商品投信の上手な使い方は?(日経新聞より)

今朝の日経新聞33面に、「商品投信の上手な使い方は?」と題したコラムが掲載されていました。
備忘録がわりに簡単にまとめておきたいと思います。

モーニングスターの朝倉代表取締役のQ&Aになっています。

Q.商品投信の利点は?
A.商品先物に個人が直接投資するのは難しい。投信なら専門家に任せられる。
(水瀬コメント:専門家に任せられること=儲かるではないことに注意が必要そう)

Q.どれくらいの運用残高?
A.個人による投信残高約50兆円に対して1000億円程度。ただ、10月の基準価額上昇率は、3000本中1位から9位まで商品投信が占めた。
(水瀬コメント:意外と少ない運用残高。でも10月の商品投信のパフォーマンスはすごかったようです)

Q.今、商品に投資する投資家心理は?
A.金融危機で損した人は、少しでも利回りの好いものに投資して取り返そうとしているのではないか。
(水瀬コメント:取り返せたかた、よかったですね^^)

Q.商品は有価証券と違って金利や配当を生みません。
A.資産運用は株式と債券が中心であるべきで、商品投信への配分は10%が妥当。商品は価格の振れ幅が大きいことにも注意。資産を商品だけに投じることは勧めていない。
(水瀬コメント:良い質問だと思います。株と債券が中心であるべきで商品は資産の10%か。このくらいが妥当な資産クラスということでしょうか)

簡単にまとめてしまいましたが、全般的に手堅いやりとりが続いていました。
さすが「投資信託選びでいちばん知りたいこと」の著者。
ご興味があれば、日経新聞2009年12月7日朝刊33面をご覧ください。
図書館に行けば、しばらくは読めるはずです。

なお、個人的には、コモディティには投資していません。
これはコモディティ投資を否定しているのではなく、バイ&ホールド、つまりほったらかしにしたい自分の投資スタイルにはちょっと合わないかなと考えているからです。
(関連記事)古い記事ですが。
インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由(その1)
インデックス投資派の僕がコモディティインデックスに投資しない理由(その2)

一方、コモディティ自体の問題ではないのですが、コモディティファンドやETFといった金融商品には、「コンタンゴ」「バックワーデーション」と呼ばれる状態があり、必ず不利益を被るというわけではありませんが、場合によっては長期間ホールドに向かない可能性があるという問題もあるようです。
かなり専門的で難しいですが、詳しくは下記ブログおよびレポートが参考になりますので、ご紹介しておきます。
コモディティファンドに投資をお考えのかたは、ご一読の価値はあると思います。
http://ngtn.blogspot.com/2009/01/blog-post_28.html
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=200609_077a%2epdf&id=690


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。

関連記事


  





コメント

変な意見ですが・・・

もしも、商品相場が長期的に給与以上に上昇するのならば、それって国民の購買力を奪うって事ではないかな?って思います。
例えば、商品相場が最低賃金に対して10倍以上上がったら、日本は大量にワーキング・プアが出てきます。
つまり、絶対的貧困が大量に出てくるので良い事では無い筈です。
仮に給与は変わらず、お米の値段が10倍になったら食事も満足に出来ない人が多く出てきます。
給与が商品に対して大きく上昇するから購買力が上がっていく訳なので、商品相場の上昇って良いのかなって思います。
株式と商品の決定的な違いは商品の場合は人間の食糧と言った生きていくために必要なものを投機の対象とするのか、それとも株式のように投資家が資本を提供して代わりに配当や値上がりを期待する投機行動が正しいのかと言った問題だと思います。

タカちゃんさん

そういう状態を一般的には「インフレ」と呼びます。
給与や日々の商売で糧を得ている人は一時的に苦しくなりますが、資金を蓄えている企業やお金持ちとしてはお金をそのままにしておくと購買力が下がってしまうので、損をしないために積極的に資金を使うようになり、経済は活性化します。
だから物価が上昇すると自然と賃金水準もそれを追いかける形で上がるんですよ。

モノとお金のバランスというのはかなり複雑ですが、あるものだけが極端に上昇するという状況は長続きしません。
買い手がいなくなればそれ以上値段の上がりようがないですから。
そして買い手はその値段以上で転売したり、加工してもっと高い値段で売れる見込みがあるからその値で買うんです。
先物取引も転売の一種なので、無限に上がり続ける事は絶対にありません。
つまり最終的には消費者の購買力がゼロに近づいたら、商品の値段も崩壊してしまうということです。

ついでに書いとくとハイパーインフレというのはお金の信頼性がボロボロになって経済が混乱することで、購買力そのものが失われるわけではありません。
むしろ購買力は残っているのにお金の価値が信用できないから、物々交換に近い取引が行われたりします。

アルビレオさんへ

詳しい説明をありがとうございます。
僕の方がよく理解していなかったようです。
物価が上昇すれば賃金も自然と上がっていく訳ですね。
最近は日本では派遣切りを中心に絶対的貧困が大問題になっているので心配だったので、こんな事を書いてしまいました。

私はパスっ

『わたしのインデックス』を見る限りでは、商品も悪くはないですが、極めて良いというほどでもないですね。
http://myindex.jp/assets_i.php
ページ半ばのリスク vs リターン表を見ましても、リスクが多い割にはリターンが低めのようです。
これならグロREITか新興国株/債券に集中したいです。あと、よいファンドが無いです。有名人を看板にして手数料ガッポリとかいうのは見受けられますが。

というわけで私は投資していません。

宜しくお願いします

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こんばんわ
私はGOLDは持っているのですが、商品インデックスは複利もなく
手数料が高めなのでパスしています。ちょっとくらい組入れる
ことも考えながらも良い投資先が無いのが現状です。
ただ、株式を持っておけば あまりリスク資産をこれ以上分散
させないでもいいのかなぁとも思っています。
商品好きの著名投資家もいますが、長期で見るとリスク資産は
株式インデックスが一番いいと思っています。
ただ、食料難になった場合は・・・うーん、、個別株の三井物産
でいいのか・・・とループしまくるので やはり株式インデックス
に落ち着いています

投資していない人からすると商品=先物=怖いって思ってるようです^^

>タカちゃんさん・アルビレオ師匠

よい意見交換になったようでなによりです(^^)


>Tansney Gohnさん

僕もパスです。
しっかりとアクティブ運用をしてくれる低コスト(←ここ大事)なコモディティファンドがあったら、長期保有を検討してもいいかなと思いいますが。


>世界の株価指数さん

がんばってください。


>龍王さん

関連記事でも書きましたが、自分にこう言い聞かせて、納得させています。

お前が投資している世界中の株式インデックスファンドには、原油採掘、鉱山所有など、コモディティを取り扱う企業もしっかりと含まれているじゃないか。たとえコモディティの時代が来ても乗り遅れる心配はない!

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