売らずに我慢するテクニック 『構成銘柄企業群に思いを馳せよ』

水瀬ケンイチ

インデックス投資家の仕事は、「ファンドを売りたくなった時に我慢すること」ではないでしょうか。そして、それに役立つような、自分なりの「売らずに我慢するテクニック」をお話ししたいと思います。

○ 売らずに我慢するテクニック 『構成銘柄企業群に思いを馳せよ』

相場の下落局面のことを想像してください。
普段、バイ&ホールド戦略だと思っていても、日々、目減りしていく資産額を目の当たりにすれば、つい、投げ売りたくなってしまうこともあると思います。

これが、例えばトヨタの株だったら、その製品や企業イメージから、「あの世界のトヨタが下げ続けるわけがない!」とか「あんなにいいクルマを作っているんだから大丈夫!」とかいうように、自ずと売却抑止力が働くこともあろうかと思います。

しかしながら、インデックスファンドが連動するインデックスは単なる数字であり、目に見える「実態」がないので、個別の企業と比べていまいち捉えどころがありません。そういう意味で、どうしても売却抑止力が弱いと思うのです。

そこで……


インデックスファンドを売りたくなったら、インデックスファンドの運用報告書の上位構成銘柄をチェックするのです。そこには、目も眩むようなすごい企業群が並んでいるはずです。
例えば、僕のメインファンドである、「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」の上位構成銘柄は以下のとおりです。

1位 ゼネラル・エレクトリック(GE)
2位 エクソン・モービル
3位 マイクロソフト
4位 シティ・グループ
5位 プロクター&ギャンブル(P&G)
6位 バンク・オブ・アメリカ
7位 ジョンソン&ジョンソン
8位 ファイザー
9位 アルトリア・グループ
10位 インテル
※2005年12月末時点

も、もうお腹いっぱいです…!(笑)
単なる数字であったインデックスが、一気に現実味を帯びてくるから不思議です。
これだけの最強企業群に、自分は投資しているんだと思いを馳せれば、嫌でも安心できるでしょう。不安感から売りたくなっていた気持ちを抑えるのに役立つのではないでしょうか。
僕は実際、相場下落局面でこれをよくやって、売りたい気持ちを抑えています。

※他にも「売りたくなったら見る言葉」カテゴリーに関連記事があります。

<ご参考>
今回取り上げた、「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」は、低コストの外国株式インデックスファンドで、マネックス証券のみで購入することができます。以下から口座開設できます。
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Posted by水瀬ケンイチ