欧州市場、信用不安ひとまず緩和

水瀬ケンイチ

ギリシャの財政悪化で動揺していた欧州市場が、落ち着きを取り戻し始めたとのこと。

【NIKKEI NET 2010/03/14より引用】
欧州市場、信用不安ひとまず緩和 ギリシャ財政再建策受け
 【ロンドン=石井一乗】ギリシャの財政悪化を発端に動揺した欧州金融市場が落ち着きを取り戻し始めた。ギリシャが発表した財政再建策が一定の評価を受け国債発行が好調に終わったことから、同国の国債利回りが下落するなど、過度な警戒感はひとまず後退。ただ金利が高止まりする中で、利払い負担が財政の新たな圧迫要因となるとの見方も浮上しており、不透明感もなお残る。一方で英国の国債利回りがじわじわ上昇するなど、市場は新たな懸念材料を注視し始めた。

 警戒感の指標とされるギリシャ国債(10年物)のドイツ国債(同)に対する利回り上乗せ幅は約3%と、1月下旬の約4%から縮小。スペインやポルトガルの同上乗せ幅も今月に入り縮小基調だ。これら3国の国債のデフォルト(債務不履行)時に元本を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料率も低下。
【引用終わり】

市場がひとまず落ち着いてくれるのはいいことですが、まだ目が離せない状況という気がします。

明日3月15日のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で、ギリシャの財政再建策を評価するとともに、同国の救済が必要になった場合の支援メカニズムについて協議するそうですが、まだどうなるかわかりません。
一方、欧州連合(EU)が国際通貨基金(IMF)の欧州版「欧州通貨基金(EMF)」(仮称)を創設する検討に入ったそうですが、実現には非常に長い時間がかかる(何年も?)とも言われているようで、これまたどうなるかわかりません。
国内に目を向けると、3月11日にはゼネストが行われて、病院や空港、学校が閉鎖に追い込まれたばかりです。



モンチさんのブログ「小金持ち父さんの資産設計塾(?)」の記事「グロソブの危機? PIGS問題」を読んで、「どれ、自分にも影響があるか見てみようか」と久々にマイポートフォリオをチェックしたら、外国債券クラスがそれなりにやられていました。
なるほど、PIGSの金利上昇(=債券価格下落)の影響が出ているようです。

今後どうなるのか。
このまま事態が収束に向かうのか、欧州発の景気の二番底が来るのか。
僕には将来のことは分かりませんので、既定のアセットアロケーションを保持しながら、事の成り行きを見守りたいと思います。

P.S
外国債券クラスは下げてましたが、外国株式クラスは比較的堅調のようです。
やっぱり分散って大事だなあと思いました。
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Posted by水瀬ケンイチ