「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」はこのファンド!
水瀬ケンイチ
昨夜、2012年1月7日、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」が発表になりました。
栄えある「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」は、「CMAM外国株式インデックスe」(中央三井アセットマネジメント)でした!
受賞した中央三井アセットマネジメント(CMAM)の小林氏は、「昨年はSTAMが受賞、今年はCMAMが受賞、そして今年CMAMとSTAMは合併するので、来年は3連覇を目指します!」と力強い挨拶。会場からは拍手が贈られていました。
投信ブロガーたちが「CMAM外国株式インデックスe」のどこを評価したのか、後でブログをチェックしてみないと分かりませんが、おそらく、インデックスファンド外国株式クラス最安値の信託報酬(年率0.525%)が評価されたのだと思います。
CMAM小林氏の挨拶のとおり、CMAMとSTAMが合併するなら、インデックスファンドも併合してみてはどうでしょうか。
まだ日本では投資信託の併合例はありませんが、米国では投資信託の併合は盛んに行われています。
純資産額が倍増し、「規模の経済」が働けば、さらなる信託報酬の低減も夢ではないと思います。
ともあれ、見事アワードを獲得した中央三井アセットマネジメントさん、おめでとうございます!
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」の入賞ファンドTOP10は以下のとおりでした。
1位 CMAM外国株式インデックスe (中央三井アセットマネジメント)
2位 結い2101 (鎌倉投信)
3位 eMAXIS新興国株式インデックス (三菱UFJ投信)
4位 ひふみ投信 (レオス・キャピタルワークス)
5位 ニッセイ日経225インデックス (ニッセイアセットマネジメント)
6位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT) (バンガード)
7位 バンガード・MSCI・エマージング・マーケットETF (VWO) (バンガード)
8位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド (セゾン投信)
9位 STAMグローバル株式インデックス (住信アセットマネジメント)
10位 eMAXIS全世界株式インデックス (三菱UFJ投信)
1位以外で特徴的だったのは、2位と4位という上位に、アクティブファンドが入ってきたことです。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」はインデックスファンド・オブザイヤーではありません(たまに勘違いなさっているかたがいらっしゃいますが…^^;)。今後も、切磋琢磨を勝ち抜いた元気のいいアクティブファンドが出てくることでしょう。
ぜひ継続的に入賞できるように頑張ってほしいです。
インデックスファンド・ETFも、更なるコストの低減やバリューインデックス連動ファンドの登場などの革新を期待します。
こちらも頑張ってほしいと思います。
そして、「自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というこのアワードも、毎年継続してほしいですね。
もちろん、私も協力は惜しみません。
なにはともあれ、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」に入賞されたすべてのファンドと運用会社さん、おめでとうございます!

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011授賞式の様子。写真は第3位eMAXIS新興国株式インデックスの時かな?
<追記> 2012/01/09
公式サイトに受賞ファンドの情報がアップされました。各投信ブロガーの選定理由も書かれています。
http://www.fundoftheyear.jp/2011/
栄えある「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」は、「CMAM外国株式インデックスe」(中央三井アセットマネジメント)でした!
受賞した中央三井アセットマネジメント(CMAM)の小林氏は、「昨年はSTAMが受賞、今年はCMAMが受賞、そして今年CMAMとSTAMは合併するので、来年は3連覇を目指します!」と力強い挨拶。会場からは拍手が贈られていました。
投信ブロガーたちが「CMAM外国株式インデックスe」のどこを評価したのか、後でブログをチェックしてみないと分かりませんが、おそらく、インデックスファンド外国株式クラス最安値の信託報酬(年率0.525%)が評価されたのだと思います。
CMAM小林氏の挨拶のとおり、CMAMとSTAMが合併するなら、インデックスファンドも併合してみてはどうでしょうか。
まだ日本では投資信託の併合例はありませんが、米国では投資信託の併合は盛んに行われています。
純資産額が倍増し、「規模の経済」が働けば、さらなる信託報酬の低減も夢ではないと思います。
ともあれ、見事アワードを獲得した中央三井アセットマネジメントさん、おめでとうございます!
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」の入賞ファンドTOP10は以下のとおりでした。



4位 ひふみ投信 (レオス・キャピタルワークス)
5位 ニッセイ日経225インデックス (ニッセイアセットマネジメント)
6位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT) (バンガード)
7位 バンガード・MSCI・エマージング・マーケットETF (VWO) (バンガード)
8位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド (セゾン投信)
9位 STAMグローバル株式インデックス (住信アセットマネジメント)
10位 eMAXIS全世界株式インデックス (三菱UFJ投信)
1位以外で特徴的だったのは、2位と4位という上位に、アクティブファンドが入ってきたことです。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」はインデックスファンド・オブザイヤーではありません(たまに勘違いなさっているかたがいらっしゃいますが…^^;)。今後も、切磋琢磨を勝ち抜いた元気のいいアクティブファンドが出てくることでしょう。
ぜひ継続的に入賞できるように頑張ってほしいです。
インデックスファンド・ETFも、更なるコストの低減やバリューインデックス連動ファンドの登場などの革新を期待します。
こちらも頑張ってほしいと思います。
そして、「自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というこのアワードも、毎年継続してほしいですね。
もちろん、私も協力は惜しみません。
なにはともあれ、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」に入賞されたすべてのファンドと運用会社さん、おめでとうございます!

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011授賞式の様子。写真は第3位eMAXIS新興国株式インデックスの時かな?
<追記> 2012/01/09
公式サイトに受賞ファンドの情報がアップされました。各投信ブロガーの選定理由も書かれています。
http://www.fundoftheyear.jp/2011/
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