新規投信をデータでバッサリ

本日の日経新聞朝刊17面に、「点検 新規投信」という記事が掲載されています。

記事ではいろいろなことが書いてありますが、ひと目で分かるグラフと表がありましたので、それらを引用させてもらいます。
まずは、各年度の新規設定投信について、翌年度以降3年間で市場平均(インデックス)と成績を比較したグラフAです。

photo_20100726_1.jpg
(上記日経新聞記事より引用)

対象は99年度以降の各年度に新規設定された投信のうち各年度末で純資産の大きい10本。まあ、その年に新規設定された代表的投信たちと言えるのではないでしょうか。
結果は、2000年度以外毎年インデックスを下回っています。

次に、
新規設定投信を個別に見た表Bです。
1999年度のITブーム、2004年度の中小型株人気、直近2007年度設定の新規投信について、それぞれ3年後を類似インデックスと比較しています。
(縦に長い表で失礼)

photo_20100726_2.jpg
(上記日経新聞記事より引用)

写真では分かりにくいですが、3年リターン部分が網掛けになっている投信が、インデックスを下回ったものです。
特に、その時々の「旬のテーマ型投信」が、軒並みインデックスを下回っているのがわかります。
1999年のITブーム時は、「netWIN GS・インターネット戦略ファンドA」や「デジタル情報通信革命」が、2004年の中小型株人気時は「新成長株ファンド」が、大きくインデックスを下回っています。
直近2007年度は3年後ではなく2年後までのデータで、少し健闘している新規投信も散見されますが、それでもインデックスを下回る投信が多いです。

なんだか悲しいですが、このデータで見る限り新規投信、特に旬のテーマ型投信は厳しそうです。

どうしても新規投信や旬のテーマ型投信が気になる場合は、カコミ記事になっているモーニングスター朝倉社長の、「設定後1年以上たって運用内容を分析し、コストなども勘案して選ぶのがいいだろう」というコメントが、良きアドバイスになると思います。
個人的には、割り切って新規投信は諦めて、最初からインデックスファンドやETFを買ってしまうというのもひとつの手だとは思いますが、こればかりは趣味・趣向がありますので。

※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。

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コメント

重要な事はリスクを想定して備える事

ノムラ日本株戦略ファンドは見る影もないファンドになってしまった。
旬のテーマを追いかけては、高値つかみでの繰り返しになっているのが見て取れますが、何の為の投資信託なのだろうと思います。
インデックスに対してアウトパフォームするのは仕方がないにしても設定する方は投信を育てたいと思えるような物は無いのかな?

しかし、言い方は悪いですが、投信を買う方にも問題があります。
OKWaveで見かけますが、基準価額下落で大きく元本が割れてどうしたら良いのかを質問をしてくるケースが後を絶ちません。
最悪のケースを想定せずに投信を買う人が多いからです。
例えば質問内容として今回のギリシャショックの件で不安になる人がいますが、M9クラスの関東大震災で自分の家を失った訳ではないので自分である程度は対処できると思います。
今回の金融危機やギリシャショック程度の事ならば、これからも起こる前提で投信を購入するように投資家が自分で勉強をしていく事が重要だと言えそうです。

>タカちゃんさん

>>重要な事はリスクを想定して備える事

大賛成です。
投資家は腰を据えて投信を保有すること、販売会社は新規投信への回転売買営業をしないこと。両方が必要だと思います。

瑣末な話ですが、

× アウトパフォーム
○ アンダーパフォーム

だと思います。
自分もよく間違えますが…(^^ゞ

考えさせられます!!

こつこつとインデックスファンドやETFを購入し続けるのが、有利なのですが、地味で根気のいる作業です。
意思が弱い私なんか、ついつい個別銘柄に投資してしまいます。(新規投信は絶対買いませんが・・・)
これって、ダイエットをする人が地道に運動を継続しないで、サプリや健康器具に頼るのと同じですよねぇ。
人間って生き物は、誰でも目先の楽に眼がくらむんですよね。

>蓄財王さん

自己責任でやるのですから、個別株投資もいいじゃないですか。
ぜひ個別株でインデックスを上回るパフォーマンスを上げられるよう頑張ってください!(^^)

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