補填するのは不可能。しかし、レートは実勢と大きく違う。どう対応したらいいのか」と話している。

 TFXの公表資料などによると、海外市場の終盤にあたる日本時間31日午前5時前、直前まで11円台でもみあっていた「くりっく」の南アランド/円レートは一気に8.415円まで急落。きょう2日は11.45円で取引が始まり、一時11.58円まで上昇した。

 ロイターが金融機関から提供された対ドルレートを元に算出したレートは31日午前5時過ぎまで11円台のもみあい。この日に入って一時10.74円付近まで下落した。

 外為市場では通常、取引量の少ないクロス円のレートは対ドルレートを掛け合わせる形で算出している。前週末からきょう午前にかけてのドル/円とドル/南アランドの値動きから見ると「どう計算しても安値は10円台」(外銀)という。
【引用おわり】

引用が長くなりましたが、本記事はもっと長いです(^^;;

しかし、こんなこともあるんですね。
南アランド/円レートが直前まで11円台でもみあっていたところ、一気に8円台まで急落、その後11円台にまた戻したと。
しかし、記事によると「どう計算しても安値は10円台」(外銀)という。

個人的には、為替市場は市場規模が桁違いに大きく、インチキがやりづらい市場だという認識でした。
しかも、「くりっく365」は、東京金融取引所(TFX)が上場した日本での初めて公的な取引所によるFXで、相対取引のFXよりも、「公的な取引所の安心」を売りにしていたように思います。

自分はFXには詳しくないのですが、記事を見る限り、あやしいのはこの「TFX」のレートのように感じます。
これが、東京金融取引所(TFX)の処理の問題なのか、マイナー通貨の一時的異常現象なのか、今はまだよくわからないというのが正直なところです。

ミセスワタナベ(死語?)に大人気の南アランド。
ストップロスに引っかかってしまったかたも多いと思われ、どうなるか心配です。

事態の動向を注視したいと思います。


P.S
ツイッターを始めました。ゆるくつぶやいてますので、よろしければフォローしてみてください。
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コメント

為替取引については強くないので借り物ですが、
参考になりそうな書き込みを見つけました。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=552023137&tid=zarjpy&sid=552023137&mid=1577

私はクリック365をやっているのですが

ランドは買ってなかったので助かりました。
出来高が少なく変動が大きいので怖くて出来ないです。
しかも、クリックでは10万ランド(115万円程度)毎の売買なのでこれも怖いです。
115万円が84万円ガタ落ちしてまた戻りましたなんてありえないです。

それにしても東京金融取引所の寝ぼけたコメントにはあきれます。
他の通貨で同じ事が起こっても知らないよって事のようです。
クリックは適当な所で止めた方が良さそうです。

10月30日付の南アフリカランド/日本円取引について
10月30日付の南アフリカランド/日本円取引において、取引終了間際の4時59分についた値段は、その時点において、市場動向からマーケットメイカーが提示した市場レートであり、システム障害等によるものではありません。ご理解の程宜しくお願い致します。

(本件に関するお問合わせ先)
株式会社 東京金融取引所
業務部 為替証拠金取引監視グループ

http://www.click365.jp/news/2009/20091102_01.shtml

怖いですね

やはりマイナー通貨での取引は怖いですね。
なんせ1桁台の通貨でこれが起こると大暴騰、大暴落になります。
3桁台の通貨で10円程度の狂いだったらともかく、もしも1桁台だったら一気に金持ち(貧乏)になります。
でも、それを言っていたら東証だってライブドア事件の日にマネックスが信用取引の担保からライブドアグループを外すなんて言ったら市場が大混乱になって、取引量の急拡大でコンピュータの処理能力の限界を超える事を恐れて取引停止にするとか、ジェイコム株誤発注の時だって発行済み株式数を超えた売り注文が出せたなど、どう考えても東証のシステムだってどこかでプログラムミスが潜んでいる可能性は否定できないです。
一応、システム障害ではないと述べられていますがソフトウェアを作るのは人間ですからバグが無いと考えるのはおかしいと思います。
少なくとも「くりっく365」は比較的新しいシステムの筈です。
だから投資家の見えにくいバグなどは頻繁に発生してその都度バグ潰しをやるって事をやってるんじゃないでしょうか?

それから、このレートは市場動向からマーケットメイカーが提示した市場レートであると述べられています。
それでも、こんな値段を付けるマーケットメイカーってどんな奴なんだろうな・・・恐らく南アランドホルダーをストップロスで潰す目的!?
取引量そのものが少ない通貨ならば比較的簡単にできる為替操作?
それとも、バグに気付かないケース?

