「投資信託にだまされるな![新版]」(竹川美奈子著)は今まさに金融機関から投信をおすすめされているかたにこそ読んでほしい

水瀬ケンイチ

「投資信託にだまされるな![新版]」(竹川美奈子著)を読みました。
投信初心者向けの良いガイドブックだと思います。
特に、今まさに金融機関から投信をおすすめされているかたにこそ読んでほしい内容です。

投資信託にだまされるな![新版]投資信託にだまされるな![新版]
竹川 美奈子

ダイヤモンド社 2010-08-06
売り上げランキング : 6710

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


本書は、2007年出版の「投資信託にだまされるな! 本当に正しい投信の使い方」の2010年改訂版です。
目次は、以下のとおり。

第1章 こんな投信は買ってはいけない!
第2章 これだけ知っておけば金融機関にだまされない!
第3章 では、どんな商品を買えばいいのか?
第4章 世代別にみる、投資信託の活用法
第5章 投信の疑問にすべて答えます

ひと目で、「ダメ投信」と「良い投信」について書かれているんだなと分かります。
特にダメ投信の事例は、最新のものにアップデートされており、どこかでみたような広告例もついていて、分かりやすくなっていると思います。
今、金融機関が絶賛売り出し中の投信は、ほとんどがこのダメ投信事例に当てはまってしまうと思われます。
こわいこわい……



世の中にはオススメ情報は多いですが、ダメなものに関する公開情報は限られるものです。大人の事情があるのでしょう。
そういう意味では、ダメなものはダメだと言い切る本書のような情報は貴重だと思います。

良い投信としては、低コストなインデックスファンド・ETFということになるのですが、こちらも最新の情報にアップデートされています。
1000円積み立てのような新サービスもフォローしてあります。

また、2007年には「投資信託にだまされるな! Q&A―投信の疑問・解決編」というQ&A編の別本が出版されていたのですが、本書では第5章に代表的なQ&Aがついています。
1冊で2冊分の内容を盛り込んでおり、お得感があります。

まとまったお金がある時の投資タイミングや、コモディティクラスへの投資など、自分の考えとはちょっと違う部分もありますが、全体としてみれば瑣末なこと。
まずは、投資信託で金融機関にだまされないことがいちばん大事です。
おすすめできる一冊です。

関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