山崎元氏のアクティブファンドへの個人的な思い、水瀬のアクティブファンドへの個人的な思い

楽天証券の山崎元氏のコラムに、アクティブファンドマネージャー時代の逸話が掲載されています。
これは珍しいことだと思います。

楽天証券 山崎元「ホンネの投資教室」
第119回 アクティブ・ファンドへの個人的な思い

金融業界関係者で「元ファンドマネージャー」という経歴を語るかたは多いですが、過去の運用と実績を明らかにするかたはあまり見かけないのを、今まで不思議に思っていました。
勝手に想像するに、これは何か秘密保持契約みたいなものがあって言いたくても言えないのか、あるいは、ベンチマークを下回る実績しか出せなかったから恥ずかしくて言えないのか、のどちらかなんだろうなぁと勝手に思っていました。

それを山崎氏がさらりと言ってのけていたので、「おおっ」と目をひかれました。
詳しくはコラムをご覧いただきたいのですが、その中で、
・1986年から1991年に、いくつかのアクティブファンドを担当していた
・その期間、すべてのファンドでベンチマークを下回った年はなかった

といった主旨のことが書かれています。
運用期間が5年というのは長くはないのでしょうが、これってすごいことではないでしょうか。

アクティブファンドで好成績を残したその山崎氏が、コラム冒頭で、インデックスファンドについては、「(1)分かりやすさ(特に過去のデータの検証が容易)、(2)行き届いた分散投資(目標とする指数によるが、おおむねよく分散されている)、何といっても(3)手数料の安さ」とメリットをあげ、アクティブファンドについては、「(A)運用成績の平均がインデックス・ファンドに劣り、(B)どのファンドの運用が優れているか「事前」には分からないので、(C)高い手数料を払ってまでアクティブ・ファンドを買える理由はない」と言っているのが興味深いです。

コラムの結論では、アクティブ運用のフィー(手数料)の高さが問題として、「大衆向けのアクティブ運用の価格破壊を期待したい」と結んでいます。

現在、自分はアクティブファンドにもいくつか投資していますが、いずれもパフォーマンスはベンチマークを下回っており寂しい限りです。
特に、MHAM株式オープンは、比較的低コスト(信託報酬年率0.7665~0.8085%)なことと長い運用実績(30年以上)を理由に選んだつもりでしたが、ここのところずっとTOPIXに負け続けております。コストさえ安ければ何でもいいわけではなさそうです。
頑張ってほしいものですが。はぁ~。
(参考記事)
2009/10/22 たまにはアクティブファンドのお話を。MHAM株式オープン

もちろん、ファンド運営の理念や哲学も大切だと思います。
でもその前に、アクティブファンドのコストが高過ぎです。年金等の投資顧問料を見ているとアクティブ運用でも驚くほど低コストなものがたくさんあります。
山崎氏が言うように大衆向けの低コストなアクティブファンドがどんどん出てきてほしいです。
低コストなアクティブファンドが増えてくれば、そのなかに、理念や哲学も含め積極的に投資したいと思えるような、キラリと光るアクティブファンドも出てくるのではないでしょうか。


<ご参考>
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コメント

山崎さんのお話はなんともコメントのしようがありません。
5年そこらでは長期とは呼べませんし、小型株を組み入れたのなら小型株を組み入れたインデックスとの比較もしてみないと本当によかったのかはわかりません。本人もそこは認めていらっしゃいますので、そこを揶揄するつもりはありませんが。

私が投信に求める条件は
・低コスト(信託報酬や売買手数料、売買に伴う税金等が少ない)であること
・一貫した投資方針によって長期間運用されていること

です。今日のアクティブファンドは1番目もそうですが2番目もあやしいですね。『ベンチマークを上回る成績を目指す』とどの投信も書いてますが、実際どうやるのさ?という疑問に説得力のある説明がされる投信がどれだけあるでしょうか。

>kackyさん

僕も全てのアクティブファンドをウォッチできているわけではありませんが、kackyさんを満足させられるアクティブファンドが存在するのかどうか分かりません。
独立系投信会社に期待する向きもあるようですが、それも現在のコストレベルでは受け入れがたいものがありますし、数十年レベルでの長期ではどうなるか予断を許さない状況ではないかと感じています。
インデックスファンドと違い、アクティブファンドを選ぶことは難しいですね。

>水瀬さん
まったくおっしゃる通りですね。それゆえに今はインデックス投資家でいるわけです。本当に信頼できるアクティブ運用の哲学が生まれたら、真っ先にブログで取り上げたいですね。

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