国内ETFと海外ETFの比較記事に欠けている重大なポイント

ダイヤモンド・オンラインに、「国内ETF VS 海外ETF」という記事が出ていました。

ダイヤモンド・オンライン ダイヤモンドZAi 注目記事!
2011年9月1日 国内ETF VS 海外ETF

記事では、コスト・指数との連動性・取引時間について比較し、どちらかというと海外ETFに軍配を上げているトーンで書かれています。
概ね同感であり、実際に私も海外ETFをメインに据えて運用をしています。

しかし、記事の比較項目には重大なポイントが抜けているように思います。
それは、「特定口座に入れられるかどうか」です。

ご承知のとおり、ネット証券の海外ETFは特定口座に入れられません。
購入する時には負荷がないのですが、いざ売却するとなると、確定申告での面倒な税務処理が発生します。
更に、特定口座に入れられないことによって、国民健康保険のかたは、売却益のせいで保険料が上がってしまう場合があるということも重大なポイントです。
これは海外ETFの大きなデメリットです。

私は何年も前から、ネット証券に対して海外ETFの特定口座対応を要望し続けています。
しかし、対応の意向はあるようですが、一向に改善されません。

2009/07/05 海外ETF投資に残る大きな課題
2009/10/05 海外ETF投資の敷居を下げるもの
2009/12/21 楽天証券が海外ETFの特定口座対応の方向で検討

要望メールを何度も出していますし、意見交換会の機会などを捉えて、直接要望しています。
今後も、粘り強く、要望を続けたいと思います。

海外ETFの特定口座対応にご賛同されるかたは、直接、証券会社(楽天証券・マネックス証券・SBI証券)に要望を出しましょう!
こういうのは数が大切ですから。

<関連記事>
2011/07/30 インデックスファンド、国内ETF、海外ETFの比較
関連記事


  





コメント

出口戦略は大事

解約払い出しもある種の出口戦略ですよね。国の金融政策の出口戦略と同様に、(バーナンキさんや白川さんとは比較にならないにしても)個人としても無関心ではいられません。余程の奇人・ヒマ人・税務専門家でないと、あの申告手続きは面倒すぎてとてもやってられませんから。

以前にネット証券に「なぜ特定口座に入れられないのか」を訊いたら、「意見として聞いておく」との紋切り口上の回答でした。顧客の要求に応えないのは、やはりシステムのコスト負担に耐えられないのかな、それにしてもあれほど膨大な海外ETFを扱うほどだからこの方面の拡大のためには①手数料の引き下げと②申告手続きの簡素化は国内ETFと同レベルには揃えるべき課題だろうにと歯ぎしりしたことでした。

やはり、言われるままでなく取引顧客としての要求は大事なので声を出していきますが、さらに一歩突っ込む有効な策はないもんでしょうか。

いつも有意義な記事をありがとうございます。

「海外ETFの特定口座対応」はまさしくその通りだと思います。

個人で投資している人の役に立つサービスに要望を出してゆくことは大切だと思います。私も要望を出します!

証券会社の収益には直接結びつかないので後回しにされそうですし・・・

ほんと大事なポイントありがとうございます!

僕もネット証券の特定口座対応を心待ちにしていますが、なかなか実現されませんね。
国内ETFでも、一般口座にしか入れれないETFもあるので、それはそれでややこしかったり…


はじめましてkaoruといいます。

知人から噂には聞いていましたが、すごいブログですね!熟読させていただきました。(コメントされている方々のレベルも相当高い!)

今回の記事もズバリの指摘ですね(関心しきりです)ある意味、もっとも重要な部分の問題提起だと思います。

投資が一般の方々に広がっていく為には、こういった問題をクリアしていくことが大切だと思います。

特定口座にしてほしいですよね。
みんなで小さな声をだし続けることが大事なんでしょうね。

まったく同感です、SBIにいたってはMMF問題(雑所得)までありますし。販売を進めるのも大事ですが、投資家にとって望ましい制度を求めてます。

特定口座なら取引書類をあつめる必要もないですし、なんとかして欲しいですね。

こんにちは。いつもこちらで情報収集させてもらっています。

何年も前に勢いで買い付けた海外ETFを持っていますが、特定口座の件に
ついてはリタイア後の資産取り崩しの際の税金や国民健康保険のことが
今から気になっています。(だいぶ先のことですが)

