「夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法」(花輪陽子著)は夫の小遣いを増やすべきと主張!?

「夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法」(花輪陽子著)を読みました。
本書は基本的に、とても分かりやすい「家計見直しのすすめ」ですが、夫の小遣いを増やすことを強くすすめています。世の旦那さんたちが見たら大喜びしそうなお話ですが、その背景にはしっかりとした経済的理由があることが分かります。

夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法
花輪 陽子

大和書房 2011-02-26
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まず、カラフルな装丁が目をひきます。そして1ページ目から4コマ漫画で始まります。
中身にもあちこちに4コマ漫画や図解がちりばめられていて、とても気軽に読めます。
(余談ですが、自分の旦那が書いた本さえ読んでくれない水瀬の相方が、4コマに誘われて本書は読んでいました^^;)
しかし、ポップな見た目とは裏腹に、内容はしっかりしています。

意外に骨太で、世の節約本よりも大胆な提案がなされています。
1円でも安い食材を買ったり、風呂の湯量を少なめにしたりするなど、小さな節約はしなくていいと言い切っています。そのかわりに、4大固定費(それが何かは読んでみて)をばっさり落とすだけでよいとしています。

逆に、殆どの妻が1000円でも減らしたいと思っている「夫の小遣い」は、むしろ増やすべきだと主張しています。
えっ?と思われるかたもいらっしゃると思いますが、日本は世界的に見ても家計に占める小遣いの比率が低過ぎるというデータとともに、例えば年収400万円でも生涯賃金は3億円の夫こそ最大の「資産」であり、この人的資本を拡大させるためには小遣いをケチってはいけないという考え方が紹介されています。
そして、小遣いを含め、人生を変える前向きなお金の使い方をいくつか提案してくれています(それが何かは読んでみて)。

後ろの方では、資産運用についても少しふれられています。
そこでは、具体的実践法として「ほったらかし投資術」(山崎元・水瀬ケンイチ著)が紹介されていて、花輪氏もこの方法を実践していると書かれていました。

本書は、メリハリの効いた家計見直しの方法と前向きなお金の使い方を、とても分かりやすく伝えています。
お小遣い制を採っている旦那さんは、本書をさりげなくリビングに置いておくと、もしかしたらいいことがあるかもしれませんよ。
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コメント

ありがとうございます。

水瀬さん、

とても嬉しい書評をお書き下さりありがとうございます。

奥様にもお読みいただけ嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

何故、高い商品を買う時、気が大きくなるのか?

記事を読んで、以下の様な(よくある)行動経済学ネタを思い出しました。

・前提条件
  A店は、家の近所にある
  B店は、A店より家から遠い場所にある

・A店で売っている200円の商品が、B店で00円で売っている場合
  →「やったー、半額だ(値引率50%)」と、B店へ買い物に行く。

・A店で売っている50,000円の商品が、B店で49,900円で売っている場合、100円安いB店へ買い物に行く。
  →「べつに100円ぐらい安くても、誤差の範囲内だし(値引率0.2%)」と、A店へ買い物に行く。

※何故、同じ100円得するのに、値引き前の商品価格が低い(200円)場合と高い場合(50,000円)とで行動パターンが替わるのか?
 →それぞれ、値引き前の商品価格にアンカリングされている為、不合理な行動を取ってしまう

※これを逆用すれば、同じ金額を節約するのでも、支出額の多いものから、節約した方が心理的な負担も少ないのかも知れないですね。

>花輪陽子さん

著者様直々にコメントをいただきありがとうございます。
前著ともども相方が読んだのにはびっくりしました。
分かりやすいということだと思います。
今後ますますのご活躍を祈念しております。


>hinoさん

そうですね。
資金の投入あるいは節約に着手するべき順番は、金額の大きさから、人的資本→不動産→保険or資産運用という感じでしょうか。

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