梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー、2011年の振り返り

水瀬ケンイチ

今日は大晦日。
年の最後に気を引き締めて、2011年の振り返りをしたいと思います。



例年、年末になると「今年は激動の一年でした」という振り返りがなされますが、2011年ほど「激動」という言葉が相応しい年はないのではないかと思います。
言うまでもなく、日本が「千年に一度」と言われる未曾有の大震災に見舞われたからです。

大地震、巨大津波、原発事故、これでもかこれでもかと畳み掛けられる災厄に、言葉を失いました。
この世の終わりとはこういうものなのかと絶望しました。

しかし一方で、未曾有の大震災の中でも助け合い、秩序正しく行動する日本人に対して、世界中から驚きとともに賞賛の声が寄せられました。
間髪をいれず全国から自衛隊や消防、警察等が集結して事態の収集に当たり、米軍は“Operation Tomodachi”の名の元で救援活動を展開、世界中から物資や義援金という形で援助の手が差し伸べられました。
経済界でも、日本企業は予想を遥かに上回る早さでインフラやサプライチェーンを復旧させ、今なお前進し続けようとしています。

その過程で私は、自分たちにできることは何か夫婦で話し合いました。
逡巡の末、「こんな時だからこそ、被災地以外の人は普段どおりに行動する(働いて消費・投資する)」ことにしました。
それにより、停滞しているお金が回りだし経済が活性化し、被災地復興の原動力になると考えました。
当然のことながら、不謹慎だというご批判も受けましたがそれは受けとめて、仕事でも生活でもブログでも、「自粛」はせずになるべく普段どおりに行動することを心がけました。

現在、被災地の復興はまだまだこれからという状況です。
原発事故も予断を許さない状態が続いています。
相変わらず政治は頼りなく、世界経済も欧州債務危機等で正念場を迎えています。
今年は厳しい一年だったし、それは今後もしばらく続きそうです。

来年も、思考停止ではなくいろいろ考えながらも、普段どおりに行動(働いて、消費して、投資する)したいと思います。
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Posted by水瀬ケンイチ