「預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略」(内藤忍著)は資産運用のイメージ作りに役立つ読み物

「預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略」(内藤忍著)を読みました。
本書は、投資本というより、資産運用のイメージづくりに役立つ、読み物だと思いました。

預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略 (Kobunsha Business)預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略 (Kobunsha Business)

光文社 2009-11-19
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ところどころに内藤氏のコラムが入ってはいますが、本書は、基本的には小説風の読み物です。
また、本書に出てくる資産運用の知識は必要最小限に絞られており、これで資産運用の要諦がつかめるとはとてもいえません。
しかしながら、そもそも資産運用というものをイメージしたこともない、どうしてもイメージできないという、投資家予備軍の方々にとっては、非常にためになる読み物だと思います。

(以降、ネタバレを含みますので、希望者のみご覧ください)

主人公は、最初他人に勧められるままFXを始めて、短期間に大儲けします。
しかし、それに気をよくしてレバレッジを段々上げていき、ちょっとした相場下落で強制ロスカットされてしまいます。
失意の中、行きつけのバーに現れた初老の紳士にインデックス投資を教わり、自分で考えながら、長期的・安定的に資産を増やすにはどうすればいいのかを学んでいきます。
そして10年後…というお話です。

短期的トレードで損をしてインデックス投資に流れるというのは、よくあるパターンではないでしょうか。
かくいう自分も、最初からインデックス投資をやっていたわけではなく、日本株のデイトレードやスイングトレードやFXなどいろいろかじって痛い目を見て、インデックス投資に行き着いたという経歴を持っています。

投資を始める時の高揚感、儲けた時の全能感、損した時の絶望感、着実に運用している時の充実感など、資産運用における各フェーズで自分が感じてきた「気持ち」を、本書の主人公はよく表してくれています。
投資予備軍の方々にも、資産運用のイメージがわくのではないでしょうか。

願わくば、主人公や僕のような辛い思いをしないで、スムーズに穏やかな資産運用を始められるかたが増えてくれるといいなぁと、本書を読んで思いました。
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コメント

> 願わくば、主人公や僕のような辛い思いをしないで、スムーズ
> に穏やかな資産運用を始められるかたが増えてくれるといいなぁ

それはそうですけど...

でも、辛い思いをした方が、身に付くのではないでしょうか。
原理原則を知った上で、試行錯誤しながら、自分なりの応用を
して、自分のスタイルを確立するのがよい、と私は思います。

言うまでもなく、投資は、自己責任で。

とてもタイムリーですね

この数日間でFXでひどい目にあった人は多いでしょう。
私もはらはらしながらチャートを見てました(^^;;;

>長期的・安定的に資産を増やすにはどうすればいいのかを学んでいきます。

とにかく、ゲームオーバーにならないようにいかに続けるかが重要ですね。
調子に乗って投資額を増やさないように注意です。
その辺は参考になりそうな本ですね。

インデックス投資をどう考えるか

主人公=内藤忍さんだったりするかもね。
この物語ってフィクションですか?
疑問に思うのはFXの場合は相場下落って言う表現は相応しくないと思います。
例えば、ここ数日の円高は円は相場暴騰している円相場にとって大変良い相場環境と表現が出来ます。
つまり、円を買っていれば儲かった可能性が高いとも言えますし、自分が買ったポジションに対して誰かが逆のポジションを買っていなければ為替相場に値段が付かない筈です。
FXの場合は相場急変と表現した方が良いと思います。

インデックス投資については、全てのインデックス投資が正しいなんて思ってはいません。
例えば1990年以降の日経平均を見ても全てのインデックスが正しいなんて思えないわけです。
中にはこのインデックスって投資対象としてふさわしいの?って言う疑問も有ります。

>行きつけのバーに現れた初老の紳士にインデックス投資を教わり・・・
そこを内藤さんはどのように考えているかは重要だと思います。
この本では内藤さんがどのようにインデックスを教えているのかは実際に読んでみないと何とも言えませんが、インデックス投資をどうやって教えているのかを知りたいです。
ウォール街のランダムウォーカーでは基本的な事は教えていますが、それだけでは対処が出来ない事も起きています。
1つ例を挙げるのならば、究極の低コストのインデックス投資とは!?と質問されたら内藤さんに限らず、自分としてはどんな答えが出るかな?
基本はあっても、そこから先はどうするのかも考えないと真のインデックス投資は完成しないと考えています。
そんな理由が有るので、今度、本屋へ行ったらちょっと読んでみたいな?と思いますし、是非、直接疑問もぶつけたいと思います。

>ひろんさん

なかなかスパルタですねー(^^)


>ぷれでたさん

ここ1週間の急な円高は、たしかにタイムリーですね。
退場にならないように市場にとどまり続けていたいものです。


>タカちゃんさん

非常に力の入ったコメントをいただきましたが、本書を読んでみれば、そういう問題の前の前の前のレベルのお話(読み物)であることがわかると思います。
読まれるのであれば、少し肩の力を抜いて読まれることをおすすめします(^^)

FXを悪く扱って無ければよいのですけど

こんにちは。

私はいまは事情があり資金の大きな損失を防ぐためにインデックス投資ではなく、投機的な取引で運用しています。小さな損失は許容できます。その本の主張とは別にインデックス投資から投機へ移行しました。現在のポジションは株価指数に連動するデリバティブのショートとJ-REITのETFの空売りです。

私は元々インデックス派なので解るのですが、インデックス派の書籍は数年以内の運用期間では投機的取引よりもインデックス投資の方が危険であることを記載していません。往々にしてインデックス投資に偏向した記述が目立ちます。この本が初心者に対して投機的取引は危険との印象を与えていなければ良いと思います。

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『預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略』 内藤 忍 (著)

物語仕立てでわかりやすく書かれた初心者向けの本です。 FXと株式投資の根本的な違いが説明できないレベルの人にはお薦めです。 私の印象に残った点はここです。「もし、1億円必要がないのに、無理して1億円貯めても、どうせ人生終わったときに使い切れなくて、残っちゃ…

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