リタイア後のことに関して言えば、リーマンショックのような市場の
落ち込みの影響を受けずに資産を現金化する方法が無いかというのが、
ここのところの個人的な悩みです。なかなかうまい方法が見つけられて
ないですが。

現在の資産形成については、手数料のことを考えると今後も投資信託
よりETFを選択したいのですが、国内ETFには基準価格との乖離の問題
があり、海外ETFには特定口座の問題があり、悩ましいところです。
投資信託の手数料の低減を含め、あと一段投資環境が良くなればと
思います。

マネックス証券の松本社長が個人投資家向けのオンライン説明会の
質問で数年後(具体的な年数言っていましたが忘れました^^;
には対応すると 言っていましたよ

海外ETFは注目しながらも面倒で買っていなかったのですが、たしかに「海外ETFが特定口座に対応していないこと」は一番の問題ですね。
今までも証券会社に要望を出していたので、本件要望も追加して出しておきます。

#先日は飲み会ご招待いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

マネックス

マネックスの懇親会や株主総会で事あるごとに要求を
直接松本大さんに伝えてきました。

なんとか数年先には考えてもらえそうな雰囲気です。

一つのところがしてくれれば他も・・・と思っているのですが
いかがでしょうか?

はじめまして。
いつも勉強させていただいております。
差し支えなければひとつ質問させてください。
投資資金は水瀬さんのみの名義で実践されているのでしょうか?
それとも奥様名義でも分けてらっしゃるのか。
損益通算のしやすさのみを考えれば水瀬さん単独名義の方が良いような気もしますが、贈与税の問題なども絡んできそうです。
また、まだ小さな子供がいるのですが、心情的には子供名意義で積み立てたいとも思うのですが、私の名義で積み立てて置いた方が融通がきくのではないかとも思います。

もし何か水瀬さんなりのお考えをお持ちであれば結構です。
一言アドバイスいただければと思います。

>アラsixtyさん

要望に対して一度や二度くらいつれない対応をされたからといって凹んでいては前に進めません。
今までもそうしてきたように、これからも粘り強く要望していくことだと思っています。
顧客の要望に対して企業が動くのは「数」の裏付けがある案件だと思います。


>ishipponさん

ぜひ、「大手証券では何年も前から対応しているので可能なはずです」と書いてみてください。


>かえるさん

そうですね。
国内ETFの中にも特定口座に入れられないものがありますよね。
今度まとめて記事にしてみようかなぁ。


>相談員kaoruさん

ありがとうございます。
しがない個人ブログですが、よろしければ今後も見てやってください。


>saru999さん

はい。こういうのは「数」が大切だと思います。
ぜひ直接要望を!


>ノアさん

SBI証券の外貨MMF課税問題も困ったものですよね。
ぜひ改善要望を出してみてください。


>natsuyasumiさん

リタイア後の運用に関しては、市場の影響を小さくするために債券比率を高めるというのが、よく言われるセオリーですね。

インデックスファンド、国内ETF、海外ETFにはそれぞれ一長一短あり、現時点では、各人の価値観に合う商品を選ぶしかないと思います。
一方で、将来を見据えて粘り強く改善要望を出していくことも大切だと思います。


>宮さん、木星さん

マネックスでも話が出ているようですね。
どこかがやれば、競争対抗上、追従は十分あり得ると思います。
というか、そうしないと顧客がどっと逃げていくでしょう。


>kenzさん

ぜひ要望を出してください!

#また飲みましょう。ご近所さんですし(^^)


>かめさん

投資資金はほぼすべて私の名義で運用しています。
妻も一応証券口座を持っており、自分の小遣いで少しだけ運用(放置?)しているようです。

なお、あとから検索等で記事を訪れる方々のため、記事内容に関係のないコメントはご遠慮いただいております。
次回からはご協力お願いいたします。

ネット証券の方も言われているように、やはり最大の障害はコストですかね。

我々投資家も、要望を上げ続けることと同時に「それだけのコストをかけると相応の見返りがあるぞ」ということを示して、証券会社に旨味があると思わせることが必要かもしれませんね。

先日、SBIに問合せました。残念ながら現時点、特定口座の予定はないとの回答でした。

あと、私の理解に誤りがあるかもしれませんが、米国ETFの配当にかかる税金の問題が気になってます。

米国で配当に対する10%の税率が、国内でも振込金額に対しても日本で10%税金がかかります。外国税額控除で戻した場合、売却損と通算しない限り、戻ってきた金額に応じて住民税が別途徴収されると理解してます。

