エジプト証券取引所が3営業日連続取引中止。でも落ち着こう

水瀬ケンイチ

エジプトの証券取引所の取引中止状態が続いています。

ロイター 2011/01/31より引用】
エジプト株式市場は1日も取引中止へ、デモ拡大受け
エジプト証券取引所は、ムバラク大統領の退陣を求める反政府デモの拡大を受け、1日も株式の取引を中止する見通し。証券取引所関係者が31日明らかにした。
【引用おわり】

記事によると、取引中止は3営業日連続とのこと。
システムダウンやサーキットブレーカーではなく、デモによる影響で証券取引所が取引中止になるというのは余程のことだと思います。
デモが起きてからのたった2日間で、株式市場は15%下落したそうです。その後取引中止が続いているので、取引が再開された際に、市場がどんなことになるのか予想ができません。



エジプトにはMSCIエマージング・マーケット・インデックス連動のインデックスファンドやETFを通じて投資しており、新興国投資のカントリーリスクを見せつけられています。
ただ、同指数のエジプトの構成比率は0.5%です。
マイポートフォリオ全体の新興国株式比率は約17%、その0.5%だから、ポートフォリオ全体の0.085%を占めるに過ぎません。
分散投資の効果を実感しています。

とはいえ、エジプトはアラブの盟主であり、政治・経済の混乱が続けば影響はアラブ諸国全体に波及しかねません。
民主化へ向けて必要なステップなのかもしれませんが、一部では強盗や略奪行為が行われているとの報道もあり、エジプトの事態が早期に収束することを強く祈ります。

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Posted by水瀬ケンイチ