GPIFのアクティブ運用とパッシブ運用比較(外国株式)

先日の記事「公的年金、新興国株にも投資」でGPIFが新興国株式に投資する方針ということを書きました。

関連記事で、「GPIFは8日、ホームページ上で、新興国株式のアクティブ運用とパッシブ運用の受託機関を公募すると告示した」とあるのを見て、GPIFのアクティブ運用とパッシブ運用の比較をしてみたくなりました。
というわけで公開資料をあさって比較した結果が以下のとおり。

◆GPIFの外国株式のベンチマーク超過収益率

平成21年度 アクティブ運用 -2.51% パッシブ運用 -0.09%
平成20年度 アクティブ運用 +0.57% パッシブ運用 +0.15%
平成19年度 アクティブ運用 -1.28% パッシブ運用 +0.07%
平成18年度 アクティブ運用 -0.95% パッシブ運用 +0.04%
平成17年度 アクティブ運用 -0.86% パッシブ運用 +0.07%

直近5年間において、GPIFの外国株式のアクティブ運用は、平成20年度を除き超過収益率がマイナスでパッシブ運用に負けています。
それも、パッシブ運用がベンチマークすれすれ(って当然ですが)なところを、アクティブ運用が大きく足を引っ張っている形です。

もしかしたら、同じ外国株式でも、今回比較した先進国株式とこれから始める新興国株式では事情が違うのかもしれません。
今募集されている新興国株式のアクティブ運用会社には、ぜひともがんばってほしいものです。
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コメント

Twitterでも紹介いただいた内容の早速の解析ありがとうございます。
平成20年度のアクティブ運用もパッシブ運用に0.4%で勝っていて他の4年の負けっぷり全て1%以上のマイナスはひどいですね。
新興国株式のアクティブ運用は、売買によるコストが先進国株式より大きな分さらにパッシブ運用より悪くなりそうな気がします。

日本株式と外国株式では大きく違う

日本株式の場合は外国株式に比べて比較的アクティブが勝っているようです。
それに対して外国株式はアクティブがボロ負け状態に近いです(著作権の関係でデータがお見せできないですが・・・)。
そう考えると、外国株式の方が効率的と言えそうです。
コストの差を考えてもこんなに差が付くものなのでしょうか?不思議に思っています。
こんな事をやるのならば「ファーマ=フレンチ」のモデルを使った方が良さそうな気がします。

また、GPIFが新興国やオルタナティブ投資をやる場合は良く検討して欲しいと思います。
例えば、ベンチャー企業に投資する場合はリスクが非常に高いだけではなくて、日本の場合は不祥事が多く、公的年金の投資対象として相応しいとは思えない場合もあるからです。

>kenzさん

最近はツイッターで話題になったネタを後からブログで書くというパターンが増えてきました。
ツイッターはブレストにはもってこいですね。

新興国株式投資は先進国株式投資よりもコストがかかるのは事実のようです。以前、三菱UFJ投信のeMAXISのファンドマネージャーさんがそう仰っていました。
一方で、新興国市場は効率性が低いのでアクティブ運用の勝機があると主張する人もいるようです。

そういう意味でも、まずは様子見からなんでしょうね。


>タカちゃんさん

直近5年では、外国株式と国内債券でパッシブが勝ち、国内株式と外国債券でアクティブが勝っているようです。
ただ、アセットアロケーションの約7割を占める国内債券でこそ、アクティブ運用には頑張ってほしいと思います。

ところで、“「ファーマ=フレンチ」のモデル”と書かれても意味が分からないかたもいらっしゃると思いますので、例えば「バリューインデックス」など他の言い方をされた方がいいかもしれませんよ。
僕もタカちゃんさんから教えてもらって初めて知ったクチです(^^;

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