「お金とつきあう7つの原則」(山崎元著)は山崎流お金にまつわる人生訓

「お金とつきあう7つの原則」(山崎元著)を読みました。
本書は、投資だけでなく、お金の稼ぎ方、使い方、借り方、貸し方、守り方などお金とのつきあい方全般についてまとめた、「山崎流お金にまつわる人生訓」という感じです。

お金とつきあう7つの原則お金とつきあう7つの原則

ベストセラーズ 2010-03-26
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本書は、お金とのつきあい方全般について、

その1 小さな節約をしない
その2 「人的資本」に投資する
その3 お金の計算は安全なほうに間違える
その4 お金は(なるべく)貸し借りしない
その5 国内外の株式に分散投資する
その6 買値ではなく未来を考える
その7 怖いのは市場リスクよりも「人間」と心得る

という7箇条でまとめられています。
全般的にセコくなく、お金についてしっかり知った上で、自分のお金は淡々と扱って投資し、普段は気分よく使おう!という実に爽やかな内容です。

お金にまつわる人生訓としては、最近内藤忍氏が書いた「60歳までに1億円つくる術」が類書になるのかなと思いました。
(関連記事)2009/12/04 「60歳までに1億円つくる術」(内藤忍著)は投資本というより内藤忍流人生訓
内藤本はどちらかというと温かく優しい感じであるのに対して、本書はクールでドライな感じがします。
どちらも良書だと思いますが、論理的にいいものはいい!ダメなものはダメ!と一刀両断する爽快さが好みの人はこちらがよいかもしれません。

興味深いのは、山崎氏から論理的に繰り出される投資法も、内藤氏から優しくおすすめされる投資法も、どちらもインデックス投資だという点です。
これは、なにもインデックス投資が全ての投資法の中でいちばん優れているということではなく、投資の「基礎」なんだろうなと思っています。
基礎を知った上での応用として、自己責任で、個別株をやるもよし、FXをやるもよし、オプションをやるもよし、だと思います。

少々脱線しましたが、本書は、ぜひ20代、30代の若いかた、できれば4月1日に入社したばかりの新入社員さんに読んでもらいたいと思います。
そして、しっかりお金の知識を身に付けた上で、長い人生を大いに楽しもうではありませんか。
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コメント

うーん

その7 怖いのは市場リスクよりも「人間」と心得る
これって詐欺話的な物ではと・・・

その2 「人的資本」に投資する
これは耳が痛い話ですが若いうちはやれる筈なので、理にかなっています。
実は一度転職するだけで人的資本が大きく下落する事が最近になって話題になっています(平成21年経済財政白書より)。
現在では定期昇給、ベースアップ、ボーナスなしの正社員も沢山いますが、厚生年金や雇用保険など、正社員には有利な条件がそろっているので、”結局は会社を辞めない”と言うのも一策ではないかと思います。
また、人的資本を補う方法としては”より長く働く”方法も有ります。
例えば70歳まで働けるのならば70歳まで働くとか、できるだけ長く働けるように努力するのも一策です。

その1 小さな節約をしない
これで良く間違えるのは保険ですね。
日本人は保険の合理的なかけ方を知らないで過剰保険をかける傾向にあるようです。
例えば、独身なのに死亡保障が多いとか、入院保証は非常に多いが高度先進医療保証に全くかけていないなど、それって合理的なの?って言われるようなかけ方をよく見かけます。
勿論、保険の代わりに300万円~1000万円程度(物によります、ガンだったら300万円程度)の貯蓄があれば高度先進医療に対応できるので、保険を使わず大きな貯蓄をする方法も有りますが、ここでは議論ではなく、日本人は保険好きなのに合理的なかけかたを知らないと言えそうです。
保険は結構、コストが高いのにこちらを見直しをせず、やり過ぎの消費の削り方や娯楽など自分が生きていくうえで楽しむべき物を削ると言った”人生をつまらなくする節約”に走りがちです。

>タカちゃんさん

どうやらタカちゃんさんは本書を読む必要はなさそうですね(^^)

ただ、細かい話になりますが、上記7つの原則以外にも、山崎さん流のバブルの見分け方とかそれに合わせた投資法みたいなものも記載している部分がありますので(その是非はともかく)、本書を読んでみる価値はあると思います。
機会がありましたらどうぞ。

私もようやく読み終えました

想像していたより面白かったです、お薦めできると感じました^^

もちろん、私は山崎ファンです。ですから、山崎さんのブログはもとより
ネットの文章や著作もあらかた目を通しています。すると、当然ながら内容
が重複します、私にとっては既知の内容も多々ありました。

しかし、それでもそれらが整理されて述べられていると改めて面白さが
出てきます。またこれまで私が目を通してきた中で唯一、マーケットから
の退場方法(距離の置き方というべきか)の考え方が述べられていたのは
新鮮でした。これだけでも読むに値すると感じた次第です。

山崎さんにはこれからもこの本のように、考え方を整理する文章を書いて
もらえると有難い・・・そう思いながら読み終えました¥^^

自己投資は利殖性投資に勝るので支出優先度としてはまず自己投資、残りを利殖性投資と振り分ける考えでいいでしょう。

自己投資は大金は必要としない代わりに時間を必要として(勉強、人脈形成)、利殖性投資はインデックスを採用すれば自分の時間はほとんど拘束されないが大金が常に拘束されるのでちょうど相性がいいです。

保険は勤め先の団体保険がコスト面で優れてる。死亡保障は子供が生まれてから20歳ぐらいまでの期間で十分。入院保証は短期入院は生活予備資金の取り崩しでまかない、90日以上長期入院リスクのみ部分的に保険をかける。以上のポイントを押さえてれば合格点といえます。

節約に関してはどこにどの程度のリソースを割けばいいかここ数年悩んでいる所です。本業の収入アップは努力はしてるが結局は運次第。副業は目先の収入よりもデメリットが大きい(本業の勤め先が副業を推奨していない。昇進昇給に響けば差し引きでマイナスになる)という状況なので、支出ダウンの努力をある程度やんないとラチがあかないっす。

時間を大きく割かない節約はどんどんやるべきだと自分は思いますね。例えばクレジットカードは半年ごとに新規で作れるので半年ごとに情報集めて手持ちカードを高還元率になるよう再構成する。ネット固定回線は回線業者とプロバイダを乗り換えるとキャンペーンで初年度の月コストが大幅割引できるのでやれる範囲で1年ごとに乗り換えてキャンペーン割引をフル活用する。移動は自転車メイン。生活圏の大手スーパーのカード使用5%引きの日は全て調べてスケジュール帳に書いておく(人に見られたらハズいw)などです。

>木星さん

たしかに、雑誌のコラムやブログで細切れの情報を、一冊の本にまとめてもらうとありがたいですよね。
僕も新たな発見がありました。


>sagehoudaiさん

ご自身の目安をきちんとお持ちなのですね。
自己投資にしても節約にしても、どの程度力を入れるかは人それぞれでしょうから、思いどおりに邁進していただければと思います。

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