銀行の投信販売好調はいいですが

水瀬ケンイチ

銀行の投信販売が好調のようです。

【日経新聞2010年8月15日朝刊3面より引用】
銀行の投信販売、2.2倍に 1~7月低金利で「貯蓄から投資」
銀行窓口での投資信託の販売が回復している。1~7月は株式投信の販売額が前年同期比約2.2倍の4兆3880億円に達し、8月で2009年の年間販売額(4兆4254億円)を上回るのは確実な情勢だ。
(中略)
需要回復を受け、銀行も取扱商品の拡充などで顧客の囲い込みを急ぐ。三菱東京UFJ銀行は新興国債券を高金利の通貨建てで運用し、高額の分配金支給を目指す三菱UFJ投信のファンドの取り扱いを開始。みずほ銀行は円高で為替リスクのない商品の人気が高まったのに対応し、野村アセットマネジメントが日本国債で運用するファンドの販売を始めた。
【引用おわり】

「貯蓄から投資」(この言葉はあまり好きではありませんが)はいいのですが、その商品が「通貨選択型投信」だと少々心配です。
一昨日書いた記事をもう一度、掲載しておきます。



2010/08/13 債券投信はいいけど通貨選択型には気をつけて

繰り返しになりますが、通貨選択型投信は、投資対象資産のリターン、為替ヘッジプレミアムによるリターン、選択通貨の値上がりによるリターンの3つの収益獲得を目指した投信です。この仕組みとバランスが理解できるかた以外は、よく言われる「自分が理解できないものには投資しない」という原則に従っておいた方がいいかもしれません。
理由など詳細は、上記ブログ記事をご覧ください。

ところで、三菱東京UFJ銀行の窓口の担当者さんは、当然、通貨選択型投信の仕組みとバランスを理解して販売されているのですよね?(^^;


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Posted by水瀬ケンイチ