「相場が上がってもうれしい、下がってもうれしい」

水瀬ケンイチ

昨今の相場の回復で、「ついにポートフォリオがプラ転した」「マイナスが大幅に減った」というブログ記事を見かけるようになってきました。

マスコミでも、世界金融危機のさなかは「資本主義の死」とでも言わんばかりの悲観的ニュースばかりがはびこり、この状況が永遠に続くような勢いでしたが、たった1年ちょっとで回復モードの話題が増えてきました。
やはり、相場が上がることはうれしいものです。

一方で、積立投資組としては、安く仕込めるチャンスが思いのほか早く終わってしまいそうで、もっとゆっくりと回復していってほしかったという思いもあります。
いささか不謹慎ですが、いわゆる「二番底」が来ればもっと安く仕込める時間が稼げてうれしいのにと思っている自分もいたりします。
相場が下がっても、それはそれでうれしいのです。

この「相場が上がってもうれしい、下がってもうれしい」という心理状態が、積立投資特有の理想的心理状態かもしれません。



論理的に正しいことを頭で理解しておくというのはとても大切なことです。
でも、「頭では分かっているんだけど、気持ちがついてこないんだよなー」ということがあるのも人間なら当然のことだと思います。
なので、気持ち的に自分を納得させるための「屁理屈」(気休めとも言う)を持っておくというのも、投資を継続するためのコツのひとつなのではないかと思っています。

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Posted by水瀬ケンイチ