「金融リテラシー講座」がいろんな意味で勉強になる

月刊「投資信託事情」の連載の一部がPDFで読めます。その中にたいへん興味深い連載コラムがありました。

投信まとなび 投資信託事情
金融リテラシー講座[第1回~第8回](岡田 正樹)

金融リテラシーについてのコラムの第1回から第8回までが、1本のPDFファイルにまとまっています。
その内容は、

第1回 リテラシーの低い毎月分配ファンド購入者
第2回 投資信託の基本は理解されているのか?
第3回 「投資」に成功する人は、どんな人?
第4回 「投資」をする富裕層の発見法、教えます!
第5回 日本は「投資立国」。お金がお金を稼ぐ時代に
第6回 震災後、円安トレンドへ。外貨建て投資は得か?損か?
第7回 「投資」は「人生」に似ている。積極的なリーダータイプが成功
第8回 リテラシーの低い女性の方が投資に成功するワケ

となっています。
盛りだくさんに見えますが、ひとつのコラムが2ページほどなので、気軽に一気に読めます。
データをふんだんに使って、説得力がある内容になっています。

ただ、コラムが書かれた時期が現在の相場環境と違うので、震災後の円安トレンドを予想しているなど、一部現実に則していない部分はあります。
しかし、投資家の実態等普遍的なテーマに関しては、金融リテラシーが低いかたには勉強になるし、リテラシーが高いかたでもギクっとさせられるであろう話があったりして面白いです。

ところで、この連載コラムの筆者が所属している「金融リテラシー研究所」というものの存在を初めて知りました。
WEBサイトによると、「金融商品を販売する金融機関に対して、顧客のリテラシーレベルに応じた新しい販売手法を提案することを目的としたシンクタンク」だそうです。
投資家の心理を見透かされているようで、なんかムズムズしたのはそういうわけなのですね。

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉もあります。
金融商品の販売側が投資家側をどう見ているのかが分かるので、ご興味があるかたは、ぜひ読んでみてください。
そして、投資家側として学べるところは素直に学び、販売側向けの部分は、セールスから自分の身を守るのにお役立てください。
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コメント

毎月分配型投信って円高助長ファンド?

読んでみて興味がある所を書いてみます。
第5回 日本は「投資立国」。お金がお金を稼ぐ時代に
現在は経常黒字の大半を所得収支が占めるようになりました。
毎月分配型、通貨選択型投信で利子、配当部分などは所得収支にカウントされるのならば、長期円高製造ファンドである毎月分配型、通貨選択型投信に投資している人たちは墓穴を掘っている事にも繋がります。
確かグロソブが5兆円規模の純資産額にもなるのに、円安にならない・・・なんてぼやいていた人もいましたが、これは意外にも隠れた円高要因?
でも、今の若者は資産を持っていないので、いずれは資産の取り崩しが起きて経常収支は赤字化するかも知れないです。
つまり、円安トレンドに傾いた時には日本人は資産を持っていないので、意味がないかも知れないです。

毎月分配型もあくどいなと思いますが、先日、とある証券会社の広告で、行動経済学(認知心理学?だったかな?)を応用した商品です!というのを見て、投資家を舐めているというか、ある意味斜め上を行ってるというか、なんだかこちらが情けなくなりました。

なんとか情報格差を無くして、個人投資家がもっと賢くならなければ!と思います。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

>タカちゃんさん

うーん、円高助長ファンドとまで言えるかどうか…。
どうでしょうね?(^^;


>しゃかりきさん

正直というかなんというか、専門用語を出せば箔がつくとでも思っているのでしょうか…orz

読んでは見たものの…

リンク先のPDFを読んでは見たものの、確かにアンケート結果として数字は沢山出てくるのですが、そこから何か有用な結論を導き出しているのかといえば、そうでも無いような…。

それから、金融機関(販売側)向けの資料の為か、販売サイドに迎合するような論調が、正直少し鼻に付くような…。

一通り読んでみて、各回に対する個人的な感想は以下の通りです。


第1回 リテラシーの低い毎月分配ファンド購入者
 「投資家のリテラシー教育は急務」と自社(金融リテラシー研究所)アピール

第2回 投資信託の基本は理解されているのか?
 「金融リテラシーが高い人の方が投資リターンが低い」と自社の存在意義を否定!?

第3回 「投資」に成功する人は、どんな人?
 「運用の一任勘定(ラップ・サービス)や変額年金を利用する人が投資で成功する」と金融機関に都合の良い話を展開

第4回 「投資」をする富裕層の発見法、教えます!
 金融機関としては、顧客獲得の為に是非知りたい情報ですね。その発見法とは「預貯金額が多く、金投資や変額年金保険に興味があり、将来の年金に不安があり、株式投資をしている友人・知人が3人以上いる」との事。うーん、客にそんなに根掘り葉掘り聞く訳にはいかないから、この方法は使えないんじゃないかな。。

第5回 日本は「投資立国」。お金がお金を稼ぐ時代に
 「「投資立国」の日本で投資に成功する人はお金に働いてもらいたいと考えており、その働き方のアドバイスを求めている。一方、失敗する人はお金をケチケチ使いながら儲けた友人をうらやむ傾向が強い。」との事。コスト意識の高い投資家(=金融機関に取って儲けが少ない)をこき下ろしている様に感じるのは気のせいかな。

第6回 震災後、円安トレンドへ。外貨建て投資は得か?損か?
 「円安トレンドが予想されるいま~」との予想は外れた模様。金融リテラシーが投資リターンに結びつかない事を自ら証明するハメに…。

第7回 「投資」は「人生」に似ている。積極的なリーダータイプが成功
 「投資で成功するには、金融リテラシーより、リーダー力が重要」との事。そんな何にでも当てはまる無難な事を言われても…。

第8回 リテラシーの低い女性の方が投資に成功するワケ
 「男性はネット取引で短期的な収益をねらう結果、投資に失敗しがちな半面、女性は銀行の窓口や友人などに相談しながら、老後の年金を含めて長期的な運用を心がけることで投資に成功する人が多い」との事。
女性が投資に成功した理由を、「金融機関へ相談した為」と、さり気なく金融機関の存在感をアピール。でも、実際は、女性の方が売買回数が少ない(=手数料コストが少ない)からだと思うけどな。

>hinoさん

そこは、金融機関が私たちのどういうところを狙っているのかを予め知るという方向で役に立たせるわけです。
hinoさんの反論は、これをご覧の読者の方々がセールスを受けた時の参考にもなると思います。

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