OECD、経済成長率予想を上方修正

水瀬ケンイチ

ギリシャ危機で総悲観ムードのなか、なにか明るい話題はないんかい?と思っていたら、こんなニュースが出ていました。

Bloomberg.co.jp 2010/05/26より引用】
OECD:経済成長率予想を上方修正-新興国が回復をけん引
経済協力開発機構(OECD)は2010年と11年の経済成長率予想を上方修正した。中国などの新興市場国が債務負担の重い先進国を上回り、世界経済の成長をけん引する。

OECDは26日公表した報告書で、加盟30カ国の10年の成長率見通しを2.7%とした。昨年11月時点では1.9%の成長を見込んでいた。中国などの非加盟国を含めた世界の10年の成長率は4.6%、11年は4.5%と予想した。06年まで10年間の平均は3.7%だった。
【引用おわり】

「そんな楽天的なこと言って、最近のギリシャ危機の影響を考慮していないんでしょう?」とお思いのかたもおられるかもしれませんが、記事を読むと、「ユーロは年初来で14%下落しており、公的債務が先進国の景気拡大を脅していることを示しているとOECDは分析した。中国とインドは景気過熱リスクがあるとしている」となっており、ギリシャ危機の影響など直近の状況は一応織り込んでいるようです。
ちょっと明るくなれるニュースですね。

でも、OECDはしょっちゅう経済成長予想を修正するので、参考程度にしたほうがいいのかもしれません。



P.S
世界経済の協力体制が実質G8からG20に移行したように、そろそろOECDも中国などの新興国を入れたほうがいいような気がします。

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Posted by水瀬ケンイチ