ご当地ETFお目見え

水瀬ケンイチ

東海地方の「ご当地ETF」がお目見えするそうです。

【日経新聞2010年10月18日朝刊3面より引用】
「ご当地ETF」お目見え 地元企業の株価に連動
三菱UFJ投信は12月に東海地方の主要企業の株価指数に連動する上場投資信託(ETF)を名古屋証券取引所に上場する。特定地域の企業の株式に焦点を絞った「ご当地ETF」の設定は国内で初めてになる。地元企業を応援したい個人投資家などの運用ニーズを取り込む狙いだ。
【引用おわり】

新商品について、いつもは「個人投資家の選択肢が広がることはいいことだと思います」と書くことが多いのですが、正直、ご当地ETFについては本当にニーズがあるのか疑問でした。
既に、同様の趣旨の投信(ご当地ファンド)がいくつもありますので、それがうまくいっているか見てみましょう。

少し古い記事ですが、ご当地ファンドについてのデータがありましたのでご紹介します。


QUICK MoneyLife
2006/10/01 【第4回】ファンド逸品セレクション「残高急増!ご当地ファンド」

これを見ると、意外にも中部地方・近畿地方を中心に、それなりの資産残高がありました。
残高が増えた理由として、『1つ目は、「どうせ株を買うなら、馴染みのある地元企業を応援する目的で投資しよう」という投資家の地元意識。2つ目は「景気回復が都心から全国的に広がる」という投資家の期待です。3つ目は、地方銀行が積極的に販売したこと』とあります。

ご当地ファンドには一定のニーズがあるようです。
ただ、ご当地ファンドはその地域の地銀が積極的に販売したのに対して、ご当地ETFは上場されているだけでそういう販売会社があるわけではないので、少し事情は違いそうです。
ETFの世界でも、ご当地モノがうまくいくのか、見守りたいと思います。

P.S
ご当地モノが分散効果が弱い(少ない銘柄数や地震リスクなど)場合がありますのでご注意ください。
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Posted by水瀬ケンイチ