山崎元氏、ブログで外国債券の期待リターンは国内債券と同じだと頑なに主張

水瀬ケンイチ

以前、ブログで「ポートフォリオの債券クラスに外国債券クラスを組み込むべきかどうか」という記事を書きました。

これはある日のtwitterでの議論をまとめたもので、その議論のなかでは外債不要論が幅を利かせており、それは、感覚的には、世界金融危機と同時に起きた円高進行で、為替リスクの大きさを痛いほど再認識したという感じ。理論的には、山崎元氏が主張する「外国債券の期待リターンは日本債券と同じ」という前提の「外債ほぼ不要論」が影響を与えていそうだという内容でした。(詳しくは上記記事参照)

このブログ記事に対しては、「いや、外債もアリでしょう!」という外債アリ派の方々からたくさんのコメントをいただきました。
その理由は、過去のリターンで検証した結果だという意見をはじめ、リスク低減効果のためとか、自分自身の勉強のためなど、様々でしたが、個人的には、どれもなるほどな~と思わせるものばかりで、なるほどアセットアロケーションには正解はないのだなぁなどとひとりで納得したところでした。

と思っていたら、本日、山崎氏がブログでまた外国債券についてブログ記事をアップされていました。

山崎元のホンネの投資教室
第116回 外国債券の期待リターン

詳しくは上記ブログ記事を参照していただきたいのですが、要するに、外国債券の期待リターンは日本債券と同じであるというお話の繰り返しです。
なおかつ今回は、「過去数十年程度の延長で期待リターンを考えることはかなり偏りのある一つの相場観だ」と数十年の過去データを使った反証を否定されています。



個人的な考えとしては、山崎氏の主張は理屈としては納得できるものの、やや理論により過ぎていて現実世界の現象を的確に捉えきれているかは少々疑問が残る…でも反論できないので外債不要路線に傾きつつある…といった感じです。
ゆえに、ポートフォリオにおける債券クラスの比率はそのままに、そのなかの国内債券:外国債券の比率について、以前は0%だった日本債券クラスを徐々に増やして、外国債券クラスと逆転させて為替リスクを抑えようと目論んでいます。(09年7月時点ではこんな感じ。現在はもうちょっと進行してるかも)

山崎氏のホンネの投資教室の記事に対して、外債アリ派の方々がどう反論されるのか、ちょっと聞いてみたいところです。


P.S
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/cmt/8897c43bdf58a1fa3621f028664ab404
の最後の方のコメントを見て、これは水瀬が山崎氏の手のひらの上で踊っているなと思ったあなた、そのとおりです(笑)
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Posted by水瀬ケンイチ