超変化球、「日経カバードコール指数上場投信」上場

水瀬ケンイチ

シンプレクスアセットマネジメントが、「日経カバードコール指数上場投信」を12月22日に東証に上場するそうです。

東京証券取引所 ETF・ETNニュース
12月22日(木)、新しいETFが上場します~シンプレクスAM「日経カバードコールETF」~

商品概要は以下のとおり。

日経カバードコール指数上場投信(1565)
 日経平均カバードコール・インデックス連動・信託報酬年率0.294%

日経カバードコール戦略とは、
「オプションを利用した代表的な投資手法の一つで、短期的に原資産(個別株や株価指数など)が大きく変動しないと予想される時に、原資産を買うと同時に、その原資産のコール・オプションを売ることで、オプションのプレミアム分だけ収益を底上げする手法です。値下がりリスクを受け取りプレミアム分だけ軽減できる一方で、原資産価格が予想より大きく上昇した場合は、収益が限定されてしまいます」
とのこと(上記パンフレットより)。



オプション取引の経験がないのであまり馴染みがありませんが、オプション取引では代表的な戦略のようです。
東証のWEBサイトにも図入りの説明があるので、ご参考まで。
http://www.tse.or.jp/rules/eqop/strategy/eop12.html

平時のリターン底上げに使えそうな気もしますが、最近のボラタイルな相場を見ていると、いつ使える日が来るのやらという気はします。
また、上記東証資料の説明を見てもいまいちよく分からないという場合は、「自分が理解できないものには投資しない」の原則に従った方がよいかもしれません。

なお、「ETF」を名乗っていますが、実際はETNのようにリンク債に投資する商品なので、リンク債発行体の信用リスクを負います。ご注意ください。

それにしても、個人投資家の資産形成のコアになる王道の商品は出揃ってきたとはいえ、こんな超変化球の前に、日本株式でいいからバリューインデックス、グロースインデックスに連動するETFを出してほしいと思うのは私だけでしょうか。
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Posted by水瀬ケンイチ