「いつかは経済自由人!」第2回も良記事。でも気になることが…

日経電子版で田村正之氏が執筆している新コラム「いつかは経済自由人!」の第2回目が掲載されていました。

日経電子版 > マネー > コラム
「失われた20年」に8割増の投資法とは (5/2)
(大人の事情で直リンクができません。申し訳ありませんが上記リンクを辿ってください^^;)

今回も良記事です。
難しい話をすると寝てしまうハナちゃんとのやりとりの中で、国際分散投資の良さをデータを交えて伝えています。
ポイントを勝手にまとめると以下のとおり。

・公的年金は、成績が悪い時だけ国会等で非難されがちだが、国際分散投資で資産を増やしている
(水瀬注:国会だけでなくメディアにも同じ傾向があるように思いますが…)
・分散していれば単年度でも下がらないというのは誤解であり過剰期待
・アクティブ型投信は、高いコストを補えず長期では市場平均を下回る比率が高い
・ファンドの成績は、69%が資産配分で決まり、銘柄選択や売買タイミングは残り約3割に過ぎない
・『100マイナス自分の年齢』が株の比率という簡便法。但し人により状況は違うから自分なりに考える
・金融の世界ではリスクは危険ではなく、期待しているリターンに対するブレの指標
・資産配分→商品選びという順番が正しい。逆の人が多い

国際分散投資の要諦とよくある誤解が、きれいにまとまっていると思います。
ところで……

どうでもいい話ですが、ハナちゃんのイラスト、なんか違和感ありませんか?
バーチャルなキャラクターという設定にしては、いまいちマンガっぽくないというか妙にリアルっぽいところがあるように思います。
まるで誰かに似せて書かれた似顔絵のような…。

そこでハタと気づきました。
これは、私の知っている某女性投資家に似ている!?
しかもそのかたの名前も「ハナ」さんです。
きっとこれは田村さんの策略で、コラムの最終回では、

田村氏「実は、バーチャルキャラクターのハナちゃんは実在の投資家です」
読者達「な、なんだって!?」
田村氏「それではハナさん最後にひと言どうぞ」
ハナ氏「も~私は人が話している最中に寝たりしませんよ。でも勉強になりました!」

みたいなサプライズ展開を狙っているに違いない?
……どうでもいい妄想、失礼しました(^^;;
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コメント

年金運用は特に

よくある誤解など、綺麗にまとまっていますね。
特に、年金の運用についてはもっとみんなに知ってほしいです。
(将来の老齢年金の一部が株式・債券で運用されていることとか、払う側と受け取る側の人口比率による年金の問題と運用の話を切り分けずに「ダメ」と言っている人がいますので...)

>ファンドの成績は、69%が資産配分で決まり、銘柄選択や売買タイミングは残り約3割に過ぎない

これは7割なんですね。9割だったり8割だったり、各所で見かけましたが、「大半を決める」という意図なのでしょうか。。。

ハナちゃんとの会話部分を読んでると、田村さんもノリノリで書いてる様子が伝わって来て、楽しかったのですが、そんなサプライズが用意されていたとはw

水瀬さんの推理、深いです。

>PETさん

(1)検証データの違いやリターンの期間の違い
(2)勘違い
これが数字の違いの原因のようです。

日経新聞で紹介されている小松原さんの検証はこちらです。
http://www.ibbotson.co.jp/knowledge_center/research/2008tkaa.pdf


(1)検証データの違いやリターンの期間の違い
従来の8割や9割という話は上記レポートで言うところの「リターンの時系列変動に関する説明力」であり、これはブリンソン(1986年)やイボットソン(2000年)などで掲げられている数字です。小松原さんのレポート中でも説明があります。

これらの研究での数字の違いは採用するデータの期間や評価したいリターンを月次とするか四半期とするかなどによって数字が違います。(小松原さんの検証では89.9%)


(2)勘違い
日経新聞では69%となっているのは、実は上の8割やら9割やら89.9%という数字が「リターンの時系列変動に関する説明力」であり、「ファンド間のリターン格差に関する説明力」ではないということです。
「ファンド間のリターン格差」への影響はイボットソンの研究では40%、年金企業連合会の検証では15%ということです。

ところが、イボットソンが指摘しているように世間では一部で「リターンの時系列変動に関する説明力」の80%や90%という数字を「ファンド間のリターン格差」かのように勘違して使用されているケースがあります。


ですので、アセットアロケーションの影響は以下のようになるようです。
・ファンド間(投資家)のリターンの違いについては15%~70%
・リターンの時系列変動の違いについては80%~


(水瀬さん、 長々とスミマセン)

>PETさん

ブリンソンレポートについては、ファンドの海さんで徹底検証されていますので、ぜひ見てみることをオススメします。
http://www.fund-no-umi.com/blog/cat4503335/index.html


>hinoさん

あれは妄想ですので気にしないでくださいw


>吊られた男さん

時系列変動要因の80%なんですね。
小松原レポートは必見のようです。

ご紹介いただきありがとうございます。

さすが皆様、本当にお詳しいですね。
決定要因の違いについては
吊られた男さんのご説明通りだと思います。
ちょっと捕捉させていただくと、

イボットソンさんのデータでは
①時系列で見た変動要因の説明力
(例のブリンソン調査と同様の概念で、
ファンドのリターンと、ファンドのベンチマークとのリターンの差
っていうか、回帰分析での決定係数=Rスクエア)
米国……81%
日本……90%

②ファンド間の格差
(こっちの方が、僕的には一般の感覚に合っていると思います)
米国……40%
日本……69%(記事ではこの数字を使用)

なのだそうです。
(日本の調査は小松原さん)
日米の違いも興味深いですね。特にファンド間格差。

PS
ハナちゃんは残念ながら完全バーチャルです(笑

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