W君 アフターストーリー

水瀬ケンイチ

当ブログの昔からの読者のかたなら、「W君」の伝説の数々をご存知のかたもいらっしゃると思います。

最後にW君のことをブログに書いたのは、たぶん2007年のこの記事この記事だと思います。
しばらく彼についてブログに書いていなかったところ、読者のかたからポツポツと、「W君は金融危機を乗り切れたのでしょうか?」「W君のその後が気になるので近況報告を!」というご要望をいただいておりました。

今回、W君の許可を得たので、彼のその後のことを少し書いてみようと思います。



当時、彼は専業の株式投資と東京に飽き、資産のほぼ全てを使い「最後っ屁」と言いながら、何か月もかけて日本全国を行脚して回っていました。
ある夢を追いかけている彼にとって、いろいろな土地での様々な人々との出会いには、得るものが大きかったのだろうと推測しています。
行く先々でこっそりブログを更新しているのを私は追いかけていました。

そして、資産が底をついたところで日本全国行脚の旅は終了し、彼は某IT企業の社員として働きはじめました。
「そりゃそうだろう」と思っていたら、彼は一定の貯金ができると、さくっと会社を辞めました。
聞けば、元々ずっと働く気はなかったとのこと。
その後は、フリーダムな日々を送っていました。

今年に入って、あるきっかけでうちにW君を招いて飲む機会がありました。
ぐいぐい飲みながら、私が本を書いたことを告げると、「印税はどういう契約になってるの?」という話になりました。「正直よく分からん」と答えると、その辺にも詳しい彼が「じゃあ契約書を見てみよう」と言い、契約書を引っ張り出してきて1行1行しっかり読みあわせ、彼曰く「まあ普通だな」、私は「なるほどそういう契約だったのか」と納得しました。お恥ずかしい話、私はその時初めて印税の正確な契約内容を知りました。
彼は単なる無職男ではなく、訳あってメディア関係の実務にも精通しているのです。

話を聞いていると、彼は彼でいろいろな経験を積みながら、夢の実現に向けていろいろ試行錯誤しているようでした。
「ようでした」というのは、私は自宅という安心感からかついつい飲みすぎてしまい、話の後半の記憶がないからです(おい!!)
私も青臭い将来の夢みたいなものを語ったような気がします。自信はありませんが。

本来であれば、せっかくの機会だったので、「株式投資は続けているの?」「どんなやり方で生活費を捻出しているの?」「そもそも今働いているの?」など、いろいろ聞きたいことはあったのですが、いや、聞いたのかもしれませんが、すべては闇の中です(笑)

また、W君に会う機会がありましたら、本人の許可のもと、ご報告したいと思います。
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Posted by水瀬ケンイチ