ドイツ証券の海外ETF懇親会に参加。「db x-トラッカーズ」について聞いてきました

水瀬ケンイチ

本日、ドイツ証券主催の「海外ETF懇親会」に参加してきました。

参加メンバーは、主催のドイツ証券さん4名と、楽天証券の新井氏、インデックス投資アドバイザーのカン氏、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子氏、日経新聞社の田村氏・本間氏、ブロガーのイーノさん・ybさん・水瀬でした。
話は多岐に渡りましたが、いちばん聞きたかった海外ETF「db x-トラッカーズ」シリーズの疑問について答えをもらえたのがいちばんの収穫でした。

疑問
「db x-トラッカーズ」はシンセティック・レプリケーションなのか?

答え
はい。シンセティック・レプリケーションです。

スッキリしました。
しかも、以前の記事、「ドイツ銀行のETFはシンセティック・レプリケーション投資戦略を採用しているとのことなので補足記事」で、「db x-トラッカーズ」はシンセティック・レプリケーション戦略を採用していることと、ドイツ銀行のカウンターパーティー・リスクをとっている商品であることは書きましたが、今回、これに加えて良い情報が得られました。
(シンセティック・レプリケーションとは何か?カウンターパーティー・リスクとは何か?については上記記事参照)

それは、

・ETF投資家がカウンターパーティーであるドイツ銀行の信用リスクにさらされることを防ぐため、ドイツ銀行が担保有価証券をETFに対して提供している

ということです。



更に詳しく言うと、「db x-トラッカーズ」はルクセンブルグ籍のETFで、ルクセンブルグのファンドに課せられるルールとしてUCITSⅢ指令という法令があり、カウンターパーティー・リスクをNAVの10%以上取れないことになっている。
そこで、ほとんどのプロバイダーはカウンターパーティー・リスクを削減するために90%以上の担保を設定しているが、特にドイツ銀行の場合、NAVの100%~120%の担保を設定し、日々値洗いをしている。
設定された担保は、独立したカストディアン(ドイツ銀行の場合はステート・ストリート)に保管され貸し株等に出されることはないとのこと。

つまり、「db x-トラッカーズ」は、ドイツ銀行のスワップ・カウンターパーティー・リスクを担保証券で相殺しているということです。
これで、ドイツ銀行のカウンターパーティー・リスクをいたずらに恐れる必要はないということが分かりました。

これは大きな収穫でした。
そうならそうと、情報を公表してくれれば警戒しないのに~と思いましたが、運用会社は運用会社で一般向けにどこまで情報を出すべきなのか悩んでいるようで、今回のような懇親会が開かれたという経緯もあったようです。

本情報が何かのご参考になれば幸いです。


※実際に「db x-トラッカーズ」を購入される際には、ご自身でご確認の上、自己責任でご判断されるようお願いいたします。
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Posted by水瀬ケンイチ