ゆうちょ銀行が新興国株式ETFに投資開始

ゆうちょ銀行が新興国株式ETFに投資を開始したと報道されています。

【日経新聞2010年8月17日朝刊4面より引用】
新興国投資を開始 ゆうちょ銀、高利回り追求
ゆうちょ銀行は新興国への投資を開始した。中国やブラジル、東南アジア諸国などの株式で運用する上場投資信託(ETF)を4~6月期に数百億円購入した。資産運用の大半を占める日本国債の金利が急低下し、利回りが高い新興国投資の妙味が高まったと判断。今後も市場動向を見ながら買い増す方針だ。
ゆうちょ銀行は国内の信託銀行を通じ、米系資産運用会社のETFを購入したもよう。運用先は中国や韓国、ブラジル、マレーシア、ロシアなど幅広い新興国の株式。金額は明らかにしていないが500億円前後に達するとみられる。
【引用おわり】

民営化したゆうちょ銀行は自主的に判断して運用できます。
新興国株式クラスに投資するのもいいんじゃないかと思います。
まあ、192兆円の資産運用残高のうち外国証券が占める割合は3%強にとどまるそうですが。

それよりも、大手機関投資家(でいいんですよね?)が自分たちと同じETFを活用しているというのが、個人的にはうれしいです。
以前、ブラックロックのブロガー向けミーティングで、米国ではiシェアーズのETFが機関投資家にかなり活用されていると聞いていました。
ゆうちょ銀行が投資したのが「米系資産運用会社のETF」ってことは、バンガードのVWOかブラックロックのEEMじゃないかと推測します。500億円も投資するならわずかな信託報酬の差が大きな金額になるので、コストが安いVWOでしょうかね。
想像は膨らみます。

ただ……
新興国株式ETFといえば、せっかく東証に「上場MSCIエマージング株」(1681)が上場されているのに、こっちには投資しなかったようです。
郵貯マネーなら、懸案の国内ETF市場活性化も兼ねて、1681に投資してくれてもよかったのにと少し思います。

もちろん、大切な運用資金でしょうから効率的に運用しなければなりません。
コストは、例えばVWOなら信託報酬が年率0.27%、1681の信託報酬が年率0.2625%なので、ほぼ同等。1681は国内ETFなので為替コストはなし。
かねてより、1681は出来高が乏しいことが問題視されていましたが、何百億円という資金を投入するには、流動性に難ありなのでしょうか。
それとも、同じく問題視されている市場価格と基準価額との乖離でしょうか。
もしかしたら、運用実績の短さ(2010年1月22日設定)かもしれません。

大手機関投資家であるゆうちょ銀行が1681を見送った理由が知りたいところです。
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コメント

やはり、トラッキングレコードが殆どない点と流動性の問題の2点でしょうか。

流動性

流動性の問題は大きいでしょうね。
私もこの記事読んだ時に、できれば国内ETFにと思いましたが、
現状では無理だなと思い直しました。。。

>レバレッジ君さん

実績と流動性ですか。
ゆうちょ銀行は堅そうですからね。


>yyy1980さん

やはり流動性ですか。
現在の出来高でも、けっこう値がワープしたりするらしいですから、何百億円となると厳しいのかもしれません。

見えない流動性

ゆうちょ銀行の場合は、流通市場を通さずに売買できますので、東証での流動性とかNAVとの乖離とかを考える必要はないのではないでしょうか。
http://www.nikkoam.com/products/detail/616818/broker

直接、日興amから基準科学で買えるんで?

>miyakenさん

そうなんですか、知りませんでした。
すると何が原因なのでしょうね?


>kpさん

???

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