「60歳までに1億円つくる術」(内藤忍著)は投資本というより内藤忍流人生訓

水瀬ケンイチ

「60歳までに1億円つくる術」(内藤忍著)を読みました。
正直に言って、この本はネーミングで損をしていると思います。少々胡散臭い(と思ってしまった…)ネーミングとは裏腹に、内容は手堅くしっかりとした人生訓でした。

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本書は、投資本というよりはお金との付き合い方に重点が置かれた「人生訓」だと思いました。
お金を増やす方法は投資だけではありません。
収入を増やす、あるいは、支出を減らすことも立派なお金を増やす方法です。
むしろそっちの方がメインかもしれません。

また、お金のこと以外にも、仕事のこと、勉強のこと、住宅のことなど、人生についての内藤忍流のノウハウがたくさん書かれています。


また、本書には「2008年の金融危機の後、○○であるが□□である」という表現が何度も出てきます。
世界金融危機の後、パラダイムシフトが起きて何もかもが変わってしまったように言われることがありますが、どんな世の中になっても変わらない原理・原則はあるのだと再確認させてくれます。

ただ、投資本としてみると物足りなさを感じてしまうのは僕だけでしょうか。
同じインデックス投資でも、切り口や見せ方を変えればいろいろな表現が可能だと思っていますが、本書は著者の今までの投資理論の一部を今までと同じように解説しているにとどまっているのが惜しいと言えば惜しいです。
純粋な投資本としては、同じ新書の「初心者は株を買うな!」の方を個人的にはおすすめしたいところです。

やはり本書は「人生訓」として読むべき本だと思いました。
特に、20代の草食系ビジネスマンのかたにおすすめです。
内藤のアニキが教える人生のノウハウに、目からウロコかもしれませんよ(^^)

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Posted by水瀬ケンイチ