リバランスの効果が高いのは月次?四半期次?年次?それとも乖離率?

水瀬ケンイチ

ニッセイ基礎研に、リバランスの方法についてのレポートが掲載されています。

ニッセイ年金ストラテジー 2011年08月号(vol.182)
リバランス方法に見直しの余地はあるか?

詳しくは上記レポートをご覧ください。
無理やり要点をまとめると、リバランスのルールとしては、定期的なリバランス、予め設定した乖離許容幅を超過した際にリバランスするといった方法があるが、上昇局面でも下落局面でも、短期のリバランスより年次のリバランスの方がパフォーマンスがよく、必ずしも政策アセットミックス(アセットアロケーション)により忠実なリバランス方法ほど優れているとは言えないとのこと。


リバランスタイミングによるパフォーマンスの差
(上記ニッセイ基礎研「ニッセイ年金ストラテジー 2011年08月号(vol.182)」より。※クリックで拡大)

データで見ると明らかですね。
ただ、データ期間が4年しかないのと、1年以上のリバランス期間がないのが惜しまれます。
しぶとい分散投資術―世界金融危機でわかった!」(田村正之著)では、1年よりも3年の方がパフォーマンスがよかったというデータが出ていました。

私個人は、リバランスは定期的に実施(年1回お正月に)していますが、アセットアロケーションが大きく変わっていなければリバランスしない年もあります。
多少のズレはあまり気にしません。

一方、毎月の積み立ての時から、所定のアセットアロケーションに近づけるよう、投資するアセットクラスと金額を調整している投資家さんもいるようです。
毎月アセットアロケーションを計算して、その差分に応じて投資商品を変えるという、その努力がすごいなぁと思うのと、レポートの中にも出てきたちょっとした「逆張り効果」がなくなっちゃうんじゃないかなぁ?という思いで見ています。

まぁアセットアロケーションや相場動向次第で、どうにでも変わる程度の差しかないのでしょうけど(^^;
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Posted by水瀬ケンイチ