図書館を活用した乱読のすすめ

水瀬ケンイチ

私は今でこそインデックス投資をメインに投資をしていますが、最初は日本株の個別株投資でデイトレをやったりバリュー投資をしたり、いろいろやっていました。

その過程で、たくさんの本を読み漁りました。
投資を始めた頃、私は山梨県で働いていました。甲府市立図書館に通いつめ、投資関連の棚にある本は全部読んでしまいました。季節になると藤の花がきれいに咲いていたのを思い出します。

東京に戻ってきてからも、最寄の図書館の投資関連の棚は早々に読破し、隣接するいくつかの図書館の本もどんどん読破していきました。
そのうちに近所の図書館では読むものがなくなり、実際に行くにはかなり遠い同じ区内の図書館から取り寄せで投資関連本を読むようになりました。
そうこうしていると、ぼちぼち最寄の図書館にも新刊がはいるようになり、また片っ端から読み漁っています。

図書館を活用した投資本の乱読をしていて、良い点と悪い点が分かってきたような気がします。
それは……



まずは良い点から。

・広く浅く知識を得ることによって、自分と異なる考えの投資家の気持ちが分かる
・たまに思いもよらぬ無名の名著に出会える
・図書館の本は古いものも多いので、同じ著者でも年とともに意見が変わることがわかる
・なにより、お金がかからない

そして悪い点も併記。

・良くも悪くも同じような内容の本が多く、新たな知見にはなかなか出会えない
・たくさんの投資本を読みすぎて、何が正しいのか分からなくなることがある
・新しい本は予約しても手元に届くまで時間がかかってしまう
・一定確率で存在するいわゆる「糞本」に時間を費やしてしまった時のガッカリ感

といったところでしょうか。
良い面も悪い面もありますが、トータル的には図書館を活用した乱読は、「メリット>デメリット」だなと感じております。
おかげで、主要なチャート分析の基本やファンダメンタル分析の基本くらいは知ることができています。その上で、インデックス投資を選択する根拠にもなっています。

でも、最近は何かの知識を得ようとした時に、グーグルで検索して、ネット上の無料情報だけに頼る人が多くなってきているような気がします。
それはそれで効率はよいのかもしれませんが、自分がよいと思っている情報ばかりを目にすることになり、考えが一方向により偏ってしまうこともあるかもしれません。
自由時間との兼ね合いもあり、これは人によるとは思いますが。

たまには、乱読で自分の考えと真逆の考えに触れてみるのもいいかもしれませんよ。

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Posted by水瀬ケンイチ