インデックスファンドの信託報酬の値下げ余地

昔に比べて、インデックスファンドの信託報酬が下がってきました。

現在は、主要インデックスファンドの日本株式クラスで年率0.4%程度、先進国株式クラスで年率0.6%程度でしょうか。
僕がインデックス投資を始めた頃は、たしか日本株式クラスで年率0.8%程度、先進国株式クラスで年率1.0%程度でも低い方だったので、良い時代になったと思います。

それでも、あえて言うと、まだ値下げの余地はあると思っています。

「あまり信託報酬を下げると運用会社の運営が心配だ」というご意見や、「現時点で既に安くなってカツカツの状態」というご意見もあるようですが、僕はそうは思いません。
それどころか、いずれ普通のインデックスファンドの信託報酬も、ETFと同等レベル(年率0.1~0.2%程度)まで下がる可能性はあると思っています。
なぜなら、

・米国のインデックスファンドのコストが競争によりETF並みに下がったから
・日本でもDC専用インデックスファンドは昔からETF並みのコストで成り立っているから

です。

もちろん、日米では投資環境が大きく違いますし、DC専用インデックスファンドと普通のインデックスファンドでは、DC専用の方が見込める資産規模が大きいとか、資金の出入りが安定しているとかいった違いはありますので、全く同じ土俵では比べられません。
でも、現在のインデックスファンドの信託報酬には、値下げの「余地」はあるのではないでしょうか。

今日のニュースで、CMAMからDC専用のインデックスファンド・バランスファンドが出るそうです。

ロイター 2010/10/04
中央三井アセット、確定拠出向け専用「インデックスコレクション」4本を10月20日設定

信託報酬は、
国内株式:年率0.16%(税込み)
国内債券:年率0.105%(税込み)
外国株式:年率0.168%(税込み)
外国債券:年率0.1575%(税込み)
とのこと。

ロイター 2010/10/04
中央三井AM、確定拠出向け「インデックスコレクション(バランス株式)」3本を10月20日設定

信託報酬は、
バランス株式30:年率0.1785%(税込み)
バランス株式50:年率0.189%(税込み)
バランス株式70:年率0.1995%(税込み)
とのこと。

DC専用ではこの信託報酬レベルでやっていけるということですから、普通のインデックスファンドでも信託報酬の値下げ余地はあると思います。

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コメント

中央三井アセットマネジメントも、同じマザーファンドを使ってこれでもかといわんばかりにベビーファンド(今回はかつFOF)を増やしていますね。いやはや健全な商品展開です。

買うことはないと思いますがインデックスeシリーズにもFOFがでるかもしれませんね。あ、野村ジョイのグローバル・インデックス・バランスファンドとかぶるか...

>WATANKOさん

中央三井アセットマネジメント=CMAMですよ(^^;
WATANKOさんに言われてベビーファンドを探したら他にもニュースがあったので記事に追記しました。
ありがとうございました。

実際には信託報酬に関わる各社についてどの程度の値下げ余地があるとお考えなのでしょうか?
私は販売会社などは厳しいかなあと思っています。値下げによって爆発的に売れる見込みでもあれば別かもしれないけど。

>質問ですさん

将来のことは分かりませんが、少なくとも、現在好評を博している「ニッセイ日経225」と同じくらいにはなってもおかしくないと思っています。

委託会社 年0.1155%
取扱販売会社 年0.1155%
受託会社 年0.0315%
----------------
合計年0.2625%

もちろん、純資産の拡大や解約率の低下などの環境によって変わってくると思います。

私もニッセイ日経225の0.25%があるようにまだまだ余地はあるように思います。



そして、その余地を現実のものにするための重要な役割を果たすのは、われわれ投資家かなと思っています。

【現状】
低信託報酬にしても資金がなかなか集まらずビジネスとして成立しない
→販売会社、運用会社が重い腰を上げない

【今後の理想】
低信託報酬ファンドにどんどん資金が集まる(&高信託報酬ファンドに資金が集まらない)から低信託報酬ファンドが儲かる
→販売会社、運用会社が低信託報酬ファンドへ参入

通貨選択型ファンドへの資金流入の1/10程度でも低信託報酬ファンドに資金が流れるようになれば・・・というところでしょうか。

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