利回りの比較?

水瀬ケンイチ

今朝の日経新聞1面に、「個人マネー利回り重視」という記事が出ていました。

【日経新聞2011年1月14日朝刊1面より引用】
個人の資産運用で、利回りを重視する傾向が強まっている。投資信託では昨年、公募投信の買越額が6兆円程度となり、前年の約2倍に膨らんだ。特に分配金を毎月受け取れる投信の人気が高い。安定した金利収入が見込める社債の販売も好調なほか、株式にも資金が戻りつつある。長引く低金利を背景に、多少のリスクを取りながら元手を増やしたいという投資姿勢を反映している。
【引用終わり】

個人の資産運用が利回りを重視する傾向が強まっているという内容でしたが、そこに出ていた比較表に違和感を感じています。



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投信、社債、株、国債、定期預金を「利回り」という言葉で括り比較しています。
それぞれの商品の「利回り」は、投信は公募投信の平均分配金利回り、社債は明記されてませんがおそらく昨年発行の利率、株は東証1部平均の配当利回り、国債は昨年10月発行の3年債と10年債の利率、定期預金はメガバンク1年物の利率です。

元本が変動する商品と変動しない商品を比較できるのか、債券の利率を利回りと同一視していいのか、そもそも投信の分配金利回りは他の商品と比較できるような数字なのか等々、もやもやします。
皆さんはどう思われますか?
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Posted by水瀬ケンイチ