「ポートフォリオの回復は遅いが、損益分岐点もなかなか上がらんよ」

前回の記事、「相場が上がってもうれしい、下がってもうれしい」では、論理的理解とは別に、気持ち的に自分を納得させるコツみたいなものを書きました。
今回は、積立投資「古参」の方々へ向けて、コツをもうひとつ書きたいと思います。

2009年3月あたりが世界金融危機の底だったと言われているようですが、運良くそのあたりから積立投資を開始したかた、あるいは、世界金融危機の直前あたりから積立投資を開始したかたでもいいのですが、そういう方々は、一般的には「いいタイミング」で投資を始めた方々でしょう。
そして、おそらく昨今の相場回復でポートフォリオの収支が急回復していると思います。

一方で、世界金融危機のはるか昔から積立投資を継続していて、既に大きな資産額を抱えていたかたは、昨今の相場回復でも、ポートフォリオの収支がなかなか改善しないといったじれったさを感じているかもしれません。
積み立てても積み立てても、なかなか平均購入単価が下がらず、まるで焼け石に水のように感じているかたもいらっしゃるかもしれません。
でも、こう考えてはいかがでしょうか。

最近になって良いタイミングで積立投資を開始した人は、相場回復による収支回復も早いが、資産額が小さいので今後の積立による平均購入単価の上昇が早く、損益分岐点もすぐに上がってしまう。
昔から積立投資をやっている人は、相場回復による収支回復が遅いが、資産額が大きいので今後の積立による平均購入単価上昇が遅く、損益分岐点もなかなか上がらない。

「ポートフォリオの回復は遅いが、損益分岐点もなかなか上がらんよ」

いや、屁理屈ですよ。
でも、なんか好タイミングをうらやむ気持ちが落ち着きませんか?(^^)

バイ&ホールド戦略で目指している投資期間が20~30年先の場合、その間の収支がいくらだろうと関係がないというのが論理的には正しいと思います。
以下、前回と同じ繰り返しになりますが、あらためて。
論理的に正しいことを頭で理解しておくというのはとても大切なことです。
でも、「頭では分かっているんだけど、気持ちがついてこないんだよなー」ということがあるのも人間なら当然のことだと思います。
なので、気持ち的に自分を納得させるための「屁理屈」(気休めとも言う)を持っておくというのも、投資を継続するためのコツのひとつなのではないかと思っています。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。
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コメント

積み立て

積み立てのひとつとして持ち株会がありますが、積み立てた期間によって大きな差がでているようです。
戦後40年間は文句なく右肩上がりでしたので、積み立てには精神的なメリットとは別にあきらかな経済的メリットがありました。
しかし、これからの日本という意味では疑問が大きいといわざるを得ません。
そのために、海外を含めた分散ということになるのでしょうね。
私は持ち株会を含めて積み立てをしていますが、それとは別にバブル崩壊時にある一定量買うことが大切だと思います。
リーマンショックのとき、ETFを買っておいたおかげで積み立てを続けられています。

相場回復の寄与

はじめまして。いつも楽しく読ませてもらっています。

最近積み立てを始めた人と、昔から積み立てている人について、

>昨今の相場回復でポートフォリオの収支が急回復
>昨今の相場回復でも、ポートフォリオの収支がなかなか改善しない

とそれぞれ書かれてますが、相場回復の収支への寄与は等しいのでは?
よく分からなくなってしまったので、間違ってたら教えてください。

>たかたかさん

自分は持ち株会はやっていません。
周りの社員にはけっこうやっている人がいるようですが。

投資タイミングが分かるかたは、それを行なった方がいいと思います。
バブル崩壊時は比較的分かりやすいタイミングかもしれませんね。


>じえさん

極端な例を考えてみてください。
今1億円持ってる人と今1円も持っていない人がいるとします。
それぞれが、毎月10万円ずつインデックスファンドを買ったとして、収支に与える影響は…。

収支の金額は同じだけど母体に対する比率は違うと言うことですかね。

>名なしさん

そういうことですが、言われてみれば収支という言葉は適切ではないかもしれません。
収益率?パフォーマンス?そんな言葉にしておいたほうが分かりやすかったですね。

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