私は売却をしない方針なので売却損と通算することはできず、幾分戻ってきても住民税が別途かかるならば、あまり意味がないのかなぁと思ってます。。。

そうした場合、例えば、配当が2%として

現地でその2%*0.1 => 0.2%
日本で1.8%(2-0.2) * 0.1 => 0.18%

とすると、バンガードのVTIを購入した場合、現地の10%は無視するとしても元の信託報酬0.07%に0.18%を加えた0.25%が信託報酬と理解し、これと日本の信託報酬の比較になるのではないかと思ってます。

以上が私の理解なのですが、もし間違っていたらどなたかご訂正いただけると助かります。

実際の試し取引での結果は・・・

2011/09/07付、「検討中」さんの記事で、
>米国で配当に対する10%の税率が、国内でも振込金額に対しても日本で10%税金がかかります。
「検討中」さんの「外国税率10%」が、私の実情との大きな差異なので、報告します。

いま、手元の「SPDR S&P500 ETF "SPY"」2011年6月期分配金計算書」に依ると、
外国税率30%+国内税率(7+3%)かかっています。
その結果、私なりの計算では、0.3%の手取り利回り(買付手数料、国内外税金込。売却時の手数料含まず)です。

目下のところ、試し段階なので取引最小単位レベルの少額取引ゆえ売買手数料が割高だし、絶対額は目くじらたてるほどではないけど、本格運用に際しては

①売買手数料
②国内外の税金(本題の特定口座はこの内の国内の納税処理・損益通算に関連)
③為替レート
④口座管理料(有料の証券会社もある)
⑤信託報酬も研究課題か
⑥金銭以外の手間暇、精神衛生面の負担

のトータル計算を視野に入れなければならないと考えています。
「海外ETFも特定口座に」のテーマから逸脱するかもわかりませんが、ご参考になれば幸甚です。

注意点

>アラsixtyさん
それって東証上場SPYでは無いですか?
NYSE arca上場ならば米国源泉税は10%の筈です。
NYSEで買うと手数料は割高ですが、例えば僕の場合はDIAを持っていますが米国源泉税は10%です。

ミスはコンピューターか人か?海外ETFの分配金計算で。

>タカちゃんさま

ご指摘まことにありがとうございます。

証券会社の電子交付報告書と払出担当の信託銀行の分配金払出書を仔細に照合精査しました。
取引は間違いなくNYSE上場の"SPY" で金額は $ と \ の併記になっていること、証券会社の電子報告書は「国外税率=10%」に対し 信託銀行交付の分配金計算書では「外国税率=30%」と表記されています。その結果、手取りの分配金が証券会社よりも信託銀行の言う金額が約10%少ないことが判明しました。(海外ETFの練習中なので、実金額は少額ゆえ
公表は勘弁してください。要は、本格的シフトへの判断材料で手間をかけてますので)

「税率10% vs 30% 」および「受取分配金も食い違いがある」のでは看過できません。
先のコメント投稿後に双方に電話とEメールで説明を求めましたが、「自分とこは間違っていない。相手方に照会してくれ」との水掛け論。コンピュータデータだからとあてにはできませんなぁ!オットトー、間違えるのは機械よりも人なのかな?

対比表(これがまた、矢鱈にメンドクサイ!)を作成して、先ずは証券会社の方に調査依頼するつもりです。
ご親切なアドバイスに重ねてお礼申し上げます。

事実誤認でお騒がせしました

タカちゃんさん>それって東証上場SPYでは無いですか?

ご指摘のとおりでした。
NYSE"SPY" をメインとしながら、一時期東証ETF"1557" にもチョッカイを出すも、この分配金は証券会社の口座受取にしておりませんでした。

そのために、"1557" の方がこのたび計算書とともに僅少額のゆうちょ銀行の振替証書が送られてきて、その文面の「海外税率=30%」に翻弄されました。

"SPY"の方は当たり前ですが、海外税率=10% の課税でした。

当商店街で騒ぎ立てましたこと、お詫び申し上げますとともに、東証、大証に上場の海外ETFの分配金は海外税率=30%と国内税率(7%+3%)の両方が源泉徴収されるらしい点(まだ最終確認には至らず)を報告して、30%の件は一旦幕引きにさせていただきます。

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