私もFXには詳しくないのですが、
今回の原因は、くりっく365市場のルールそのもののような気がします。

くりっく365は、完全マーケットメイク方式なので、
マーケットメイカー5社のうち、4社がレートを提示しなかった場合は、
残りの1社のレートが公式レートになってしまう可能性があります。

大証FXのように、オークション方式、注文制限、約定制限値幅のルールが存在すれば
このような事態は回避できたように思います。
オーダーハンドリングルールのない、マーケットメイク市場固有の弱点が露呈したように感じます。
JASDAQMM制度の反省が生かされませんでしたね。

東京金融取引所が「禁止行為」、もしくは「バッドティック」を根拠に「ナッシング・ダン 」を
宣言するのが良いと思ったのですが、特段の対応もないまま、月曜日取引が開始されてしまったようですね。
ストップロスの対象者は、可哀想な気がするなぁ。

くりっくが最も救済がない

FXをかれこれ3年以上やっています。
今回だけでなく、FXの世界では突然とんでもないレートが提示されてしまうことがあります。
これにより逆指値に引っかかってしまったり、
レバレッジ高ければロスカットされてしまうことになります。
多くの相対取引の業者の場合はこういった異常値が出た場合には、その時間帯にされた取引を一切なかったものとして扱うようです。
ただしこれも曲者で、せっかく大もうけできた場合でもそれがなかったものとされてしまうわけで、結局FXというシステムには予想外のトラブルがつきものと覚悟する必要があります。
MMFの代用になれないのはこういった側面もあります。

>ひとり目の名なしさん

むむむ。
帰り支度している時云々とか、かなり内部の方のご意見っぽいですね。


>ぷれでたさん

TFXの発表はアッサリしたものですねぇ。。。


>タカちゃんさん

為替操作なのか、バグなのか。
分からないんですよね。


>ふたり目の名なしさん

今回の原因は、くりっく365市場のルールそのものですか。
マーケットメイク方式というのもいいことばかりではないのですね。


>FX愛好家さん

くりっく365が最も救済がないというのも、いいのか悪いのか…。
勉強になります。

問題は市場システムなのかマイナー通貨なのか

いろいろ参考になりました。

でも市場のルールだけではなく、ランドの取引はロンドンとNYがお休みしている間はほとんど行われていないだろうし、その両市場がお休みしている時間帯にも価格を提示しないといけないという部分に根本的な問題があるように思います。
大証FXの値幅制限やFX業者の「なかったこと扱い」はその問題を軽減するためのイレギュラーな措置であって、本質的な解決策ではないような。
そうはいっても他との競争のためにたくさんの通貨ペアを扱う必要はあるんでしょうけど。

タカちゃんさん
これをバグと呼ぶのはちょっとあんまりです。
屋根のない建物が建てられたらそれは建設会社のミスではなく発注側の責任でしょう。
発注側から要求されていないことをプログラムのせいにするのはお門違いです。
プログラムを疑わなくても十分に説明できそうなのに、わざわざ「バグが絶対にないという保証はない」という話を持ち出すのは単に混乱させるだけで意味のないことだと思います。

>恐らく南アランドホルダーをストップロスで潰す目的!?

「市場が開いていない間に機械的につけられた価格」なので、大量のストップロスが発生すると約定した取引がカバーしきれなくなる恐れがあるため、むしろマーケットメイカーにもかなりのリスクがあります。
かといって誰も価格を提示しないと取引できなくなってかなり印象が悪くなる上に、ロンドン市場で値がついたときには価格がジャンプしてとんでもない値段でストップロスがかかってしまうことも十分にあるのでこれはこれで問題。

やっぱマイナー通貨をFXという大きな単位になりやすい取引で扱うことが根本的な問題でしょう。
ここまでの話を見てもUSD,EUR,JPYといったメジャー通貨であれば起こり得なかったと考えてよさそうですし。
クロス円取引は恐いと。

詳しい説明ありがとうございます

>アルビレオさん
僕も今回の件については初耳でよくわかっていなかったと思います。
今回の発言はちょっと反省しています。
ただマイナー通貨は今回のような事があると怖いです。

ランドの救済措置が出たみたいです

8.4円で強制ロスカットされた人は救済されるようです。
まあ、あんなバカなレートが通ったら取引する人はいなくなるんで
当然と言えば当然ですね。

http://www.click365.jp/news/2009/pdf/20091106_click365.pdf

>ぷれでたさん

当然だと思いますが、くりっく365はいちばん救済がないそうです。
おそろしいですね。

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