東証がアジア首位を奪還だけど

水瀬ケンイチ

東証の売買代金がアジア首位を奪還したようです。

【日経新聞2010/07/14朝刊4面より引用】
売買代金 東証、アジア首位
東京証券取引所が今年1~6月の株式売買代金で、半期ベースでは2008年7~12月以来、3半期ぶりにアジア首位の座を奪還したもようだ。09年に首位だった中国の上海証券取引所で、金融引き締めへの警戒感などから売買が低迷したため。
【引用おわり】

photo_20100714.jpg
(上記記事より引用・クリックで拡大)

グラフを見れば一目瞭然ですが、東証が伸びたのではなく、中国が勝手に落ちてきただけというのが実態のようです。
それにしても、上海証券取引所は騰落の差が激しいですね。まさに新興国株式という感じです。

記事は、「東証の売買代金も足元は低迷が続いている。年間ベースで首位を守れるかは不透明だ」とも指摘しています。
株価自体が低迷するなかでの市場活性化は難しいのかもしませんが、できることもあると思います。



例えば、ETFはどうなっているのでしょうか。
銘柄数だけは93本(2010年7月現在)と東証が目標にしている100本に迫っていますが、売買高がほとんどない銘柄も目に付きます。
米国では、機関投資家も含めた投資家によるETF売買が市場の活性化の一端を担っているようです。
そこから学べることは多いはず。

また、日本証券業協会は上場前に企業が個人から出資を募ることを制限する協会規則改正案の施行延期を発表しましたが、これ以外にも、ベンチャー企業の上場に対して無駄にハードルを上げているような規制がないか精査していくことも必要かもしれません。

市場活性化へ向けて、まだまだできることはあるような気がします。
がんばれ、東証!
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Posted by水瀬ケンイチ