初音ミクがえらいことに

水瀬ケンイチ

いわゆる「ボーカロイド」の初音ミクがえらいことになっているようです。
(投資とは関係ない雑談です。ご興味があるかただけご覧ください)



初音ミクとは、音声合成DTMソフトウェアで、要するに歌うソフトウェアだったのですが、それを使って市井の作曲家たちがオリジナル曲を作り初音ミクに歌わせ、それをニコニコ動画などの動画共有サイトで発表することで、作曲家、作詞家、イラストレーター、アニメーションを作る人など同士のコラボが起こり、プロ顔負けの名曲と素晴らしい動画が続々ネットにアップされている状態になっています。

ただ、元々私は初音ミクそのものよりも、市井の天才たちによる「コラボ現象」に強く心を動かされていました。
3年前のブログ記事では、初音ミクの曲を実際に「歌い手」と呼ばれる人たちが歌って、そのレベルがすごいことになっている状況を書きました。
<関連記事>
2008/06/29 総表現社会の第二章に現れた天才
2008/11/11 総表現社会に現れた天才 (その2) 国際編

正直、私は初音ミクそのものについては「いいけど、しょせん二次元だからなぁ」なんて舐めていました。
そしたら先日、ツイッターで教えられて、すごい映像を見てしまいました。



上記関連記事で歌和サクラさんがカバーしていた「ストロボナイツ」を初音ミクが歌っているのですが、なんと3Dになってライブハウスに登場し、生バンドを従えて観客といっしょに盛り上がっている映像でした。
ちょっと待て、いつの間にこんなに進化していたんだ!?
その動きや表情は、昔見たフラッシュ動画とは全く別物のレベルになっていました。
あたかも初音ミクがステージ上にいるように見えます。

次の曲は「スピカ」という曲です。



これも私の好きな曲でしたが、ライブ映像を見て目が飛び出しました。
なに、このミクとバンドと観客の一体感!?
後半にドカーンと爆発する演出は、まるでプロのアーティストみたいじゃん。

YouTubeのコメント欄には外国人からの驚き(と戸惑いw)のコメントがたくさんついています。
「外国にもマニアっているもんだなぁ…」などと感慨深く思っていたら……既に現実は、その斜め上を行っていました。
なんと、米国トヨタのTVCMがこんなことになっていました。



おいおい、マニアどころかリアルの世界企業に進出しちゃってるよ!?
更に、7月にはロサンゼルスでライブが行なわれるそうです。

えらいことになっていますが、元はといえば、これらの楽曲(と初音ミクに歌わせるデータ)は、プロではなく市井のP(プロデューサー)たちによって作られています。
著名なPであるKz氏やRYO氏たちは、もはや市井ではなくプロの仕事(iTunesなどを通して世界にも)に進出しはじめています。

なんだか、すごいことになってきました。
これからの「総表現社会」がますます楽しみになってきました。
私もいち表現者の端くれとして、頑張ろうっと。
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Posted by水瀬ケンイチ