大手生保の下期円安予想の理由

水瀬ケンイチ

先日の記事「大手生保の2010年度下期予想」で、大手生保が下期にかなりの円安を予想していたのを見て、「理由が知りたいところ」と書きましたが、それらしきことが出ている記事を見つけたのでメモ。

Bloomberg.co.jp 2010/10/25
円最高値はチャンス-日生や明治安田の外債投資、為替リスクも覚悟

詳しくは記事をご覧いただきたいですが、大手生保各社は、「為替の水準感」「達成感」「米国経済は来年9月以降に回復基調が強まると予想」など、論理的な分析から「それって勘?」と思われるものまで、いろいろ考えている模様。
記事に出てきた大和総研も、「市場はすでに大規模な資産購入策を織り込み、米インフレ期待は上昇している」「米金融緩和が実施されれば円高・ドル安も終息していく」と見ているようです。

そのとおりになってくれればいいのですが、さてどうなることやら。



ただ個人的には、生保が特別運用がうまい機関投資家だとは思っていません。
かつては、資産運用による収益力が落ち、保険契約の予定利率との差額が発生する「逆ザヤ」状態になり社会問題化したこともあります。記事にあるような、彼らの相場を見ながらの機動的な運用は、若干疑いの目で見ているところがあります。

なので、大手生保の予想を横目に見ながら、既定のアセットアロケーションを守り、愚直にドルコスト投資でいきたいと思います。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。
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Posted by水瀬ケンイチ